東南アジアの期待株、消費単価の上昇に注目のシンガポール
コロナ前の2019年、訪日シンガポール人の訪問数は約49万人と、東南アジアの中で第5位の数値でした。一方で同年の消費単価は東南アジアの中では第2位であり、2022年にはベトナムを抜いて東南アジアで最大の消費単価をもつ国となりました。地理的には東南アジアに位置するものの、消費の傾向は欧米圏からの訪日客に似たものがあり、文化体験などの高付加価値・高単価なコンテンツに興味を示すのが訪日シンガポール人の特徴だといわれています。また雪のないシンガポールで暮らす人々は、日本の冬に大きな魅力を感じるため、冬季が訪日旅行のハイシーズンとなるのも特徴です。