中国人=爆買い・団体旅行の認識は時代遅れ!最新の中国インバウンド市場で必ず知っておくべき たった3つのトレンド

中国人=爆買い・団体旅行の認識は時代遅れ!最新の中国インバウンド市場で必ず知っておくべき たった3つのトレンド

JNTO(日本政府観光局)のデータによると、2017年の訪日外国人観光客数は約2,870万人を記録し、史上最多となりました。国籍別に見てみると、もっとも多かったのは訪日中国人観光客(約736万人) となっており、全体の 25.6%を占める結果に なりました。客数という観点からすると、訪日中国人観光客は日本のインバウンド市場において最大のターゲットとなっています。2017年に訪日した訪日中国人観光客にはどのような特徴があったのでしょうか。バイドゥ株式会社の資料をもとに考察していきます。

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2017年の訪日中国人市場で知っておきたい3つのトレンド

①観光・食>ショッピング:中国人=爆買いはもう古いのかも

2017年の訪日中国人観光客の訪日旅行目的(複数回答可)

順位 訪日旅行の目的 回答率
1位 観光名所に行くこと 76.1%
2位 日本の料理・食事を味わう 39.0%
3位 買い物 36.1%
4位 自然風景の体験 32.4%
5位 日本文化の体験 27.3%
6位 テーマパーク・アミューズメント施設 8.0%
7位 家族・親戚・知人の訪問 6.8%
8位 イベント・コンサート 4.8%
9位 ビジネス 2.4%
10位 スポーツ・アクティビティの体験 2.3%

2017年の訪日中国人観光客「観光名所に行くこと」を目的に訪日旅行するケースがもっとも多い結果に なりました。訪日中国人観光客のうち 76.1% が観光を目的に訪日しました。

その次に多かった訪日旅行目的は「日本の料理・食事を味わうこと(39.0%)」でした。爆買いに象徴されるように、訪日中国人観光客はショッピングを好む傾向にありますが、「買い物」を目的に訪日した中国人観光客はは38.1%となっており、近年の訪日中国人観光客にとって「観光」「食」よりも関心度が低いもの であるようです。

Baidu.jp プレスリリースより
Baidu.jp プレスリリースより

②団体旅行の時代はもう終わり?!個別手配での訪日が主流に

2017年の訪日中国人観光客のうち、39.1%が「個別手配」にて訪日旅行を手配 しました。「団体旅行・ツアー旅行」にて訪日旅行を手配した訪日中国人観光客は、全体の32.7%となっており、「個別手配」よりも少ない結果に なりました。

中国当局は、2017年9月中旬に首都・北京など一部の旅行会社に対し 「日本への団体旅行を減らすよう」口頭で通達 をするなど、団体旅行での訪日旅行を制限しています。背景には日本への資本流出を警戒していることが考えられ、2017年の訪日中国人観光客にとって団体旅行はしづらいものになっていることが予測できます。こういった理由から個別手配による訪日旅行がもっとも大きなパイを占めるようになっていることが把握できるでしょう。

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③過半数の訪日中国人がCtripを通じて宿や航空券を予約:予約方法は実店舗ではなくオンライン

2017年の訪日中国人観光客の訪日旅行予約方法(複数回答可)

順位 予約方法 回答率
1位 Ctrip 55.8%
2位 Qunar.com 24.5%
3位 阿里旅行 18.3%
4位 旅行代理店の店舗 11.2%
5位 Elong 8.8%

2017年の訪日中国人観光客のうち 55.8%が、Ctripを通じて訪日旅行の際の航空券や宿を予約 しています。Qunar.comや阿里旅行、Elongなども人気の旅行予約サイトとなっており、多くの訪日中国人観光客はウェブ上で訪日旅行時の航空券や宿の予約をしていることがわかります。旅行代理店を通じて訪日旅行の予約をした訪日中国人観光客は全体の11.2% となっており、実店舗での予約は比較的マイナーなものであることが把握できます。

まとめ:変わり続ける訪日中国人の旅行動向 最新のトレンドを把握しておこう

今回は、バイドゥ株式会社のデータをもとに2017年の訪日中国人観光客の旅行トレンドに関して解説してきました。爆買いに代表される訪日中国人観光客ですが、最近ではショッピングではなく観光目的で日本に訪れる人が増えています。 また、旅行の手配方法に関しても中国当局の団体旅行の制限もあってか 個別手配にシフト してきおり、結果として旅行代理店を通じてではなく、CtripやQunar.comなどオンラインの旅行予約サイトの予約が主流なものに なってきているようです。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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