昨日8月22日(日本時間)に閉幕したリオ五輪。その閉幕式で行われた引き継ぎ式でのPR「トーキョーショー」がマリオ扮する安倍首相のサプライズ出演や、素晴らしい演出で話題になったのは昨日の記事の通り。

<関連記事>

 

リオ五輪での東京や日本のPRは閉会式にとどまりません。リオデジャネイロ市バッハ地区に開設された「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」が好評を博しています。日本代表選手団メダリスト記者会見にもつかわれたこともあり、意識せずに見たことのある方も多のではないでしょうか。

今回は、このリオ五輪での東京と日本のプロモーション施設「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」についてご紹介したいと思います。

 

「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」とは:東京五輪に向けて日本をPR

施設「Cidade das Artes」外観:公式HPより引用

施設「Cidade das Artes」外観:公式HPより引用

「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」とは、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、東京都、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)が主催、電通が請負をしています。

開催場所はリオデジャネイロ市西部のバッハ地域に立地するオリンピックパーク近郊にある複合文化施設「Cidade das Artes」で、リオオリンピック・パラリンピックの大会期間中に、世界中から訪れる観光客に向けて、2020年の東京オリンピックおよび日本や東京の魅力を発信しています。

<公式サイト>
https://tokyo2020.jp/jp/special/rio-to-tokyo/japanhouse/

<開催施設地図>

施設内では各団体から日本のPRをしておりコンテンツが豊富

2階建の施設は主に8つのエリアにわけられており

  • 東京2020組織委員エリア
    • 東京2020大会ビジョン・アウトライン・エンブレム、新国立競技場、さらには追加種目など東京2020の目指す大会イメージを紹介。
  • 東京都エリア
    • 東京の魅力「水の都」をテーマに据えて、PRします。様々な体験型の展示を通じて、進化しつづける東京の街を紹介
  • 関係各府省長エリア
    • 日本食のPRや8Kの映像体験、食文化や伝統文化、観光情報など日本の魅力を紹介します。
  • パートナーエリア
    • 東京2020大会のパートナー各社の出展エリア。
  • リオデジャネイロ2016大会日本代表選手応援エリア
    • リオデジャネイロ2016大会に出場する日本代表選手を競技種目ごとに紹介するエリア。また、日本代表選手団が実際に着用するオフィシャルスポーツウェアの展示等も行う。
  • 自治体エリア
    • 全国46の道府県から厳選された四季折々の風景や歴史的建造物などの光景を一堂に会した写真等を展示。
  • 文化体験エリア
    • 「茶道」「浴衣」「書道」、さらには日本の祭りで親しまれる「ヨーヨー」など、日本文化が体験できるエリア。
  • 在リオデジャネイロ総領事館連絡室
    • 外務省として総領事館の連絡室を設置し、日本からの観戦者や大会関係者の領事業務に関するご相談などに対応。

といった構成になっています。

「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」は当初の予定を上回る6万7千人の集客に成功

「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」は8月4日にプレス向け内覧会が行われ、一般には翌5日から公開されました。公開からの5日間の集客は、

4日~8日までの来場者数は1万2794人(4日内覧会、7日レセプション出席者含む)
-エキサイト「【リオ2016】東京の魅力を紹介する「JAPAN HOUSE」…来場者数1万人を突破」より引用

でかなりの順調の出だし。また、オリンピック終了後には

4年後の東京五輪をPRするTokyo 2020 JAPAN HOUSEの来場者が、当初の計画を上回る6万7200人に達した
-日刊スポーツ「武藤事務総長、東京五輪運営費「帰国してから」」より引用

と当初の計画を上回る好評ぶりだった模様。

人気のひみつは豊富な日本コンテンツとイベント

先述のコンテンツが功を奏し、集客に大成功の「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」。このプロモーションの請負をした電通が発行するメディア「電通報」によれば、

以前からの日本ファンや日本に興味を持っていた人、オリンピックムードの中で家族で訪れた人、アーティストのステージを目当てに来る人など、動機はさまざまながら展示全般を存分に楽しんでいる様子が見受けられる。
体験型のブースでは笑顔が弾け、自治体エリアでは旅行先を決めようと担当者から説明を受け、チラシを手に熱心に吟味する人たちが目立った。
選手応援エリアでは、「競技は見に行けないが、ここでオリンピックの一端に触れることができた」という人も。また「日本のテクノロジーや伝統文化は、本当に魅力的で面白い」「いくら写真を撮っても足りない」という声もあり、会場はにぎわっている。―電通報「リオの「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」が人気スポットに」より引用

 

と、世界中の旅行者が楽しんだ模様が伝えられている。

 

まとめ:東京五輪につなげる「Rio to Tokyo」のプロモーションは大成功

リオオリンピック閉幕式での東京五輪への引き継ぎ式でのPRショー「トーキョーショー」が世界中で話題になる他、6.7万人を集客できた「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」など、リオ五輪から東京五輪へつなげるプロモーション施策が豊富だった印象の今回のリオ五輪。この熱気を実際に2020年の東京五輪に繋げられるかが、今後注目です。

なお、「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」は東京五輪閉幕後もパラリンピック開催期間である9月7日〜9月18日も開催されます。そのため、最終的な集客人数は6.7万人から更に増える見込みです。

<関連記事>

 

訪日ラボをフォローして
最新情報を受け取る

インバウンド最新情報をお届けします。

これ以上前の記事はありません…