これだけは知っておくべき訪日韓国人 3つのポイント

    • 訪日韓国人のハイシーズンは1月、全体の1割が1月に訪日
    • 短期間の滞在が多く、長期滞在者は少ない
    • 驚異的な回復ペース、受け入れ環境整備がカギ

韓国に関連するインバウンド年表

1965年日本と大韓民国の国交が樹立
1985年JNTOソウル事務所が開設
2018年訪日韓国人数が史上最多となる753万人を達成

韓国基本データ

人口約5,161万人
面積約10万平方キロメートル
首都ソウル
宗教仏教、キリスト教など
公用語韓国語
時差UTC+9(時差なし)
通貨韓国ウォン
名目GDP約1兆7,205億米ドル
経済成長率0.031
一人当たりGDP約33,622米ドル
平均月収2,225.26米ドル
ビッグマック指数(経済力)3.89米ドル

(参照)THE WORLD BANK Population, total、United Nations National Accounts - Analysis of Main Aggregates (AMA)、外務省 国・地域基礎データ、Numbeo Rankings by Country of Average Monthly Net Salary(After Tax)(Salaries And Financing)、The Economist The Big Mac index

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韓国市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2022年):訪日韓国人は何人来ているのか

コロナ前、訪日韓国人観光客数は2018年までは増加傾向にありましたが、2019年には日韓関係の冷え込みにより減少がみられました。コロナ後の2022年は101万2,751人と、全国籍中唯一の100万人超えを記録し、他の国・地域と比較しても快調なペースで回復しています。

月別訪日外客数:訪日韓国人に人気なのは何月?

コロナ前、2018年までの傾向では、訪日韓国人が最も増加するのは1月でした。 なお、2019年は日韓関係悪化の影響を受けて8月から大きく落ち込み、9月〜12月は2014年水準にも満たない結果となりました。

インバウンド消費額推移(2014年~2022年):韓国市場全体の規模は?

コロナ前、2018年までは訪日韓国人のインバウンド消費額は増加傾向にあり、ピークとなった2018年には5,887億円を記録しました。しかし日韓関係の冷え込みにより、2019年には4,252億円へと減少しました。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2022年):訪日韓国人は1人いくら使う?

コロナ前、2018年までは訪日韓国人の一人当たりインバウンド消費額は増加傾向にありましたが、2019年には7万6,138円へと微減しました。コロナ明けの2022年には、旅行者層の変化に伴い13万3,450円へと増加をみせました。

旅行支出内訳:訪日韓国人には何を買い、消費している?

訪日韓国人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、3万9,823円でした。2番目に大きな割合を占めたのは飲食費で、3万1,288円でした。同じ東アジアでも、娯楽等に重点を置く中国人、買物に重点を置く台湾人や香港人に対し、韓国人は宿泊や飲食に重点を置いていることが分かります。

人気のお土産ものランキング:訪日韓国人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位菓子類77.9%5,495円
2位その他食料品・飲料・たばこ37.7%4,283円
3位医薬品36%6,089円
4位化粧品・香水24.4%7,004円
5位酒類24.1%4,781円
6位衣類21.7%12,538円
7位靴・かばん・革製品9.2%12,963円
8位健康グッズ・トイレタリー8.7%11,116円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日韓国人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均5,495円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「その他食料品・飲料・たばこ」「医薬品」「化粧品・香水」「酒類」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日韓国人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア69.7%
2位空港の免税店58.5%
3位ドラッグストア42.7%

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日韓国人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、69.7%が買い物をしました。続けて「空港の免税店(58.5%)」と「ドラッグストア(42.7%)」がランキング上位に入っています。免税店を利用する傾向も大きいようです。

年齢・性別構成比:訪日韓国人で最も多い属性は?

訪日韓国人の55.0%が男性、45.0%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の24.6%を占め、女性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の23.2%を占めます。他のアジアの地域だと30代が多いのに対し、比較的若い世代が訪日する傾向にあるようです。

滞在日数:訪日韓国人は何日間訪日旅行する?

訪日韓国人の滞在日数は、全体の場合と観光・レジャー目的の場合、どちらも4~6日間が最多です。距離が近いことから、3日間以内の滞在も他の国籍に比べ多くなっています。

訪日経験:訪日韓国人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2023年第1四半期の訪日韓国人は、初来日が28.7%、リピーターが71.3%でした。

旅行形態:訪日韓国人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日韓国人の旅行形態は、全目的の場合と観光・レジャー目的の場合、どちらも個別手配が最多です。またどちらの場合でも団体ツアーの割合が他の国籍に比べ大きくなっており、団体旅行にも一定の需要があるといえます。

日本の観光情報の収集:訪日韓国人の訪日旅行の情報手段は?

訪日韓国人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「個人のブログ(42.4%)」でした。合わせて「SNS(Facebook/Twitter/微信等)(41.9%)」「動画サイト(YouTube/愛奇芸等)(35.7%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(60.6%)」でした。合わせて「飲食店(59.0%)」「観光施設(28.8%)」と続いています。

韓国市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

韓国人の海外旅行者数の推移(2012年~2020年):韓国人の海外旅行需要は?

コロナ前の2019年までの6年間、韓国人の海外旅行者数は伸び続けており、ピークであった2019年には2,871万人を記録しました。しかし2020年にはパンデミックの影響を受け428万人まで激減しました。

韓国で人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位日本7,538,952人(2018年)
2位中国4,762,163人(2016年)
3位ベトナム4,290,802人(2019年)
4位アメリカ2,334,839人(2017年)
5位フィリピン1,989,322人(2019年)

(参照)日本政府観光局(JNTO) 訪日旅行データハンドブック 2022年より

韓国人に人気の海外旅行先は、日本、中国、ベトナム、アメリカ、フィリピンと、5つのうち4つがアジア諸国となっています。日本と中国は距離が近いため飛行機代が安いことが人気の理由となっており、日帰り旅行を楽しむ韓国人も存在します。ベトナムやフィリピンは物価が安く庶民にも人気のようです。コロナ禍から回復したタイミングでも、同じ理由でこれらの国・地域が人気になるものと考えられます。

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