これだけは知っておくべき訪日ベトナム人 3つのポイント

    • 訪日ベトナム人のハイシーズンは4月と10月、春と秋が人気
    • 団体旅行の需要は最高水準
    • 技能実習生の多さはインバウンドにも好影響

ベトナムに関連するインバウンド年表

1973年日本とベトナム社会主義共和国の国交が樹立
2017年JNTOハノイ事務所が設立
2019年訪日ベトナム人数が史上最多となる49万人を達成

ベトナム基本データ

人口約9,554万人
面積約33万平方キロメートル
首都ハノイ
宗教仏教、キリスト教、カオダイ教など
公用語ベトナム語
時差UTC+7(-2時間)
通貨ベトナム・ドン
名目GDP約2,449億米ドル
経済成長率約7.08%
一人当たりGDP約2,563米ドル
平均月収404.03米ドル
ビッグマック指数(経済力)-

(参照)THE WORLD BANK Population, total、United Nations National Accounts - Analysis of Main Aggregates (AMA)、外務省 国・地域基礎データ、Numbeo Rankings by Country of Average Monthly Net Salary(After Tax)(Salaries And Financing)、The Economist The Big Mac index

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ベトナム市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2022年):訪日ベトナム人は何人来ているのか

コロナ前の2019年までは、訪日ベトナム人客数は増加傾向にあり、ピークとなった2019年には49万5,051人を記録しました。コロナ後の2022年は28万4,113人と、東南アジアからの訪日客の中では非常に快調なペースで回復しています。

月別訪日外客数:訪日ベトナム人に人気なのは何月?

コロナ前の2019年までの傾向では、訪日ベトナム人が最も増加するのは4月でした。一般に、東南アジアからの訪日外国人には冬季が一番人気である傾向がありますが、訪日ベトナム人の場合は4月が最多でした。また、夏季にも大きな落ち込みをみせず、年間を通して一定の需要があるのが訪日ベトナム人の特徴といえます。

インバウンド消費額推移(2014年~2022年):ベトナム市場全体の規模は?

コロナ前の2019年までの6年間、訪日ベトナム人のインバウンド消費額は伸び続けていました。ピークとなった2019年には877億円を記録しましたが、パンデミックの影響で直近3年間は大きな落ち込みをみせました。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2022年):訪日ベトナム人は1人いくら使う?

訪日ベトナム人の一人当たりインバウンド消費額は、コロナ前は2014年をピークにおおむね減少傾向にあり、2014年から2019年の5年間で約5万円の減少をみせました。しかしコロナ明けの2022年には、旅行者層の変化に伴い21万7,495円まで増加しました。

旅行支出内訳:訪日ベトナム人には何を買い、消費している?

訪日ベトナム人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、7万3,514円でした。2番目に大きな割合を占めたのは買物代で、6万6,977円でした。この上位2費目に支出が集中していることがわかります。

人気のお土産ものランキング:訪日ベトナム人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位菓子類74.1%10,823円
2位衣類47.3%18,831円
3位化粧品・香水41.7%23,344円
4位その他食料品・飲料・たばこ28.9%18,633円
5位医薬品25.1%17,375円
6位靴・かばん・革製品21.2%26,299円
7位健康グッズ・トイレタリー18.4%17,201円
8位酒類13.9%10,757円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日ベトナム人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均10,823円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「衣類」「化粧品・香水」「その他食料品・飲料・たばこ」「医薬品」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日ベトナム人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位スーパーマーケット55.7%
2位コンビニエンスストア55.4%
3位百貨店・デパート47.4%

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日ベトナム人に最も人気の買い物場所は「スーパーマーケット」で、55.7%が買い物をしました。続けて「コンビニエンスストア(55.4%)」と「百貨店・デパート(47.4%)」がランキング上位に入っています。

年齢・性別構成比:訪日ベトナム人で最も多い属性は?

訪日ベトナム人の50.5%が男性、49.5%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の18.2%を占め、女性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の18.6%を占めます。

滞在日数:訪日ベトナム人は何日間訪日旅行する?

訪日ベトナム人の滞在日数は、全体の場合と観光・レジャー目的の場合、どちらも4~6日間が最多です。東南アジア諸国の中では、比較的滞在日数が短いのが特徴です。

訪日経験:訪日ベトナム人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2023年第1四半期の訪日ベトナム人は、初来日が56.5%、リピーターが43.5%でした。

旅行形態:訪日ベトナム人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日ベトナム人の旅行形態は、全目的の場合は個別手配が最多ですが、観光・レジャー目的の場合は団体ツアーが最多となっています。2023年第1四半期のデータでは、全国籍中でも唯一訪日ベトナム人だけが、個別手配よりも団体ツアーを好む傾向を示しました。

日本の観光情報の収集:訪日ベトナム人の訪日旅行の情報手段は?

訪日ベトナム人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「日本在住の親族・知人(21.0%)」でした。あわせて「旅行会社ホームページ(19.9%)」「日本政府観光局ホームページ(18.5%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(46.8%)」でした。あわせて「飲食店(38.8%)」「買物場所(29.9%)」と続いています。

ベトナム市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

ベトナム人の海外旅行者数の推移(2012年~2020年):ベトナム人の海外旅行需要は?

ベトナム人の海外旅行者数は公表されていません。

ベトナムで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位中国7,948,664人(2019年)
2位タイ1,048,181人(2019年)
3位ラオス998,400人(2016年)
4位カンボジア959,663人(2016年)
5位シンガポール591,946人(2019年)

(参照)日本政府観光局(JNTO) 訪日旅行データハンドブック 2022年より

ベトナム人に人気の海外旅行先は、中国、タイ、ラオス、カンボジア、シンガポールと、全てアジア諸国となっています。ベトナムから中国、ラオス、カンボジアへは陸路でも入国でき、交通費が抑えられることが人気の理由のようです。またトップの中国には、ビジネスで訪れるベトナム人も多くなっています。

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