日本百貨店協会は6月24日、2025年5月の全国百貨店売上高概況を発表しました。
2025年5月の免税総売上高は425.6億円で、3か月連続の前年比減となりました。購買客数は53.6万人で、38か月ぶりに減少に転じています。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)5月の免税売上、前年比4割減 前年の反動で
2025年5月の百貨店売上総額(免税売上高以外も含む)は4,356億円で、前年同月比7%減となり、4か月連続の減少となりました。
また免税売上高は425.6億円で、前年同月比40.8%減少。3か月連続のマイナスとなりました。一人あたりの購買単価は7万9,000円で、前年同月比37.4%減となっています。
前年、単月として過去最高を記録した免税売上の反動に加えて、継続する円高傾向の影響により、高額品を中心に購買が減少し、単価が下がったことが要因と考えられます。一方で、化粧品や食品などの消耗品は、前年同月比3.4%減にとどまり、特に化粧品が堅調に推移しました。
免税購買客数は53.6万人(前年同月比5.4%減)で、同月で過去最高を記録した4月から一転し、38か月ぶりに減少に転じました。
また、中国の購買客数は5月1日~5日の労働節休暇で増えたものの、売上は前年の反動により減少しています。
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