団体旅行が多いながらも、東南アジアで消費単価が最大のベトナム
コロナ前の2019年、訪日ベトナム人の訪問者数は約50万人と、東南アジアの主要6か国の中では4番目の多さでした。
一方で同年の一人あたり消費額は約18万円で、東南アジアの主要6か国中最大の金額でした。
訪日ベトナム人の特徴は、その旅行形態にあります。2023年第1四半期のデータでは、団体旅行の利用率が全国籍中で最も高かったのが訪日ベトナム人でした。
ベトナム人の受入環境整備にあたっては、コロナ禍で「消滅」していた団体旅行客向けの設備やサービスを早急に立て直すことが必要になりそうです。