訪日外国人とは日本に観光を目的として訪れる外国人の総称です。別称は外国人観光客。

対して、訪日外国人客は、訪日する目的が「観光」に縛られず、その目的がビジネスやトランジット、その他であっても区分しない言い方となります。ですので、訪日外国人観光客は訪日外国人に含まれます。

メディアによっては訪日外国人(訪日旅行者、訪日外客)と訪日外国人観光客を区別せず使われている場合もあります。JNTOや観光庁の発表資料では、訪日外国人の入国数を「訪日外客数」、訪日外国人を「訪日外国人旅行者」という用語で統一されています。

 

訪日外国人観光客と訪日外国人の違い


訪日外国人観光客と訪日外国人の違いは、日本に訪れる目的の違いです。訪日外国人観光客は、訪日の目的が観光であるのに対し、訪日外国人は、日本に訪れる目的が観光やビジネス、飛行機での移動での乗り継ぎ目的など、その目的を問わず日本に訪れた外国人全体を指します。

 

訪日外国人観光客はどこに行く?〜ゴールデンルートとは〜


訪日外国人観光客にとって定番となっている旅行ルートを「ゴールデンルート」といいます。ゴールデンルートとは、メジャーで人気のある観光スポットを回る旅行の行程のことです。

旅行会社が企画してパッケージとして組み立てていることが多く、日本の観光として有名な地域だけを効率的に見て回るルートになるため、最小限の旅費、日程で多くのスポットを見て回ることができます。デメリットとしては、自分のペースでゆっくりと旅行先を観光することが難しくなるということがあります。

外国人、特に中国人にとっての日本のゴールデンルートとして最も人気なのが、東京・箱根・富士山・名古屋・京都・大阪という日本の人気5都市を周遊する伝統的な日本旅行のルートです。

成田空港から入国し、東京周辺の観光スポットを巡ってから、箱根、富士山、名古屋等を経由し関西を観光し、関西国際空港から帰国するという、およそ5日〜10日程度の旅程で、関西から関東に向かう逆のルートもあります。

このゴールデンルートで日本をまわることで、大都会、自然、そして歴史を体感でき、日本の「おいしいところ」を満喫できるので、人気のあるポピュラーなルートです。

 

ゴールデンルートの楽しみ方の例


  • 1日目
    • 成田空港到着後、成田周辺のホテルで一泊。成田山などの周辺観光スポットを回ることも。
  • 2日目
    • 東京に向かい、上野公園を散策、都心にある美しい自然を体感します。その後、浅草寺のある江戸の下町浅草へ。銀座や新宿といった日本随一の繁華街でショッピングを満喫し、東京で一泊。
  • 3日目
    • 箱根に向かい、芦ノ湖から富士山を一望。周辺の観光スポットを回って、富士山のお膝元、河口湖へ向かう。
  • 4日目
    • 世界遺産に登録された富士山の5合目からスタート。プランによっては山頂まで登山することも。その後、静岡側から富士山を見ることのできるスポットである浜名湖を通って、名古屋に向かう。
  • 5日目
    • 名古屋を出発し、京都へ向かう。朱色の鳥居が有名な伏見稲荷大社や、金閣寺、清水寺といった京都の主要な寺社を観光し、日本の歴史を満喫。
  • 6日目
    • 大阪を観光。豊臣秀吉が築城した大阪城や、世界最大級の大きさを誇る水族館「海遊館」、大阪を代表する繁華街の心斎橋でショッピングを楽しんで大阪で一泊
  • 7日目
    • 関西国際空港から自国に向け日本を出国。

 

非ゴールデンルートの観光地は?


非ゴールデンルートの観光地(東京・箱根・富士山・名古屋・京都・大阪以外)であっても、北海道、沖縄、福岡といった国際路線が充実する地方空港が所在する地域は、訪日外国人が多く宿泊しています。

ただ、飛行ルートの都合で寄り道するだけであったり、MICE(マイス、ビジネスと関わりがあり多数の人の移動を伴う行事)といったビジネス目的の訪日外国人の割合も多く、これらの訪日外国人のインバウンド消費を促すためにも、非ゴールデンルートでのインバウンド対策も急務と言えます。

 

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