8月6日(日本時間)に開会されたリオオリンピック。日本は金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個と合計41個ものメダルを獲得し、史上最多獲得という大躍進でした。早いもので本日8月22日(日本時間)に閉会式を迎えました。閉会式は7:45〜11:00と、時間帯的に生中継を見るのが難しかった方も多いのではないでしょうか。

オリンピックの閉会式では引き継ぎ式として、次の開催都市への五輪旗の引き渡しと次期オリンピックのPRショーが行われるのが通例です。リオオリンピックの次に控えるのは、言うまでもなく2020年に行われる東京オリンピックです。その東京オリンピックのPRショーである「トーキョーショー」が最新映像技術とサプライズを活用し、非常にかっこいいと話題になっているのでご紹介します。

<海外での反応まとめ記事はこちら>

 

海外でも「すごい」と話題だったリオオリンピック閉幕式での「トーキョーショー」

次の東京オリンピックのプレゼンテーションが海外でも「印象的だった」と話題になっています。NHK NEWS WEBによれば、

次回の東京大会をアピールしたプレゼンテーションは、安倍総理大臣がゲームのキャラクターの「マリオ」にふんして登場して締めくくりました。
この演出について、アメリカのCNNテレビは「マリオの格好をした安倍総理大臣の登場は、閉会式の話題をさらいそうになった」と伝えました。
また、イギリスの公共放送BBCは「東京の印象的なショーが閉会式のハイライトだった」と報じました。このほか、ツイッター上には「これまで日本に行きたいと思ったことはなかったけれど、この演出を見て次のオリンピックの開会式に絶対行きたいと思った」とか、「4年後が待ち遠しい」などという英語での投稿が相次いでいます。―NHK WEB NEWS「リオ五輪閉会式 東京大会のプレゼンテーションが話題に」より引用

とのことで、そのプレゼンテーションの演出が話題になっています。

五輪旗受け取りは小池ゆりこ東京都知事

閉幕式では五輪旗(オリンピック旗)を次期開催都市に引き継ぐ「フラッグハンドオーバーセレモニー」があります。その受け取り手は次期開催都市である東京都知事に就任した小池ゆりこ氏。五輪旗は、次のオリンピックの開催までの間、次期開催都市が保管することになっています。

東日本大震災への支援の感謝の気持ちを人文字で表現

その後、東日本大震災の被災地の小中高生らが、「ありがとう」を意味する世界各国の言葉を人文字で表現。今大会の舞台となったブラジルをはじめ、五輪に参加した世界各国に感謝の気持ちを伝えます。

「TOKYO」の魅力をアピール

そして東京の観光名所などの魅力をバックにしたアスリートの姿が映しだされ、日本の魅力をPRします。締めの「WORMING UP! TOKYO 2020」のキャッチフレーズは「O(オー)」と「0(ゼロ)」は日の丸を模したデザイン。

閉幕式のサプライズゲストはマリオに扮した安倍晋三首相!

その後現れるのが引き続き日の丸を模した赤いボールです。これをリオに届けるために、日本を代表するスポーツ選手やアニメキャラクターがボールをパスしていき、最後に受け取るのが安倍晋三首相です。

車で移動中の安倍晋三首相は「このままではリオに間に合わない」と、「TOKYO」と書かれた赤い帽子を手に取ると、人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに変身します。渋谷はスクランブル交差点にドラえもんが「土管」用意。それをくぐって地球の裏側、リオに移動します。すると、実際の閉会式の会場に設置された土管から、マリオ扮する安倍晋三首相がサプライズゲストとして登場し、会場は大盛り上がりを見せます。

ご紹介した閉会式の模様はYouTubeのNHK公式チャンネルにて公開されていますので、是非ご確認下さい。

 

リオ五輪閉会式での安倍晋三首相のサプライズはニューヨーク・タイムズやデイリー・メールでも取り上げられる

ご紹介したリオ五輪閉会式でのPRショー「トーキョーショー」での安倍晋三のサプライズ出演はニューヨーク・タイムズでも「A Morning Surprise for Japan: Shinzo Abe as Super Mario」として取り上げられています。記事は、日本人によるTwitterでの反応を英語での翻訳付きで紹介するもの。

また、イギリスの大手メディア「デイリー・メール」でも「Japan upstages Brazil at the closing ceremony as their prime minister appears dressed as Super Mario in brilliant skit」にて海外でのTwitterの声を拾いつつ絶賛する記事が上がっています。

デイリー・メールで紹介されていたツイートでは

  • 「日本の首相がリオオリンピックの閉会式にマリオの格好で出てる。東京オリンピックの開会式が待ちきれないよ。」
  • 「日本の首相がマリオの格好で出てきたのは、この(リオ)オリンピックの最高の締めくくりだろうね。」
  • 「日本の首相がマリオの格好で出てくるなんて思ってもみなかった!」
  • 「日本の首相が土管からマリオの格好で出てきた!信じられない!ホントに東京オリンピックに行きたくなったよ!」

などの、今回のサプライズ演出を賞賛するものが数多くあります。

今回の閉会式で行われたPRのプランナーは、そうそうたるメンバー

今回のリオオリンピック閉会式が世界中でバズった(SNS上で話題になって拡散された)のも、そうそうたるプランナーメンバーを見ると納得です。それぞれをご紹介しましょう(敬称略)。

  • クリエイティブ スーパーバイザー:佐々木 宏
    • ソフトバンクの「白戸家シリーズ」を筆頭としたCM全般、サントリーのBOSSの「トミーリージョーンズシリーズ」など、数々のヒットCMを手掛ける
  • クリエイティブ スーパーバイザー+音楽監督:椎名 林檎
    • 日本の音楽業界をリードし、そのオリジナリティーあふれる音楽センスでソロ活動や「東京事変(注:2012年解散)」で活躍するシンガーソングライター
  • クリエイティブテクノロジスト:菅野 薫
    • 電通に所属し、Hondaのアプリ「RoadMovies」や、東京オリンピック招致最終プレゼンで紹介された「太田雄貴 Fencing Visualized」などを手掛ける
  • 総合演出+演舞振付:MIKIKO
    • 人気テクノポップグループ「Perfume」の振り付けやライブ演出を担当。その他、音楽監修の椎名 林檎のライブ演出や、様々なアーティストのPVやCMの振り付けを手掛ける

と、各界隈で著名なメンバーで構成されています。

 

まとめ:このリオオリンピック閉会式の熱気を東京オリンピックに活かせるか!?

リオ五輪はパラリンピックのプロモーションビデオ「We’re The Superhumans」も話題になるなど、映像やプロモーションに非常に力の入った開催となりました。

今回の閉幕式での「トーキョーショー」は、そのようなリオオリンピックの幕引きとして大成功だったのではないでしょうか。Twitterでも非常に好評でしたので、そのプロモーション効果には期待が出来ます。

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