【4つの法則】Airbnb人気物件の特徴には共通した条件があった?!人気の民泊物件の特徴まとめ

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

民泊を運営している方や今後始める方は「人気物件になりたい!」と願っているはずです。実は 人気物件には共通した条件があります。その条件によって、運用後のゲストからの評価やその結果である収支に大きく影響してくるといっても過言ではありません。そこで今回は、人気物件の特徴を紹介します。

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

人気民泊物件の法則その①:エリア

人気物件の特徴の一つに 立地条件 が挙げられます。この立地条件は人気物件に必須な条件とも言えるほど非常に重要です。

大まかには、東京・大阪・京都の三大エリアは人気

やはり、旅行者の多く集まる土地では、民泊の利用者も多くなります。まずは大まかな地区分けで言えば、首都である東京、関西国際空港の発着する大阪、日本最大の観光地・京都が三大エリア です。

また、福岡・沖縄・北海道 などの地域も次いで人気なエリアです。

東京での人気エリアは?

東京と一口にいっても人気エリアはどこなのでしょうか?

観光地としての人気エリアと一致 し、渋谷、新宿、浅草あたりは根強い人気を誇っています。東京と言っても、東西のはずれは民泊需要はあまりありません。少々意外な人気エリアは 日暮里 です。日暮里はこれといった観光地があるわけではありませんが、成田空港からのアクセスの良さから外国人観光客に人気なエリア です。

駅からの距離は非常に重要

エリアだけではなく、駅からの距離は非常に重要です。駅からの距離が近ければ人気エリアの物件を凌駕してしまうこともあるそうです。駅からの距離は「徒歩5分以内」だと超優良物件 です。「徒歩7分以内」までが駅からの距離でアピールできるラインでしょう。

人気民泊物件の法則その②:値段

地域が人気エリアじゃなくても値段が安い物件は人気があります。

数年前であれば、まるまる貸切は15000円、個室3000円、シェアルームは2000円が相場感ではありました。しかし、民泊市場の拡大により、2017年現在ではオーソドックスな物件であれば、まるまる貸切8000円、個室1500円、シェアルームは1200円くらいが「安い」物件とされています。

人気民泊物件の法則その③:内装

物件の内装は非常に重要になります。写真映え するインテリアはゲストの満足度向上にも繋がります。

物件のターゲットを考え、ニーズにあった内装を作る

内装の作る上で重要なポイントは その物件のターゲットを考え、ニーズにあったインテリアを揃える ことです。

インテリアはむやみにお洒落さや高級感があればよいというものではなく、ターゲットとなる人々にとって使いやすく、居心地が良い、ということが重要です。例えば、Airbnbのゲストの40%はビジネスマンだと言われていますが、ビジネスマンをターゲットとする物件であれば、PC作業用のスペースやデスク、wi-fiなどがあれば大きなプラスポイントとなります。

アメニティ設備もしっかりと

また、アメニティ設備も重要です。タオルやトイレットペーパー、ティッシュなど必需品はもちろんのこと、それらに加えて いかにプラスのアメニティを設備できるかが、ゲストの満足度を高める要因になります。

例えば、ベッド周りであれば、ベッドに高級感を与える赤色系の布や、お洒落なタオルやクッションが添えてあるだけでもぐっと雰囲気は変わります。

また、写真には写りませんが、加湿器や芳香剤などもよいですし、延長コードやiPhoneの充電器、ウェットティッシュなど実用的なアイテム も喜ばれます。

人気民泊物件の法則その④:リスティング情報

Airbnb上のリスティング(物件の詳細ページ)情報 はゲストの目に入るのでしっかり充実させる必要があります。

英語は必須

日本の民泊市場は 9割以上が外国人観光客 です。日本人の割合は少しずつ増えていくかもしれませんが、それでも大半を占めるゲストが外国人である構図は変わらないでしょう。

そのため、リスティング情報を 英語で記載するのは必須 と言えます。また、可能であれば利用者の多い中国や韓国からのゲストのため、中国語・韓国語の表記 も欲しいところです。

観光地からの距離・主要駅のアピール

外国人観光客からすれば、自分の国から遠く離れた日本の距離感や立地はよく分からないものです。それは同じ日本人でも観光地が離れていれば同じことです。

そのため、空港や主要駅、観光地などからの距離は、リスティング上でしっかりとアピールしましょう。「成田空港から50分!」「渋谷から30分!」 といった形がオーソドックスです。

写真は綺麗にアピール

一目で物件を把握できる写真は、リスティング情報においてもとても大切な意味を持ちます。人気物件は大抵、キレイで見やすい写真をたくさんアップしています。

客室やリビングの様子はもちろんのこと、浴室、トイレ、キッチン、玄関などの様子も写真に収めてアップしましょう。写真は、撮ってそのままアップするのではなく、パソコンやスマートフォンの画像編集ソフトなどを用いてキレイに補正すると良いでしょう。なるべく明るく、鮮やかな色合いにするのがコツです。

写真撮影や画像編集が苦手な方は、Airbnbが用意している写真撮影サービスを検討してください。予約してからかなり(2〜3ヵ月)待つかもしれませんが、無料で立派な写真を撮ってくれます。また、写真を撮ってくれる代行業者も多くあります。

まとめ

いかがでしたか? 人気物件の特徴は数多くあります。物件を選択する時や、ホストとして物件運用を始めた後でも収益を左右します。Airbnbの新しい物件選びや運用方法としてこれらの特徴を参考にしてみてはいかがでしょうか。

<参考>

訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」


コロナ禍の収束後、インバウンド需要が順調に回復を続ける中、唯一回復が大きく遅れていた中国市場。

一方、ここ数か月の間は訪日中国人客数が順調に回復してきており、訪日旅行消費額も2024年1〜3月期では台湾を抜き、1位となったことがわかっています。

今、中国市場がどのような動向になっていて、今後どうなっていくのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は訪日ラボから、複数の中国SNSで在日中国人インフルエンサーとしても活動中の熊 孟華(ユウ モウカ)と、中国最大級の店舗・施設検索プラットフォーム「大衆点評」などを活用した中国向けプロモーションのコンサルティングを行う金子 泰士が登壇。

中国SNSや訪日プロモーションの「プロ」である2人が、気になる中国市場の最新トレンドについて語り尽くすセミナーをお届けします。

中国向けのインバウンドプロモーションに取り組んでいる方や、これから取り組もうとしている方は必見です!

詳しくはこちらをご覧ください
日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」

【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年4月版レポートから、3月〜4月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる4月から観光・インバウンドに関わる仕事に就いたり、関連部署へ異動となり、知識のインプットに追われていませんか? また、より一層事業を推進するために必要な学び直しの機会を設ける担当者も増えてきております。
このセミナーでは、
新担当になって、インバウンドの何から始めたらいいか分からない
インバウンド推進が本格化し、改めて情報やノウハウを学び直したい
そもそもインバウンドに興味があるが、情報を収集できていない
方にとって必要な基礎情報と、知っておきたい新情報をお届けする機会となっております!
詳しくはこちらをご覧ください。
→4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

matsuri technologies株式会社

matsuri technologies株式会社

Matsuri ​technologies株式会社代表吉田と広報企画担当河田2名にて執筆中。法人利用数No.1の民泊物件管理ツール「m2m ​Systems」,民泊メッセージ代行サービス「m2m ​Basic」,「民泊+短期賃貸」の組み合わせで貸し出しを行う集客支援ツール 「nimomin」などを自社サービスとして運営しており民泊運営から得たノウハウを中心に情報発信していきます。

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに