中国の人口は14億人で世界第1位を誇ります。経済の進展とともに中国人の海外への観光意欲は高まり、とくに近隣である日本は、情報収集がしやすく人気の観光地となっています。2014および15年はともに対前年比2.4倍以上の驚異的な増加率です。訪日中国人観光客の観光情報収集の仕方について確認してみましょう。

 

家族での観光が多い訪日中国人観光客

訪日中国人観光客は夫婦および家族連れの人が61%を占めます。職場の同僚や友人連れは32%で1人旅の訪日中国人観光客は10%。団体旅行の訪日中国人観光客は61%、と全訪日外国人観光客平均の2倍近い割合です。女性の訪日中国人観光客の割合が高く61%を占めています。

若い世代の観光客が多い訪日中国人観光客

訪日中国人観光客は40歳代以下の男性が34%、40歳代以下の女性が49%と8割以上を40歳代以下の若年・壮年層が占めています。滞在日数は6日以内が67%、7~13日が29人となっています。北京・上海からでも東京へは4時間ほどのフライトで済むので滞在日数は短めです。

 

団体での観光、初回旅行者が多い訪日中国人観光客の情報収集はどうなっている?

団体観光客が6割で、初回訪日観光客が7割を占める訪日中国人観光客の情報収集先はどうなっているのでしょうか。団体旅行が多いこともあり、観光前の情報収集は観光会社のホームページ・パンフレットを利用する人がそれぞれ23%と高くなっています。

訪日中国人観光客の旅行会社以外からの情報収集

訪日中国人観光客は日本観光前に観光会社以外では観光ガイドブックの利用率が高く23%となっています。その他に日本在住の親族・知人からの情報収集も22%の人が行なっており、いずれも信頼性の高い観光情報を収集している様子が見て取れます。

 

日本観光中の訪日中国人観光客の情報収集

訪日中国人観光客は日本観光中に役に立ったと考えている情報収集先は、観光案内所(空港含む)が28%、宿泊施設が13%となっています。インターネット(パソコン)は20%が、インターネット(スマホ)は49%が利用しています。情報収集はとくにしていないという人が25%と高いのが特徴です。

訪日中国人観光客が日本観光中に不足していると感じた情報

訪日中国人観光客は団体観光が多いため交通情報が不足していると感じた人は少なめですが、45%います。飲食店関連情報は38%の人が不満を感じています。「爆買い」で知られるショッピング意欲の高い訪日中国人観光客だけあって、実に44%の人がショッピング施設情報の不足を感じています。

 

まとめ:訪日中国人観光客に情報収集しやすい体制を

訪日中国人観光客は団体旅行が多いので、観光旅行会社のホームページやパンフレットなどから情報収集する人の割合が高くなっています。団体旅行の場合随行する添乗員から多くの情報を収集していると考えられますが、都市圏の飲食店・ショッピング施設などの情報はとうてい観光会社や添乗員だけではまかないきれません。積極的に情報を発信する努力が必要といえましょう。

 

訪日中国人観光客インバウンドデータ集

 

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