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訪日外国人観光客やインバウンドに関する外部メディアのニュース中で、先週(1/1〜1/7)の注目ニュースをまとめました。プロモーションやマーケティングに役立つ情報が盛りだくさんのインバウンドニュースのまとめです。今回は2016年の訪日客は2400万人前後見込み!2017年は2700万人予想!?スキマを狙ったインバウンド対策など5選。

先週・先々週の気になるニュースまとめはコチラ

 

28年の訪日客数は「2400万人前後に」 石井啓一国交相 前年比2割増 プロモーションやクルーズ船増で:産経ニュース

28年の訪日客数は「2400万人前後に」 石井啓一国交相 前年比2割増 プロモーションやクルーズ船増で:産経ニュースより引用

28年の訪日客数は「2400万人前後に」 石井啓一国交相 前年比2割増 プロモーションやクルーズ船増で:産経ニュースより引用

2016年(平成28年)の訪日外客数は2400万人前後になることが石井国交相より発表されました。JNTOによる2016年12月の訪日外客数統計発表は1月17日を予定しており、その発表で併せて2016年の年間値が発表される予定です。それに先立っての発表となります。

JNTOによれば、

12月も東南アジアの旅行需要が堅調だったほか、クリスマス時期には欧米の旅行客数が伸びたとみられる。石井氏は「観光先進国としての取り組みを進めたい」

と12月も引き続き東南アジア市場で堅調な伸びを示している模様。

政府は訪日客数を32年までに年間4千万人とする目標を掲げる。ただ、28年1月に52・0%だった増加率は7月以降10%台に減速。旅行大手JTBは29年の訪日客数予想を2700万人とし、小幅な伸びにとどまると分析する。

しかしながら、2017年以降はインバウンド市場の伸び率は苦戦を強いられる見通し。というのも、前年の分母が年々急増しつつあり、そろそろ急増ペースが一旦落ち着く可能性が高そうです。

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訪日客、2017年は過去最高の2,700万人突破か JTB予測:Airstar

訪日客、2017年は過去最高の2,700万人突破か JTB予測:Airstarより引用

訪日客、2017年は過去最高の2,700万人突破か JTB予測:Airstarより引用

前項でも触れましたが、大手旅行代理店JTBによれば2017年の訪日外客数は過去最高の2,700万人を突破する見込みであることが発表されました。

JTBは2016年のインバウンド市場を、以下のように分析。

訪日外国人旅行者の数はここ数年急速に増加し、2016 年は10 月時点で 2,000 万人を突破した。しかし年末には中国やアジア各国の経済成長の鈍化や、円高傾向の高まりから、伸び率は前年より鈍化。JTBによると、2016年の訪日外国人旅行者数は、2,410 万人程度(前年比+22.1%)になるとの推計を発表している。

さらに2017年についても、以下のように推測しています。

ドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利した11月以降、急速な円安が進行。このまま円安が続けば日本への旅行がし易い環境とはなるが、中国やアジアの経済状況の変化はまだ不透明だ。そのため、伸び率は昨年より鈍化し訪日外国人数は 2,700 万人(前年 比+12.0%)程度となるという。

2016年は円高基調にあったため鳴りを潜めた「爆買い」。ところが、トランプショックによって円安傾向になったものの、上記の通り中国やアジアの経済状況が不透明であること、そしてインバウンド消費最大シェアを誇る訪日中国人の消費行動が「コト消費」に移行しつつあることから、円安=爆買い復活というわけにはいかなさそうです。

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カプセル玩具、空港で人気=「出国時余った小銭で」-訪日外国人狙い大当たり:時事ドットコム

カプセル玩具、空港で人気=「出国時余った小銭で」-訪日外国人狙い大当たり:時事ドットコムより引用

カプセル玩具、空港で人気=「出国時余った小銭で」-訪日外国人狙い大当たり:時事ドットコムより引用

「余った小銭をお土産に」のキャッチフレーズで成田空港で大成功を収めている「ガチャ」設置。中部国際空港や羽田空港にも設置された模様です。

成田空港の「ガチャ」設置は

空港に設置されたカプセル玩具の自動販売機が、訪日外国人に人気だ。財布に残った小銭を出国時に使ってもらおうとの狙いが大当たり。1台当たりの売り上げは、全国平均を大きく上回っているという。

といったもの。本来期間限定の企画であったものの、人気により期間延期が続いています。

ずらり並んだ自販機横には、英中韓など9カ国語で「なぜか日本で売れてます。」の文字。「あまった小銭をオモチャに!」の言葉と、買い方の説明も記載されている。1台当たりの売り上げは全国平均の3倍強。通常1週間から1カ月に1回の商品補充も「週に2、3回必要」だとか。

といったように、そのキャッチフレーズやインパクトを要因として、全国平均の3倍強を誇る売上を叩き出しています。

中部国際空港も、出国外国人の余った小銭をターゲットにこの年末年始、期間限定でビル4階イベントスペースに約100台を設置。4カ国語で購入方法も記した。羽田空港にもまとめて10台置かれている。

この人気をうけ、中部国際空港や羽田空港にも期間限定で設置。今後の動向が注目されます。

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外国語おみくじ広がる 日光の寺社など、訪日客増に対応:下野新聞

外国語おみくじ広がる 日光の寺社など、訪日客増に対応:下野新聞より引用

外国語おみくじ広がる 日光の寺社など、訪日客増に対応:下野新聞より引用

訪日外国人観光客に人気の寺社仏閣を中心に、「おみくじ」の多言語対応が広まりつつある模様です。

下野新聞によれば、

観光客に人気の寺社を中心に、外国語表記のおみくじを設置する動きが広がっている。県内(栃木県:訪日ラボ注)では日光市の世界遺産二社一寺が全て対応。行楽施設が導入した例もある。関係者は外国人の誘客や満足度向上につながることを期待している。

とのこと。既にインバウンドで人気となっている寺社仏閣では次々とおみくじの多言語化が進んでおり、

浅草寺(東京都)や成田山新勝寺(千葉県)、金閣寺(京都府)など有名寺社が導入。外国語おみくじを製造するシープロジェクト(大阪府)では、10年の販売開始から売上高が右肩上がり。

とのことです。また、多言語おみくじの設置は寺社仏閣のみに限らず、

16年から10言語おみくじを置き始めたのは、日光市鬼怒川温泉大原のテーマパーク「東武ワールドスクウェア」。中国語やフィリピンのタガログ語が特に人気だ。

と、テーマパークにも設置されつつあり、手軽に体験できる日本文化として訪日外国人観光客の人気を集めています。

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百貨店3社、減収幅縮小=訪日消費に復調傾向-12月:時事ドットコム

百貨店3社、減収幅縮小=訪日消費に復調傾向-12月:時事ドットコムより引用

百貨店3社、減収幅縮小=訪日消費に復調傾向-12月:時事ドットコムより引用

大手百貨店4社の発表によれば、インバウンド消費が復調傾向にあるとのことです。

大手百貨店4者が、1月4日、2016年の12月の売上高を発表。それによれば、

高島屋を除く3社が前年同月を下回った。ただトランプ次期米大統領への期待感を背景とする円安・株高で富裕層やインバウンド(訪日外国人)の消費は復調傾向にあり、マイナス幅は狭まっている。

と、爆買い衰退によるインバウンド消費減退に底打ち感がある模様。トランプ次期大統領の当選による円安傾向によって復調傾向の兆しが見え始めています。

高島屋は0.5%増で2カ月連続プラス。化粧品や高級ブランドの衣料品、時計などが好調で、インバウンドによる免税品売上高も29.8%増と大きく伸びた。

また、爆買い衰退後も順調であった化粧品などに加え、高級ブランド衣料品・時計なども復活しつつある模様で、高価格帯商品のインバウンド消費は、訪日中国人観光客の爆買いから、富裕層によるショッピングに移行しつつある模様です。

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