訪日外国人観光客やインバウンドに関する外部メディアのニュース中で、先週(7/10〜7/16)の注目ニュースをまとめました。プロモーションやマーケティングに役立つ情報が盛りだくさんのインバウンドニュースのまとめです。

 

4年で30倍! データ分析でインバウンド需要をつかみ取った城崎温泉:IT pro

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/070800620/

4年で30倍! データ分析でインバウンド需要をつかみ取った城崎温泉:IT pro

4年で30倍! データ分析でインバウンド需要をつかみ取った城崎温泉:IT pro

兵庫県豊岡市の温泉地「城崎温泉」が直近4年で訪日外国人観光客の宿泊者数が30倍に伸び、インバウンドビジネスで脚光を浴びています。
豊岡市の外国人宿泊者数は2011年に約1100人、2012年に約4700人に、そして2015年には約3万4000人に急増したものの、

市は最初、2012年になぜ急増したか理由がはっきりとは分からなかったという。その後、海外の権威ある旅行ガイドで「Best Onsen Town」として紹介されたことが大きな契機だったと判明した。

とのこと。インバウンド需要の誘致において情報、データ、そしてメディアなどでの露出が重要なことが伺える。
また、豊岡市はITでのデータ分析を重視しており、Webサイトによるネット上での動向分析や、Wi-Fiによるリアルでの動線分析に注力しているとのこと。また、広告におけるABテストなども行っており、

例えば、旅館の「A:カニプラン」と「B:但馬牛プラン」のネット広告を同時に出して、反応を分析するA/Bテストを実施した。メインターゲットである欧米の個人客にはBの反応が圧倒的に良かった。以降、日本人観光客向けには最大の名物であるカニを、欧米向けには訴求しなくなった。

と、先述の経験をもとに、ITに非常に力を入れています。

訪日外国人観光客の温泉利用については以下の記事でも触れています。

 

塚田農場/訪日外国人団体客向けメニュー、本格展開:流通ニュース

http://ryutsuu.biz/topix/i071113.html

塚田農場/訪日外国人団体客向けメニュー、本格展開:流通ニュース

塚田農場/訪日外国人団体客向けメニュー、本格展開:流通ニュース

居酒屋「塚田農場」が訪日外国人団体客にターゲットを絞った新メニューを7月下旬を目途に本格展開。

急増する訪日外国人観光客に、4月からインバウンド専門部署を4人体制で設置し、本格展開へ向けてメニュー開発を進めていた。

とのこと。インバウンド対策としてメニューの多言語化は基本ですが、メニューそのものが訪日外国人向けというのは珍しい。また価格帯は1200円から2000円で用意しており、

訪日外国人団体客でもっともニーズが高い1200円、1500円に、2000円の価格帯を加えたメニューを開発。

と、塚田農場によると、価格帯のニーズが高い模様。

訪日外国人観光客と日本食・和食の関係は以下の記事も参照下さい。

 

インバウンド消費で注目を集める温泉街に学ぶ、ネットを駆使した外国人集客法:Business Journal

http://biz-journal.jp/2016/07/post_15865.html

インバウンド消費で注目を集める温泉街に学ぶ、ネットを駆使した外国人集客法:Business Journal

インバウンド消費で注目を集める温泉街に学ぶ、ネットを駆使した外国人集客法:Business Journal

書籍『外国人観光客を呼び込む方法』から宿泊施設や飲食店のインバウンドへの取り組みの実例を南九州の霧島温泉、そして兵庫県の城崎温泉についてご紹介。
霧島温泉は早期から訪日中国人観光客および訪日台湾人観光客の団体客をメイン顧客としていたものの、単価が安定しないためFIT(個人旅行)客をターゲットとするように方向転換をしました。

その足掛かりとして、日本語サイトをベースとした英語・中国語、韓国語版の多言語サイトを立ち上げ、同時に海外OTA(オンライン・トラベル・エージェント、海外発祥の予約サイト)にも加盟。今ではコンスタントにほぼ毎日3組ほどの個人旅行者の予約が入るようになった。

とのこと。また、その成功の要因を

霧島温泉の中でいち早く団体客への依存から脱却し、スマートフォンやタブレットを片手に旅をしながら体験を即SNSにアップするような旅行者の集客へシフトしたこと、英語だけでなくアジア言語のサイトを立ち上げたこと、海外OTAの予約エンジンを搭載して、外国人ユーザーがリアルタイムで空き状況と料金を確認できるようにしたこと

としている。

訪日中国人観光客、訪日台湾人観光客と宿泊施設や温泉については以下の記事も参照。

 

ヴァル研究所とナイトレイ、路線図活用した訪日外国人解析サービスを提供:MarkeZine

http://markezine.jp/article/detail/24803

ヴァル研究所とナイトレイ、路線図活用した訪日外国人解析サービスを提供:MarkeZine

ヴァル研究所とナイトレイ、路線図活用した訪日外国人解析サービスを提供:MarkeZine

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を運営するヴァル研究所が、訪日外国人解析サービス「inbound insight」を提供するナイトレイとの業務提携を発表。両社の強みを活かし合い、

同提携では、ヴァル研究所の持つ膨大な公共交通機関データや路線図とナイトレイの提供するSNS上の投稿内容を大規模にリアルタイム解析する「inbound insight」を掛けあわせ、インバウンド向けの施策検討、仮説立案などのマーケティング活動を支援する。

最近になって訪日外国人観光客の動態分析が盛んになってきましたが、駅を起点にするものは、まだめずらしいのではないでしょうか。

訪日外国人観光客と交通機関については以下の記事でも触れています。

 

「タトゥー」がある外国人観光客も温泉でおもてなし。今夏オープンの新店舗『安心お宿プレミア荻窪店』が「デザインタトゥー」の入った宿泊者の受け入れを開始:Value Press

https://www.value-press.com/pressrelease/166217

「タトゥー」がある外国人観光客も温泉でおもてなし。今夏オープンの新店舗『安心お宿プレミア荻窪店』が「デザインタトゥー」の入った宿泊者の受け入れを開始:Value Press

「タトゥー」がある外国人観光客も温泉でおもてなし。今夏オープンの新店舗『安心お宿プレミア荻窪店』が「デザインタトゥー」の入った宿泊者の受け入れを開始:Value Press

東京・杉並区に7月27日オープンする『安心お宿プレミア荻窪店』では、「デザインタトゥー」の入っている宿泊者の受け入れに取り組む。その理由として

近年急増している外国人旅行者が日本の宿泊施設で「タトゥー」を理由に入浴を断られている現状を改善し、インバウンド需要を積極的に取り込んでいきます。

と、訪日外国人観光客向けを強く意識している模様。また、

観光立国を目指す日本の観光庁は、今年の3月に全国の宿泊・入浴施設に対して、「タトゥー」を入れた外国人の入浴を規制する従来の慣行の緩和を求めるなど、受け入れ体制の改善を促してきました。

と、観光庁からの受け入れ要請も背景にあるようです。

訪日外国人観光客の温泉利用とタトゥー・刺青については以下の記事でも触れています。

 

訪日ラボをフォローして
最新情報を受け取る

インバウンド最新情報をお届けします。

これ以上前の記事はありません…