国土交通省より発信された平成27年版観光白書より、前回に引き続きインバウンド需要を取り込み変貌する産業・地域についてご紹介します。

 

今回はその中で地域、特に

  • 北海道二セコ町
  • 青森県弘前市

について紹介します。

 

  • 北海道二セコ町
    • ニセコ町は、オーストラリアのスキー愛好家による口コミ人気拡大を契機として、2005年(平成17年)頃からオーストラリアメディア招請等を実施して、ニセコのパウダースノーの魅力を発信した結果、オーストラリアからのスキー客が増加しました。
    • さらに、昨今では、
      • ラフティング
      • カヌー
      • ゴルフ
      • 登山
    • などのアウトドアスポーツのアクティビティを用意してきました。
    • ニセコ町では4名の外国人職員を採用し、外国旅行代理店への電話プロモーションを実施したり、各国のニーズに対応したニュースレター(英語・韓国語・ドイツ語など)を旅行代理店500社に配信しています。
    • また、町内8割以上の飲食店がメニュー表の多言語化や10年前より町内の通信環境の整備を促進し、積極的に受け入れ体制を整えました。
    • この結果、ニセコ町を訪れるスキー目的のオーストラリア人が増加しただけでなく、
      • 香港
      • 韓国
      • 中国
      • 台湾
      • タイ
      • マレーシア
    • からも増加しており、2013年(平成25年)の外国人宿泊数は、2010年(平成22年)比約76%増の10.8万人に達しています。
外国人宿泊数の推移

外国人宿泊数の推移

  • また、ニセコに定住する外国人も増えてきており、平成20年度以降、年度末時点の外国人登録者が100名を超えています。
  • そのため、2012年(平成24年)1月には古い幼稚園を改装した北海道インターナショナルスクール・ニセコ校が開校しています。
  • 青森県弘前市
    • 青森県弘前市は観光団体や経済団体等と連携し、訪日外国人旅行者の増加に向けた取組を強化しています。
    • 市経営計画の中で「外国人観光客の誘致促進」を掲げ、2014年(平成26年)4月に
      • 観光団体
      • 商工団体
      • 宿泊業団体
    • 等と「市インバウンド推進協議会」を結成しました。
    • 弘前市に宿泊する訪日外国人旅行者の半数以上を占めるのは、台湾、中国、韓国からの旅行者であり、従来から
      • 英語
      • 中国語(繁体字)
      • 中国語(簡体字)
      • 韓国語
    • の4種類の観光マップを製作していました。
    • さらに、2014年(平成26年)9月には、東南アジア諸国からの旅行者を増大させるため、タイ語を加えた5カ国語のPRチラシを作成しました。
    • 同9月に東京で開かれた商談会では、12カ国の旅行会社計23社と商談を行いました。
    • また、11月には市長がベトナム、タイ両国を訪問し、トップセールスを展開し、現地旅行会社に弘前市の魅力をPRしました。
    • 弘前市における2013年(平成25年)の外国人宿泊者数は5,324人と、2010年(平成22年)の3,620人から大幅に増加しています。

 

参照:国土交通省

 

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