訪日韓国人データ


2000年代から、日本語を学ぶ学生が増えています。その理由は、日韓交流の増加により日本語が就職に有利と判断され始めていること、日本文化に対する関心が高くなってきていることなどが挙げられます。

実際に、韓国の日本語学習者数は約91万人(2006年)と世界の中でもトップで、世界の日本語学習者の約3割(30.6%)を占めていることになります。

1998年からの日本大衆文化の韓国国内での開放があったこと、インターネットの普及によりオンラインで日本人や日本文化に触れる機械が増えたこと、また、歴史的問題について直接利害関係にないことなどが韓国人の若者の日本文化への関心の向上に寄与していると考えられます。「韓流」に対して「日流」という言葉が生まれたほどに、韓国では若年層を中心に、漫画・アニメ・音楽といったポップカルチャーを中心とした日本文化や日本語への関心が高まってきています。

韓国人の訪日リピーター比率71%と高く、地理的に近いことから短期滞在が主流です。3日間以内の滞在が38%を占めており、観光目的の訪日韓国人の割合は56%となっています。

旅行支出で見てみると、訪日韓国人の約半数を占めるビジネス客の旅行支出が高い傾向にあります。人気の商品は「菓子類」「衣類」「ファッション雑貨」で、ビジネス帰りのおみやげとして日本のお菓子が人気です。その他にも、日本ブランドに対する信用度は高いため、電化製品、ファッション用品、化粧品などを買い求める訪日韓国人も目立ちます。

韓国からの訪日旅行の際、日本の宿泊費の高さがマイナス要素の一つとなっていました。しかし、アベノミクスなどの影響で円安が長期化していることと、韓国内の物価高も進んでいることで、以前に比べて割高感が解消されてきている模様です。円安がこのまま続けば、地理的に距離も近いため、週末のショッピング旅行先としての訪日需要が今後増えていく見込みです。

韓国人の年間訪日外客数と月別推移

韓国人の年間訪日外客数

韓国人の年間訪日外客数

韓国人訪日外客数の月別推移

韓国人訪日外客数の月別推移

韓国での主な休暇

  • 元旦
    • 2016年のスケジュール
      • 1月1日
    • 概要
      • 太陽暦の元日(1月1日)です。韓国人にとっての伝統的な年越しは旧正月(旧暦元旦)なので、新暦元旦の休みは1日だけです。
  • 旧正月(ソルラル)
    • 2016年のスケジュール
      • 2月7日~2月9日(10日は振替休日)
    • 概要
      • 2016年の旧暦元旦は2月8日です。韓国では旧暦元旦を挟んで3日間が旧正月の連休です。2016年は2月7日の日曜日と重なるため、2月10日が振替休日になります。 旧正月は旧暦(太陰暦)に基づく行事なので、新暦(太陽暦)上の日付は毎年変わります。 来年(2017年)の旧正月は新暦1月28日(1月27日~1月30日の4連休。1月30日は振替休日)です。
  • 三一節(三・一運動記念日)
    • 2016年のスケジュール
      • 3月1日
    • 概要
      • 日本統治下の1919年3月1日に始まった抗日独立運動を記念する祝日。
      • キリスト教や仏教などの宗教指導者33名がソウル中心部で独立宣言書を読み上げたことに端を発し、その後約2カ月間にわたり全国で民衆によるデモがおこなわれました。デモの参加人数は延べ約200万人と言われます。朝鮮総督府による鎮圧で1万人以上が逮捕され、そのうち約4000人が有罪判決を受け、中心的指導者らは3年程度の懲役に服しました。
  • 子どもの日
    • 2016年のスケジュール

      • 5月5日
    • 概要
      • 5月5日は「子どもの日」。
      • 日本の「子どもの日」との関連が想起されますが、韓国側の公式な説明では、「1927年に韓国人の童話作家方定煥が提唱した韓国発祥の祝日である」とのことです。
  • 仏誕節
    • 2016年のスケジュール
      • 5月14日
    • 概要
      • 釈迦の誕生を記念する祝日です。旧暦の4月8日です。 旧暦に基づく祝日なので、新暦上の日付は毎年変わります。 来年(2017年)の釈迦誕生日の新暦上の日付は5月3日です。
  • 顕忠日(殉国兵士の日)
    • 2016年のスケジュール

      • 6月6日
    • 概要
      • 国家のために戦没した英霊の冥福を祈る日。
  • 光復節(独立記念日)
    • 2016年のスケジュール
      • 8月15日
    • 概要
      • 日本による統治の終了を祝う独立記念日。ちなみに北朝鮮でも8月15日は祝日(祖国開放記念日)です。
      • 1945年(昭和20年)8月15日は、昭和天皇が玉音放送をおこなった日。この日、玉音放送は東亜放送(現NHKラジオジャパン)の短波放送により朝鮮半島にも放送されました。
  • 秋夕
    • 2016年のスケジュール
      • 9月14日~16日
    • 概要
      • 2016年の秋夕(チュソク)は9月15日(旧暦8月15日)。秋夕を挟んだ前後3日間が連休になります。
      • 日本のお盆と同じように、先祖のお墓参りをする人が多いです。
        来年(2017年)の秋夕は10月4日で、10月3日から6日まで4連休になります(10月6日は振替休日)。
  • 開天節(建国記念日)
    • 2016年のスケジュール
      • 10月3日
    • 概要
      • 神話上の朝鮮民族の始祖「檀君」による古朝鮮建国を祝う日。
      • 「檀君」による建国は韓国では史実として扱われており、韓国人が「韓国には5000年の歴史がある」というのは、この檀君による建国を指しています。
  • ハングルの日
    • 2016年のスケジュール
      • 10月9日
    • 概要
      • 世宗大王によるハングル文字「訓民正音」の創成を祝う日
  • クリスマス
    • 2016年のスケジュール
      • 12月25日
    • 概要
      • 韓国では、キリスト教徒は仏教徒よりも多く、全人口の約30%を占めています(仏教徒は約23%)。このため、仏誕節とならびクリスマスが祝日になっています。

訪日韓国人の滞在日数

訪日韓国人の平均滞在日数の推移(2005年〜 2014年)

訪日韓国人の平均滞在日数の推移(2005年〜 2014年)

訪日韓国人の年齢比

訪日韓国人の性・年齢別構成(2014年)

訪日韓国人の性・年齢別構成(2014年)

訪日韓国人のインバウンド消費額

訪日韓国人のインバウンド消費額

訪日韓国人のインバウンド消費額

訪日韓国人のインバウンド消費額内約

訪日韓国人のインバウンド消費額内約

訪日韓国人のインバウンド消費額内約

訪日韓国人の買い物の傾向

  • 訪日中の買い物代
    • 22,195円
  • 免税手続きをした人
    • 27.3%
  • 免税品の買い物代
    • 19,138円
  • 買い物をした場所
    • 1位:空港の免税店:58.9%
    • 2位:コンビニ:54.6%
    • 3位:百貨店・デパート:38.2%
    • 4位:スーパーマーケット:37.6%
    • 5位:ドラッグストア:35.1%
  • 買ったもの
    • 1位:菓子類:81.5:5,556円
    • 2位:食料品・飲料・酒・タバコ:60.2%:6,287円
    • 3位:医薬品・健康グッズ・トイレタリー:36.6%:8,441円
    • 4位:化粧品・香水:32.5%:9,116円
    • 5位:服(和服以外)・カバン・靴:25.5%:17,427円
  • 買い物の傾向
    • 百貨店ではハイブランド、商業施設ではチープコスメなど多様な商品を購入する
    • おまけが大好きで、ちょっとした特典が喜ばれる
    • 他国と比べて女性の一人旅が多く、美容やマッサージ体験への希望が高い

韓国基本データ


大韓民国国旗

大韓民国国旗

韓国の正式名称

大韓民国(英語:Republic of Korea、朝鮮語: 대한민국、漢字: 大韓民國)

首都

ソウル特別市

韓国の人口

5143万1100人(2015年)

韓国の公用語

韓国語

韓国の主要宗教

仏教、キリスト教、儒教など

韓国と日本との時差

±0時間

韓国の通貨

大韓民国ウォン (KRW)
1万円=103,040.36ウォン
1ドル=1,148.90ウォン(2016年4月4日時点)

韓国の名目GDP

1兆4103億ドル(2014年)

韓国の1人あたりの名目GDP

27,970ドル(2014年)

韓国の平均初任給

301,136円

韓国の物価

地下鉄初乗り料金:約131円
ビッグマック価格:約417円

解説

日本のおとなりの国、韓国は、様々な歴史的背景により「反日」というイメージがありますが、2014年の訪日客数は台湾、中国に次ぐ約2755.5万人を誇ります。実際のところの韓国人による日本の評価はどのようなものなのでしょうか?

韓国では、1998年から日本の大衆文化を段階的に開放されていきました。バラエティ等の日本の娯楽番組の放映は開放されていないものの、日本映画の放映や歌謡曲の販売などはされています。現在では、日本のテレビドラマが韓国のケーブルテレビで放映され、書店には韓国語訳された日本の漫画や村上春樹や吉本ばなな、浅田次郎などの小説が並んでいます。このような背景も有り、「韓流」ならぬ「日流」という言葉もできるほど、韓国では日本の大衆文化が浸透してきています。

確かに、歴史的背景や竹島問題などにより、多かれ少なかれ反日感情を持っている韓国人は数多く居ます。竹島・教科書問題が起こった2005年は韓国人訪日外客数も減少しました。その一方で、日本は先進国、学ぶべき点が多い、最新技術を持っているというイメージがあるのも事実です。実際に訪日することとで、韓国メディアで騒がれているようなイメージから脱却する韓国人が増えてきており、多少政治レベルでの関係が悪化しても、インバウンドにはあまり影響がなくなっていく可能性が高いと見られています。

 

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