観光地として評判が高い愛知県、県内の観光エリアへの誘致が課題
愛知県の訪日外国人観光客数は335,440人で、一人当たりインバウンド消費額は78,400円でした。最も多かった国籍は中国で147,771人、そして台湾の54,725人、続いて香港の26,159人という結果でした。日本三大都市である名古屋や国際空港セントレアを持つ愛知県は、訪日外国人観光客の訪問率、訪問数、宿泊者数だけではなく、1人あたり旅行消費金額も確保していて、観光地としての人気が確立している場所といえるでしょう。
一方で、他の大都市と同様、ゴールデンルートに含まれるスポット以外のエリアへの誘客が弱いことが課題です。外国人向け観光案内所の拡充など、受け入れ態勢を県内広域で整備していくことでさらなる成長が見込めるでしょう。
愛知県のインバウンド需要・対応状況まとめ
2019年 | 2020年 | 2021年 | |
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訪問率 | 9.02% | 8.15% | (未調査につきデータなし) |
訪問者数 | 2,877,036人 | 335,440人 | (未調査につきデータなし) |
述べ宿泊者数 | 3,440,020人泊 | 660,140人泊 | 111,950人泊 |
平均宿泊日数 | 3.8泊 | 10.8泊 | (未調査につきデータなし) |
1人1回当たり旅行消費単価 | 50,777円 | 78,400円 | (未調査につきデータなし) |
※平均宿泊日数、1人1回当たり旅行消費単価の2020年のデータは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、1-3月の期間のみのデータです。
Japan Free Wi-Fi(2022年) | 7,674施設 |
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外国人観光案内所(2022年3月末) | 35施設 |
案内表示の英語対応(2016年) | 75%以上 |
おもてなし事業者登録件数(2022年) | 12件 |
免税店舗数(2021年) | 2,398店舗 |
空港・港湾 | 中部国際空港、名古屋港 |
2019年(コロナ前)の愛知県に来ていた訪日外国人の割合
2019年(コロナ前)の愛知県でインバウンド消費していた金額の割合
2019年(コロナ前)の愛知県に来ていた訪日外国人TOP5のインバウンド消費金額
2019年(コロナ前)の愛知県の訪日外国人観光客訪問率
訪日外国人消費動向調査によると、コロナ前(2019年)愛知県の訪問率は9.02%であり、全国第6位でした。2021年の訪問率は新型コロナウイルス感染拡大の影響により未調査であり、データはありません。
2019年(コロナ前)の愛知県への訪日外国人観光客の訪問者数
訪問率と訪日外客数を元に計算したところ、コロナ前(2019年)は2,877,036人であり、全国第6位でした。2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により未調査であり、データはありません。
2019年(コロナ前)の愛知県の訪日外国人観光客宿泊数
愛知県への訪日外国人宿泊者数はコロナ前(2019年)は3,440,020人泊であり、全国第7位でした。コロナ禍の2021年は111,950人泊であり、全国第7位でした。
2019年(コロナ前)の愛知県の平均宿泊日数
愛知県の訪日外国人の平均宿泊数はコロナ前(2019年)は3.8泊であり、全国第25位でした。2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により未調査であり、データはありません。
2019年(コロナ前)の愛知県に来ていた外国人の1人1回あたり旅行消費金額
愛知県のインバウンド消費金額はコロナ前(2019年)は50,777円であり、全国第9位でした。2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により未調査であり、データはありません。
愛知県への「Japan Free Wi-Fi」の登録件数
愛知県のJapan Free Wi-Fi登録施設は7,674施設であり、全国第3位です。
愛知県の外国人観光案内所設置数
愛知県の外国人観光案内所設置数は35施設であり、全国第15位です。
愛知県の施設内案内表示の英語への対応状況
愛知県の施設内案内表示の英語化率は75%以上です。
愛知県のおもてなし規格認証登録事業者数
愛知県のおもてなし認証規格登録事業者の数は12件で、全国第9位です。
愛知県の免税店の数
愛知県の免税店の数は2,398店舗で、全国第7位です。
愛知県の入国空港・港湾
愛知県の入国空港・港湾は中部国際空港、名古屋港です。