この記事は約8分で読み終わります。

インバウンドに関するニュース中で、先週(2/12〜2/18)の注目ニュースをまとめました。プロモーションやマーケティングに役立つ情報が盛りだくさんのインバウンドニュースのまとめです。今回はコンビニのインバウンド取り込み施策とは?訪日客に和朝食が人気 観光立国推進基本計画のパブコメ始まる等5選。

先週・先々週の気になるニュースまとめはコチラ

 

増える訪日外国人のコンビニ利用。人気1位、2位を独占した意外な商品とは:ニュースイッチ

増える訪日外国人のコンビニ利用。人気1位、2位を独占した意外な商品とは:ニュースイッチ

増える訪日外国人のコンビニ利用。人気1位、2位を独占した意外な商品とは:ニュースイッチ

訪日外国人観光客が最も利用している買い物場所、それは「コンビニ」です。訪日ラボでもご紹介したとおり、訪日外国人観光客の3人に2人がコンビニを利用しています。コンビニ各社はインバウンドの取り込みのため、どのような施策を打っているのでしょうか。

ニュースイッチによると、

ファミマは山九や日本郵便と連携し、新宿靖国通り店(東京都新宿区)で、EMS引き受けの実証実験を3月末まで実施している。近くに伊勢丹やドン・キホーテなどの店舗がある立地を生かし、伊勢丹などで購入した土産をファミマから送ることができるようにした。

中国語や英語で対応できるスタッフが、輸出書類の作成や梱包を代行する。同店は英語や中国語のPOP掲示、免税などのサービスも提供しており、荷物の発送を手配しつつファミマで買い物をする“ついで買い”を狙う。

と、ファミリーマートではおみやげの配送サービスに注目しています。一方ローソンは、

中国の旧正月(春節)直前の1月24日に、アリペイを全店で導入した。約2週間の実績で、客単価は800―900円と通常の約1・6倍だった。

購入数の1位と2位は牛乳。1位は200ミリリットル、2位は500ミリリットルだった。ローソンは「品質に対する評判が高く、朝や夜のホテルなどでの飲用が多い」と分析している。3位はおでんの大根、4位は肉まんと、土産ではなく旅行中の消費需要が中心だった。

と、中国最大規模の電子決済サービスAlipay(アリペイ)を導入したのは以前お伝えしたとおり。そのAlipayで決済されたものの1位・2位を牛乳が独占しているのが面白い結果です。

また、セブンイレブンはコミュニケーションを活性化する取り組みをしています。

外国人が来店しても、接客する従業員が語学堪能とは限らない。セブン―イレブン・ジャパンはトランスコスモスと提携し、16年9月に全店で、通訳などのシステムを導入した。

外国人が来店した際などに、従業員が必要に応じてサポートセンターに電話すると、逐次通訳などの支援を受けられる。

訪日外国人観光客の困りごととして、店員とコミュニケーションが取れないというのは大きな課題となっており、コンビニでも、これを解消しようという動きが出てきています。

<関連記事>

 

英字誌『METROPOLIS』による 訪日・在日外国人から見た「和朝食」に関する意識調査 「満足した日本のホテル・旅館の和朝食」を発表:SankeiBiz

英字誌『METROPOLIS』による 訪日・在日外国人から見た「和朝食」に関する意識調査 「満足した日本のホテル・旅館の和朝食」を発表:SankeiBiz

英字誌『METROPOLIS』による 訪日・在日外国人から見た「和朝食」に関する意識調査 「満足した日本のホテル・旅館の和朝食」を発表:SankeiBiz

英字誌『METROPOLIS』が、訪日・在日外国人から見た「和朝食」に関する意識調査を実施。「満足した日本のホテル・旅館の和朝食」としてその結果を発表しました。

本調査は和朝食に焦点をあてて調査。ホテルや旅館に宿泊した外国人に、朝食に和食をえらんだ理由を聞いたところ

56.3%と半数以上が「美味しいから」を挙げ、最も多かった。(略)外国人にとって和食は美味しいとの認識は浸透していることが分かる。また、次に理由として多いのが「健康的だから」の50.5%となり、5割以上の外国人が和食は健康的という認識も持ち、和朝食を選ぶ理由としていることが分かった。

と、「和食は美味しいものである」「和食は健康的である」という認識が浸透していることがわかる結果に。また、回答の言語(≒国籍)別で回答を分析すると、

中国語の回答者では「日本のお米・ごはんを食べたい」の回答は中国語の回答者が81.8%と最も多く、米食文化を持つ中国人は日本のごはんに対する評価も高いことも推測される。

と、訪日中国人観光客は突出して日本のコメ文化に対する評価が高いことがわかります。人気のメニューを言語別に見ると、

英語では1位「卵焼き」(32.9%)、2位「焼き魚」(32.3%)、3位「豆腐」(31.7%)、4位が「味噌汁」「漬物」(31.1%)、中国語では1位「焼き魚」(95.5%)、2位「味噌汁」「卵焼き」(86.4%)、4位「白米」(72.7%)、5位「豆腐」(68.2%)、韓国語では1位「焼き魚」(65.4%)、2位「57.7%」、3位「豆腐」(53.8%)、4位「白米」(50.0%)、5位「卵焼き」(42.3%)だった。

と、顔ぶれはほとんど同じであるものの、順位に差異があり、また韓国・中国では米の評価が高いことがわかります。

<関連記事>

 

観光庁、基本計画の改定でパブコメ、3月下旬策定へ:Travel Vision

観光庁、基本計画の改定でパブコメ、3月下旬策定へ:Travel Vision

観光庁、基本計画の改定でパブコメ、3月下旬策定へ:Travel Vision

観光庁が、2017年度から開始する新たな「観光立国推進基本計画」の改定案についてパブリックコメントを開始しました。

改正案の概要は、

昨年に政府が定めた「明日の日本を支える観光ビジョン」を踏まえて、「国民経済の発展」「国際相互理解の増進」「国民生活の安定向上」「災害、事故等のリスクに対する備え」を基本的な方針として定め、計画期間は4年後の20年度までとした。

といったもの。具体的な数値目標も盛り込まれており、

20年度の国内旅行消費額は21兆円、訪日外国人旅行者数は4000万人、訪日旅行消費額は8兆円、訪日リピーター数は2400万人、訪日客の地方部における延べ宿泊者数は7000万人泊

とされています。この新「観光立国推進基本契約」のパブリックコメントは2月17日に開始され、2月28日まで意見を募集。その後、3月下旬に開催予定の次回会合で取りまとめ、閣議決定を経て国会へ報告される見通しとなっています。

<関連記事>

 

訪日中国人が日本を撮るとこうなった!コンテストの受賞作品発表―中国:Record China

訪日中国人が日本を撮るとこうなった!コンテストの受賞作品発表―中国:Record China

訪日中国人が日本を撮るとこうなった!コンテストの受賞作品発表―中国:Record China

中国で「2016環遊日本−訪日中国人観光写真・動画コンテスト」が昨年8月より開催されており、その結果が発表されました。

このほどインターネットユーザーによる投票とコンテスト主催部門と審査員による数回にわたる審査を経て、撮影部門と動画部門の12の賞に選ばれた合計14作品が明らかとなった。

京都や姫路城、皇居の一角など、さまざまなシーンが切り取られている。

と、訪日中国人ならではの感覚での「日本の風景」の切出し方が興味深い内容になっています。それぞれの写真は、人民網日本語版にて見ることが出来ます。ざっと見たところ、彩度の強い写真が多く、訪日中国人観光客には鮮やかな風景が好まれる傾向がありそうだと伺えます。

<関連記事>

 

 

中国、インドネシアの最大観光客源国に:人民網

中国、インドネシアの最大観光客源国に:人民網

中国、インドネシアの最大観光客源国に:人民網

インドネシアの発表によると、2016年にインドネシアを訪れた中国人観光客は、前年比13.96%増の延べ142万9千人に達しました。中国人は日本にとってだけでなく、インドネシアにとっても最大の顧客となっています。

統計データによると、インドネシアを訪れた中国人観光客は、3年連続延べ100万人を上回り、年平均増加率は10%以上。

2016年、インドネシアを訪れた外国人観光客の総数は延べ1151万9千人、前年比10.69%増となった。観光客源国トップ5は順に、中国、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、日本だった。

とのことで、インドネシアに訪れる外国人観光客の1割強が中国人で、最大の顧客となっていることがわかりました。また、その消費額は

「2016年、中国人観光客によるインドネシア国内での一人当たり消費額は1100ドル(約12万円)、平均滞在日数は6日をそれぞれ上回り、数年前に比べ大きく伸びた」

とのこと。訪日での消費額には及ばないものの、インドネシアにとっては重要な顧客になっている模様です。

中国国内での海外旅行ブームが続いていることが伺え、近隣のアジア諸国が日本に対する競合になりうることが考えられます。今後の中国市場のインバウンド対策においては、競合社だけでなく、「競合国」のチェックも必要になってくるでしょう。

<関連記事>

 

役にたったら
いいね!してください

インバウンド最新情報をお届けします。

これ以上前の記事はありません…