中国など中華圏から人気を得た北海道、次なるステップは欧州圏・東南アジア客の誘致
北海道の訪日外国人観光客数は2,552,955人で、一人当たりインバウンド消費額は97,244円でした。最も多かった国籍は中国で654,059人、そして韓国の552,060人、続いて台湾の516,697人という結果でした。豊かな自然環境や独自のグルメ、スキー場など様々なレジャー施設をもつ北海道は、旅行単価と外国人観光案内所の件数では全国第2位、宿泊者数では全国第3位、免税店の数では全国第4位と日本でも有数の高いインバウンド需要を誇っています。訪問者数全体では、中国、韓国、台湾がトップ3ですが、欧米豪や東南アジアの観光客も多く訪れています。今後は東アジアへのインバウンド対策はもちろん、新規に獲得した欧州圏と、スキー需要が高まる東南アジア圏各国へのアプローチが求められているでしょう。北海道のインバウンド需要・対応状況まとめ
項目 | 数値 | |
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インバウンド | 訪問率(2019年) | 8.01% |
インバウンド | 訪問者数(2019年) | 2,552,955人 |
インバウンド | 述べ宿泊者数(2019年) | 8,556,690人泊 |
インバウンド | 平均宿泊日数(2019年) | 5.5泊 |
インバウンド | 1人1回当たり旅行消費単価(2019年) | 97,244円 |
対応状況 | Japan Free Wi-Fi(2020年) | 5,674施設 |
対応状況 | 外国人観光案内所(2020年) | 94施設 |
対応状況 | 案内表示の英語対応(2016年) | 75%以上 |
対応状況 | おもてなし事業者登録件数(2020年) | 12件 |
対応状況 | 免税店舗数(2020年) | 2,820店舗 |
インフラ | 空港・港湾 | 新千歳空港、函館空港、旭川空港、帯広空港、釧路空港、小樽港、釧路港、函館港 |
北海道に来ている訪日外国人の割合
北海道でインバウンド消費している金額の割合
北海道に来ている訪日外国人TOP5のインバウンド消費金額
北海道の訪日外国人観光客訪問率
訪日外国人消費動向調査によると、北海道の訪問率は8.01%であり、全国第8位です。
北海道への訪日外国人観光客の訪問者数
訪問率と訪日外客数を元に計算したところ、北海道への訪問者数は2,552,955人であり、全国第8位です。
北海道の訪日外国人観光客宿泊数
北海道への訪日外国人宿泊者数は8,556,690人泊であり、全国第3位です。
北海道の平均宿泊日数
北海道の訪日外国人の平均宿泊数は5.5泊であり、全国第9位です。
北海道に来ている外国人の1人1回あたり旅行消費金額
北海道のインバウンド消費金額は97,244円であり、全国第2位です。
北海道への「Japan Free Wi-Fi」の登録件数
北海道のJapan Free Wi-Fi登録施設は5,674施設であり、全国第5位です。
北海道の外国人観光案内所設置数
北海道の外国人観光案内所設置数は94施設であり、全国第2位です。
北海道の施設内案内表示の英語への対応状況
北海道の施設内案内表示の英語化率は75%以上です。
北海道のおもてなし規格認証登録事業者数
北海道のおもてなし認証規格登録事業者の数は12件で、全国第15位です。
北海道の免税店の数
北海道の免税店の数は2,820店舗で、全国第4位です。
北海道の入国空港・港湾
北海道の入国空港・港湾は新千歳空港、函館空港、旭川空港、帯広空港、釧路空港、小樽港、釧路港、函館港です。