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図1:テンセント社(騰訊)が提供するサービス
図1:テンセント社(騰訊)が提供するサービス

訪日中国人観光客が必携としているコミュニケーションツールをWeChat(微信)のほかにひとつだけ挙げるとしたら、それはテンセントQQ( 騰訊QQ、Tencent QQ; 以下、QQと略)だといえるでしょう。モバイルインターネット専門の調査研究会社Quest Mobile(貴士移動)が発表した3月度の中国スマートフォンアプリに関する調査データによると、Android端末とiOS端末全体を併せたQQの月間アクティブユーザー数(MAU)は5億5396万人でした。トップのWeChat(微信)の7億6733万人には及ばないものの、ゲームやエンタメといった広範なサービスを内包していることや、PC上での利用者が多く存在することから、QQが中国最大のコミュニケーションツールであるという評価は誇張ではありません。実際、テンセント社(騰訊)が提供する豊富なサービス群は圧巻の一言であり、ゲームほかエンタメの領域はもとより、プラウザやクラウドストレージ(「微雲(WeiYun)」)など、ビジネスユースも広く網羅しているのです。QQと名の付くサービスも複数に及んでいることが分かるでしょう。QQが誕生したのはインターネット黎明期の1998年のことです。当時、インスタントメッセンジャー(IM)の草分けである「ICQ」というツールが世界で流行していましたが、QQはICQの中国語版のような装いでサービスが開始され、当時はOPEN ICQと名づけられていました。その後、QQと改名し、インターネットの発展とともにサービス範囲拡張や機能増強は著しいものがあります。テンセント社(騰訊)はあたかもインターネット全般に渡るプラットフォームを独占するかのような勢いで業績を伸ばしているのです。

この続きから読める内容

  • 訪日中国人観光客の必携アプリの存在感
  • 訪日中国人観光客はWeChat(微信)とQQを兼用
  • WeChat(微信)とQQは補完関係
  • 次世代の訪日中国人観光客が使うアプリは?
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