http://www.forbes.com/より引用

http://www.forbes.com/より引用

オリンピックの閉会式では次の開催年がパフォーマンスをすることで知られていますが、リオオリンピックの閉会式で、日本はプロジェクションマッピング(※建物や物体、あるいは

空間などに対して映像を映し出す技術の総称 ※wikipediaより引用)や素晴らしいダンスパフォーマンス、幻想的な雰囲気の音響効果だけでなく、紹介映像の中に漫画やアニメ、ゲームのキャラクターが登場し、観客を楽しませました。しかし、その中で一番の驚きとなったのは、マリオに扮して土管から現れた安倍首相でしょう。

海外の様々なニュースサイトでは、どのような反応で受け止められていたのでしょうか?ポジティブなもの、ネガティブなものをまとめてみました。

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ポジティブな反応

米「USA TODAY」ではTwitterでの反応と中国の人民日報でさえ取り上げたことを報じる

[引用開始]

日本の内閣総理大臣である安倍晋三氏は、リオのオリンピック閉会式において任天堂の人気ゲームキャラクターであるスーパーマリオに扮し、2020年の東京オリンピックのプランを垣間見せた。東京オリンピックの主催者によると、スーパーマリオのアイディアはブレインストーミングの間に生まれたという。

Twitter上においては、オリンピック最終日の中、安倍首相は非常に人気者となっている。タカ派の日本人政治家を嫌う中国共産党の人民日報でもコメントは特に無いものの「日本首相の安倍晋三が空想のトンネルを通ってスーパーマリオの格好で現れた。」とツイートしている。

2020年のオリンピックの準備が進む中、主催者側は彼らが求めていた「クール!」「オーマイガッ!」「今すぐ東京に行きたい!」という数多くの声をTwitter上で得ている。

[引用終了]

※多くのポジティブなTweetがあるとしながら、中国の人民日報ですらTweetしているという紹介の仕方をしています。

<翻訳元>
http://www.usatoday.com/story/sports/olympics/2016/08/22/japanese-prime-minister-abe-wows-rio-finale-as-super-mario/89091392/

 

英「JOE.co.uk」では閉会式の安倍マリオ演出を賞賛

[引用開始]

リオオリンピックでは、ローラ・トロット、ウサイン・ボルト、モハメド・ファラーなどがメダルを獲得し、彼らはその素晴らしい持久力や努力を披露した。

しかし、最終日に1人の男がすべての賞賛をさらっていった。そして彼はアスリートですらないのだ。一般的に次回のホスト国は閉会式に参加するが、2008年の北京オリンピックの閉会式でロンドンバスに乗るデビット・ベッカムが、困惑した顔をしながらサッカーボールを蹴ったのを覚えている人もいるだろう。日本はリオオリンピックの閉会式で、遥かに良い演出をしたと言えるだろう。

[引用終了]

※閉会式で良い演出だったという論調です。

<翻訳元>
http://www.joe.co.uk/sport/japanese-pm-shinzo-abe-wins-rio-olympics-closing-ceremony-when-he-appears-dressed-as-super-mario/81020

 

英「The Telegraph」でもTwitterでの好反応を報じた

[引用開始]

日本の内閣総理大臣は配管工のマリオの格好で、赤いボールを手に持って現れた。矢継ぎ早の未来的なビデオにはキャプテン翼、ドラえもん、パックマンなどが登場。公用車に乗る安倍首相は「リオには間に合わない!」と言った後、任天堂の有名なゲームのキャラクターであるスーパーマリオに変身。東京の町を走り、緑の土管に飛びこんだ。ドリルによってリオまで進んだマリオはマラカナンスタジアムの土管から登場。マリオは変装を解き、日本の内閣総理大臣が姿を表した。この日曜夜の閉会式での演出はTwitter上で好評を得ている。

[引用終了]

※Twitter上で好意的に受け止められているという紹介となっています。

<翻訳元>
http://www.telegraph.co.uk/olympics/2016/08/22/shinzo-abe-emerges-from-a-green-pipe-disguised-as-super-mario-du/

 

英「The Guardian」では会話形式で安倍マリオと東京オリンピックへの期待を述べる

[引用開始]

Q:オリンピックのために配管工のコスプレをするような人間がいるの?
A:それが、日本の内閣総理大臣その人なんだよ。
Q:彼の家族は知っているの?
A:もちろん家族は知っている。彼はリオオリンピックの閉会式に、有名なビデオゲームのキャラクターであるスーパーマリオの格好で、大きな赤いボールを持って登場したんだ。
Q:「なぜ?」という部分は少し忘れよう。彼の見た目はどうだった?
A:遠慮無く言わせてもらうと「酷かった」と言っておこう。マリオに似ているか?という意味でだけど、これは難しい。彼のコスチュームは登場と同時に脱げ落ちており、そこにはスーツの安倍首相が立っていたんだ。
Q:ようやく「なぜ?」の部分がわかってきたよ。
A:日本は次回のオリンピックの開催国で、オリンピックの旗が東京都知事に手渡された後に、彼らの計画がどのようなものであるかを簡単に紹介する機会を与えられたんだ。日本のパックマン、ハローキティなども登場したビデオの終わりで、安倍首相はスーパーマリオに変身、土管の中を進みながら地球の内側を通ってマラカナンスタジアムの観客の前に現れたんだ。
Q:興味深いね。もう少し彼について教えてくれないかい?
A:彼は政治家の家に生まれ、2006年に初めて内閣総理大臣となり、先の参院選では大勝利を遂げている。
Q:いやごめん、スーパーマリオについて聞いたんだけど。。
A:スーパーが付く前に普通のマリオは1981年にアーケードゲームのドンキーコングに登場している。元々は大工で、配管工の仕事を弟のルイージと一緒にするようになったんだ。彼はだいたいマッシュルームばかり食べてるよ。

こう言うべき「2020年の東京オリンピックが待ち遠しい!スーパーマリオリンピックが!」
これはダメ「ああ助かった!トイレがまた詰まったんだよ!」(※注 マリオが配管工であることから)

[引用終了]

※ユニークな形で東京オリンピックへの期待を述べています。

<翻訳元>
https://www.theguardian.com/world/shortcuts/2016/aug/22/japanese-pm-shinzo-abe-super-mario-rio-olympic-closing-ceremony

 

米「ABC News」もTwitterでの好反応と安倍首相の言葉を紹介

[引用開始]

日本の内閣総理大臣である安倍晋三氏が、2016年のリオオリンピックの閉会式にサプライズで登場した。が、これは安倍晋三としてではなく、有名な任天堂のゲームキャラクターのマリオとしてである。2020年のオリンピックが東京で開催されるのを受け、紹介ビデオは日本の全ての物事を表していた。相撲、新幹線、パックマン、ドラえもん、ハローキティなどがセレモニーの中に登場。
ビデオの最後は、マリオが東京の渋谷交差点からグリーンのパイプでリオの閉会式に移動するという部分で終わり、会場に現れた巨大なパイプからマリオに扮した人物が登場。特徴的なオーバーオールと帽子を脱いだ後は安倍首相が姿を表した。「日本政府は懸命に働きます。ですから史上最高のオリンピックになるでしょう。」と彼は語った。当然のように彼のサプライズ登場は熱狂的な反応を受けた。

Twitterユーザーは「次のオリンピックは首相がマリオの格好をするなんて最高だな。」「今から東京オリンピックに行くと宣言しよう。全く最高だね。」などと語っている。

[引用終了]

※首相の言葉を紹介しつつ、Twitterの反応は好意的だとする記事です。

<翻訳元>
http://www.abc.net.au/news/2016-08-22/shinzo-abe-makes-appearance-at-closing-ceremony-as-mario/7772454

 

英「GQ Magazine」では日本の演出への賞賛とロンドン前市長への苦情

[引用開始]

日本の安倍晋三首相が、スーパーマリオの格好でパイプから飛び出てきた演出は、我がイギリス女王が、ジェームス・ボンドと共に2012年のロンドンオリンピックでパラシュート降下したという出来事以来の素晴らしい演出だ。これは次回のオリンピック開催国、日本に4年間で我々が何を期待出来るのかという事の見本とも言えるものだ。
比較に意味では、2008年の北京オリンピックで同じ立場にあったボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、やる気なくオリンピックの旗を振り、ジャケットを脱ぐことすらしなかった。

簡単に言うと、この素晴らしいプレゼンテーションがあなたに2020年の東京オリンピックのチケットを予約させたいという気持ちを起こさせないなら、何がそう思わせるのか、我々にはわからない。

[引用終了]

※日本の演出を褒めつつ、ロンドン前市長への苦情となっています。

<翻訳元>
http://www.gq-magazine.co.uk/article/shinzo-abe-mario-rio-olympics-2016

 

米「TIME」では安倍首相がコスプレをする意外性を強調

[引用開始]

日本の内閣総理大臣の安倍晋三氏は、リオオリンピックの閉会式で次回開催都市の東京のパフォーマンスの中でスーパーマリオの加工で登場し、観客を驚かせた。
安倍首相はショートムービーの中でマリオに変身し、リオへの近道を探していた。ビデオにはパックマン、その他有名なアニメキャラクターなども登場。彼は東京にあるグリーンのパイプから地球を通じてブラジルのマラカナスタジアムに登場した。ソーシャルメディアはすぐにこの内容で溢れかえり、視聴者は、石のような表情をした内閣総理大臣が、こうした陽気さを持っている事に驚かされた。

[引用終了]

※一国の首相がこんな事をするとは思わなかった人が多かっただろうという論調です。

<翻訳元>
http://time.com/4460923/super-mario-japan-prime-minister-shinzo-abe/

 

米「Forbes」では日本でのアニメやゲーム文化の位置づけの興味深さについて言及

[引用開始]

リオオリンピックから日本の東京オリンピックへ、素晴らしい形で引き渡しが行われ、その中で日本の内閣総理大臣である安倍晋三氏がマリオの格好で飛び出す演出があった。これは滑らかなプロモーションの中で、東京が文化、そしてスポーツの中でどのような物を提供出来るかを示すものとなった。

興味深いのはアニメ、そしてビデオゲームの両方が文化の中で意義深いものと捉えられていることだ。東京の2020年のオリンピックというのは、漫画、そしてアニメのAkiraで予言されていたことでもある。最もAKIRAの中ではネオ東京という名称だったが。日本のこの漫画のファンの多くは、オリンピックの中に何かしらAKIRAへのオマージュが盛り込まれる事を期待している。

[引用終了]

※アニメ、ゲームを文化の中で意義深いと位置づけていることは興味深いとし、日本の反応を紹介しています。

<翻訳元>
http://www.forbes.com/sites/olliebarder/2016/08/22/japanese-prime-minister-shinzo-abe-pops-up-in-rio-as-mario-to-promote-the-tokyo-2020-games/

 

 

ネガティブな反応

英「BBC」では東京オリンピックの問題点を鋭く指摘

[引用開始]

選手たちと観客は疲れきってリオオリンピックの閉会式が終わるのを待っていた、しかし、それは日本の内閣総理大臣である安倍首相が有名なビデオゲーム「スーパーマリオ」のキャラクターの格好でグリーンのパイプから現れるまでの間だった。この演出は、東京の2020年のオリンピックは、日本のポップカルチャーを恥ずかしげもなく全面に使っていくのだというヒントを世界に与えた。日本の内閣総理大臣は外交的でもなく、日本のポップカルチャーに関連して知られているわけでもないが、マリオの格好をして熱狂的な観客に帽子を脱いだ彼は、すぐにソーシャルメディアに火を付けた。
しかし、好意的な反応ばかりではなく、「エリザベス女王がロンドンオリンピックの開会式でボンドガールを演じた事に比べて大した事はない」と語るものもいる。安倍首相の登場は東京オリンピックに対してポジティブな印象を与えたが、東京オリンピックは数々の論争を生んできた。東京オリンピックの当初のロゴデザインは盗作したものという批判があり、最終的に変更された。また、ザハ・ハディドが設計した当初のスタジアムのデザインは上昇するコストによって破棄された。しかし、多くの人々が東京オリンピックの悪評は脇に置き、東京が4年という期間で計画するプランにびっくりさせられる事を期待しているようだ。

[引用終了]

※全体的に批判的な論調が目立ちますが、東京オリンピックの問題点も鋭く指摘しています。

<翻訳元>
http://www.bbc.com/news/world-asia-37151800

 

「Digital Trends」ではロンドンオリンピックとの比較を展開

[引用開始]

一国の首相が、有名なビデオゲームのキャラクターに扮するというのは、あまり目にする事がない光景だろう。しかし、これは日曜夜のリオオリンピックの閉会式で実際に起きたことだ。キャラクターというのは、大きな成功を収めている任天堂のスーパーマリオのマリオだ。そして、内閣総理大臣というのは、誰であろう日本の総理大臣の安倍晋三氏だ。この演出には勿論意味がある。単純に彼は暇な時にマリオのコスプレをするのが好きなのではなく、これは日本がオリンピックの次回開催国であり、2020年の東京オリンピックに何を期待出来るかを伺わせる閉会式の中の一幕だった。

日曜の予期せぬショーは2012年のロンドンオリンピックの開会式を思い起こさせる。ロンドンオリンピックの開会式には女王陛下とジェームス・ボンドが登場し、2人はバッキンガム宮殿をヘリで旅立ち、スタジアムにパラシュートで降下したのだった。少なくともあれは本物の女王陛下だったと我々は思っている。

[引用終了]

日本の演出を賞賛するのでは無く、何故かロンドンオリンピックの開会式との比較を展開しています。

<翻訳元>
http://www.digitaltrends.com/gaming/japan-pm-as-mario/

 

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