お隣の韓国から毎年たくさんの訪日韓国人観光客がやってきます。訪日韓国人観光客の入国ルートを知ることはインバウンド対策を成功させるうえでとても重要です。
訪日韓国人観光客が利用する航空会社とはの会社でしょうか? また、飛行機に乗った訪日韓国人観光客のマナーはどうでしょうか? 飛行機にまつわる訪日韓国人観光客の動向をご紹介します。
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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
出入国管理局の統計で見る訪日韓国人観光客の動向
訪日韓国人観光客に人気があるのは羽田空港、成田空港など東京を中心とした大都市行きの飛行機。これは訪日韓国人観光客の買い物ルート、東京から大阪、名古屋に続くいわゆるゴールデンルートと関係があると思われます。
訪日韓国人観光客に人気のLCC
訪日韓国人観光客にもLCCの飛行機はとても人気があります。これらの飛行機が出ている空港の利用者数が増えるのは必然ですね。
主なLCCの航空会社には、イースタージェット、ティーウェイ、エアプサン、チェジュ、ピーチ等があります。LCCだけあって格安運賃で利用できる飛行機は韓国の若い女性にとても人気があるそうです。
また飛行機のデザインがオシャレなことも、女性や家族連れの訪日韓国人観光客の人気を獲得する理由の一つだと言えるでしょう。
訪日韓国人観光客の飛行機にまつわるマナー
訪日韓国人観光客の飛行機に関するマナーが悪いという話もありますが、もちろんそれは一部の訪日韓国人観光客です。しかし、その一部の訪日韓国人観光客が飛行機内であまりに酷いマナー違反をするせいで訪日韓国人観光客全体のイメージが悪くなっていると言えます。とはいえ、訪日韓国人観光客へのマナーに関する注意や呼びかけもインバウンド対策の一つです。
マナーが悪いのは訪日韓国人観光客だけとは限らない
飛行機でのマナーの悪さは一部の訪日韓国人観光客に限らず日本人にも飛行機にてマナー違反をする人はいます。
しかしながら、日韓の関係でよくある民族そのものを否定するようなは止めてほしいものです。なぜなら訪日韓国人観光客もあくまで外国からのお客様であり日本の経済を支えてくれているからです。
韓国の航空会社は飛行機でのマナーを指導するために飛行機内で搭乗マナーに関する動画を流しました。この様に日本の航空会社も訪日韓国人観光客のため、インバウンドのため、工夫していく必要があると思われます。
これからの訪日韓国人観光客の入出国ルートの可能性
現在、訪日韓国人観光客の飛行機でのルートは大都市を中心としていますが、これからリピーターが増えるにつれ訪日韓国人観光客のための新たな飛行機の入出国ルートが開拓されていくと思われます。
台湾、韓国、中国等の隣国との都市間の関係は少しずつですが密接になってきています。なぜならインバウンド誘致のために友好都市、姉妹都市が増えているからです。
それに伴って飛行機に限らず様々な出入国ルートの増加、また飛行機の運航機会の増加も期待できるのではないでしょうか。インバウンド対策の結果次第では不可能では無いと思います。訪日韓国人観光客と企業のインバウンド対策に期待したいところです。
飛行機にまつわる航空会社の苦悶
もし飛行機の出入国ルートが新たに開拓されれば航空会社の経営不振も解消されるのではないでしょうか。訪日韓国人観光客や私たちのとっても有り難いLCC便ですが、LCCの急成長で利益を上げづらくなった航空券販売会社が多々あります。
しかし、もし海外からの飛行機の受け入れがあれば、海外の旅行会社など航空券の幅が広がり、また新たな需要のチャンスになるのではないでしょうか。訪日韓国人観光客のインバウンド誘致のため、飛行機の運航増加のためにも日韓の友好化は不可欠です。
やはり飛行機の問題に関しても隣国とのよき関係を築くためにも日頃からのインバウンド活動に力を注ぐ必要がありそうです。将来的に国際便に強いコネクトをもった空港、飛行機を増加できると、さらなるインバウンドのチャンスが広がります。
まとめ:地方から海外への飛行機
現在の地方へのニーズを踏まえたうえで外国人の地域別出入国の統計を見てみると訪日韓国人観光客だけでなく全体的に地方からの飛行機の発着が少なすぎるように見えます。訪日韓国人観光客の誘致に地方も参加したいところです。
しかしながら、飛行機の少なさ以外にも、地方のインバウンド対策に対する消極性や訪日韓国人観光客を含む訪日外国人観光客に対しての偏見やトラブルを恐れているなどの問題もあるのではないでしょうか。
訪日韓国人観光客インバ
データでわかる訪日韓国人観光客
2000年代から、日本語を学ぶ学生が増えています。その理由は、日韓交流の増加により日本語が就職に有利と判断され始めていること、日本文化に対する関心が高くなってきていることなどが挙げられます。実際に、韓国の日本語学習者数は約91万人(2006年)と世界の中でもトップで、世界の日本語学習者の約3割(30.6%)を占めていることになります。
訪日韓国人観光客の特徴
日本の製品やコンテンツに強い関心を持っており、距離的にも近い韓国はインバウンド消費を狙ううえで無視できない国のひとつです。リピーターが多く、自分の興味に合わせた旅行プランを練る傾向のある韓国人観光客は、東京都などの定番観光スポット以外にも足を運びます。
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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