ほこみち制度とは、正式名称を「歩行者利便増進道路制度」といい、2020年11月25日に施行された賑わいのある道路構築のための道路の指定制度を指します。

道路への「道路空間を街の活性化に向け活用したい」「歩道にカフェやベンチを置いてゆっくり滞在できる空間にしたい」といったニーズへの高まりから施行されました。

ほこみち制度に指定された道路の特例区域では、道路上へテーブルやイス、広告塔などの物(占用物件)を置く際の「無余地性」と呼ばれる基準が排除されるため、道路空間の活用が柔軟に認められることとなります。

構造基準上のメリットに、道路管理者が歩道内に「歩行者の利便増進を図る空間」を定めることが可能となる点、空間活用に関するメリットに、公募で選定された道路空間を活用する占有者は最長20年の占有が可能となる点が挙げられます。

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