これだけは知っておくべき訪日カナダ人 3つのポイント

    • ハイシーズンは3月〜5月と10月
    • 訪日カナダ人の約33%は20代、若者向けインバウンド対策が重要
    • 宿泊と飲食にお金をかけるカナダ人

カナダに関連するインバウンド年表

1928年日本とカナダの国交が樹立
1957年JNTOトロント事務所が設立
2018年訪日カナダ人数が史上最多となる33万人を達成

カナダ基本データ

人口約3,274万人
面積約999万平方キロメートル
首都オタワ
宗教キリスト教など
公用語英語、フランス語
時差UTC-3:30~UTC-8(-14時間30分~-17時間)
通貨カナダ・ドル
名目GDP約1兆6,530億米ドル
経済成長率約1.8%
一人当たりGDP約42,870米ドル
平均月収2,426.12米ドル
物価5.16米ドル

カナダ市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2018年):訪日カナダ人は何人来ているのか

ここ5年間、訪日カナダ人観光客数は伸び続けており、2014年においては182,865人だった訪日カナダ人観光客数は、2018年には約1.8倍となる330,600人を記録しています。

月別訪日外客数:訪日カナダ人に人気なのは何月?

ここ5年間、訪日カナダ人が最も増加するのは10月です。最も減少するのは2月で、4月を中心とした春季にも10月と同程度の人気があります。訪日アメリカ人とは異なり、夏季の人気は春季と秋季程ではないことから、北米でもアメリカとカナダで異なったインバウンド対策が必要だと言えます。

インバウンド消費額推移(2014年~2018年):カナダ市場全体の規模は?

ここ5年間、訪日カナダ人のインバウンド消費額は伸び続けており、2014年においては312億円だった訪日カナダ人のインバウンド消費額は、2018年には約2倍となる606億円を記録しています。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2018年):訪日カナダ人は1人いくら使う?

訪日カナダ人の一人当たりインバウンド消費額は2015年から2016年にかけて若干の減少を見せたものの全体としては増加しており、2018年には183,218円を記録しています。

旅行支出内訳:訪日カナダ人には何を買い、消費している?

訪日カナダ人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、74,857円でした。2番目に大きな割合を占めたのは飲食費で、47,469円でした。宿泊への支出が全体の約4割を占めており、長期間滞在する観光客が多いことが分かります。

人気のお土産ものランキング:訪日カナダ人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位菓子類43.6%6,608円
2位衣類39%14,527円
3位酒類28.1%7,857円
4位その他食料品・飲料・たばこ26.9%9,163円
5位民芸品・伝統工芸品24%7,953円
6位その他買物代16.6%13,683円
7位靴・かばん・革製品10.9%15,313円
8位化粧品・香水10.8%12,063円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2018年より

訪日カナダ人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均6,608円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「衣類」「酒類」「その他食料品・飲料・たばこ」「民芸品・伝統工芸品」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日カナダ人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア63.6%
2位百貨店・デパート53.6%
3位観光地の土産店44.4%

訪日カナダ人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、63.6%が買い物をしました。続けて「百貨店・デパート(53.6%)」と「観光地の土産店(44.4%)」がランキング上位に入っています。

年齢・性別構成比:訪日カナダ人で最も多い属性は?

訪日カナダ人の61.1%が男性、38.9%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の19.3%を占め、女性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の13.6%を占めます。

滞在日数:訪日カナダ人は何日間訪日旅行する?

訪日カナダ人の滞在日数は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも7〜90日間が最多です。

訪日経験:訪日カナダ人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2018年の訪日カナダ人は、初来日が59.2%、リピーターが40.8%でした。

旅行形態:訪日カナダ人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日カナダ人の旅行形態は、観光・レジャー目的と業務目的の場合、どちらも個別手配が最多です。団体ツアーは観光・レジャー目的の場合は6.6%、業務目的の場合は5.4%しか利用されておらず、ほとんどの訪日カナダ人は個別手配を利用していることが分かります。

日本の観光情報の収集:訪日カナダ人の訪日旅行の情報手段は?

訪日カナダ人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「口コミサイト(38.3%)」でした。合わせて「自国の親族・知人(27.1%)」「動画サイト(26.2%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(53.5%)」でした。合わせて「無料Wi-Fi(52.9%)」「飲食店(36.5%)」と続いています。

カナダ市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

カナダ人の海外旅行者数の推移(2012年〜2017年):カナダ人の海外旅行需要は?

ここ6年間、カナダ人の海外旅行者数は増減を繰り返しており、2012年には3,228万人だった海外旅行者数は2014年に3,352万人まで増加した後、2016年には3,128万人に落ち込みます。しかし2017年には3,306万人まで戻っており、全体で見ると約1.02倍の増加となっています。

カナダで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位アメリカ23,406,993人(2014年)
2位メキシコ1,781,469人(2016年)
3位キューバ1,300,092人(2015年)
4位フランス1,125,359人(2016年)
5位イギリス827,926人(2016年)

カナダ人に人気の海外旅行先は、アメリカ、メキシコ、キューバ、フランス、イギリスとなっています。アメリカはカナダに隣接しており、陸路でも入国できることが人気の理由となっているようです。また、キューバとカナダは友好関係を保っており、2015年時点で約130万人と多くのカナダ人がキューバを訪れています。なお、日本は第13位でした。