訪日カナダ人観光客をはじめとした訪日外国人観光客が日本国内で物を買ったりサービスを受けることで、インバウンド効果が期待できます。魅力ある観光地づくりや観光しやすい環境の整備、観光に携わる人材の育成や訪日旅行情報の外発信強化など。インバウンド対策に向けた政策が行われています。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
インバウンド対策し、訪日カナダ人観光客が観光したくなる観光地づくりに取り組む
日本のマンガやアニメ、ドラマの文化はインターネットを使えばどこにいても楽しめます。また寿司や天ぷらなどの和食の文化も海外で楽しめます。日本に実際に訪れてもらうためには、インバウンド対策により日本にいなければ体験できないことを作らなければなりません。そこで魅力ある観光地づくりをするために地方にある観光資源を再生する必要があります。
例えば各地方が誇る歴史や文化は、その土地でしか体験できない貴重な財産となります。訪日カナダ人観光客がそれらを体験したり知ることができる場を整えていかないといけません。
インバウンド対策により日本の歴史や文化、スポーツを観光資源にする政策
歴史や文化と共にスポーツやリゾートができる環境を整えることで、さらに幅広い集客が可能になります。2019年にはラグビーワールドカップ、2020年にはオリンピックとパラリンピックが開催されます。
その前後には文化プログラムも開催されます。試合の観戦などで沢山の観光客が訪日することが予想されます。さらに訪日カナダ人観光客を集客するために地域の魅力を体験しながらスポーツを楽しめる観光プランなどを提案していけるよう取り組む政策が必要になります。
インバウンド対策により訪日カナダ人観光客に日本を満喫してもらい観光しやすいイメージをつくる
観光をしやすい環境にするために取り組む必要があります。ビザの緩和や観光バスの乗降場所の整備、3メガバンクが海外で発行しているカードに対応できるATMを現在の約半数で整備したり、カナダ人が訪れる主要なショッピングセンター等の商業施設や宿泊施設、観光スポットなどでクレジットカードが使えるように取り組む必要があります。
インバウンド対策により航空機国際線の入国出国審査の待ち時間短縮
日本の玄関となる航空機国際線の入国審査を短縮するために入国審査の待ち時間に指紋や個人情報を取得する最新の機械を導入したり、出発地となるカナダの空港で指紋や個人情報を事前にチェックしておくなどの対策が必要です。この対策ができると訪日カナダ人観光客の滞在時間が長くなり観光を有意義なものにできます
インバウンド効果を最大限に活用するための人材
観光地の窓口となる商業施設や宿泊施設にカナダの公用語である英語やフランス語で対応可能な人材を育成することが必要となります。その他に旅行会社では訪日カナダ人観光客に日本旅行プランを売り込むスキルが必要となります。
長い目で見れば子どもたちが働く世代になった時に活かせるよう地元の歴史や文化を理解し、その魅力を発信できる機会をつくっていく必要があります。
訪日カナダ人観光客への情報発信力
観光地の整備や人材の育成によって観光しやすくなった日本をアピールする情報発信力が必要です。カナダの著名人やメダリストが日本の魅力を実際に体験している映像を海外の放送局で配信したり、訪日カナダ人観光客が必要とする情報を簡単に手に入れられるスマホアプリの作成等の取り組みが必要となります。
まとめ:政策を実現するために
国民全員が積極的に参加して政策を進めていく姿勢が必要となります。この政策の実現の為にも全国、各地域の人々や企業などが参加して政策を進めていく事が課題となります。このような政策を実現することで日本の観光産業の需要が最大限に引き出され、これからも他国と肩を並べて歩んでいけるようになれるのです。
訪日カナダ人観光客インバウンドデータ集
データでわかる訪日カナダ人観光客
訪日カナダ人観光客は、2015年で231,390人の外客数、312億円(2014年)のインバウンド消費で、インバウンド市場の中ではそこまで大きい存在ではありません。しかしながら、2011年の東日本大震災以降、毎年10〜30%の伸び率で着実に拡大しつつある市場でもあります。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
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詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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