3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

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【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

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ここに注目!インバウンド関連データ

訪日外国人数、初の「月間300万人」超え

訪日外国人数、初の「月間300万人」超え【インバウンド情報まとめ 2024年4月】
▲訪日外国人数、初の「月間300万人」超え【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

日本政府観光局JNTO)は4月17日、2024年3月の訪日外客数推計値を発表しました。

3月の訪日外客数は308万1,600人で、2019年同月比11.6%増を記録。2月(278万8,000人)と比較しても30万人近くの大幅な増加となっています。また、23市場のうち17市場では、3月の過去最高を記録しました。

国別では韓国が2019年同月比13.2%増の66万3,100人で、引き続き1位となっています。

長らく回復が遅れていた中国は約45万人と、2019年と比較するとまだ34.6%減ではあるものの、2位の台湾に追いつく勢いで回復しています。

<参照>日本政府観光局(JNTO):訪日外客数(2024年3月推計値)
<関連記事>訪日ラボ:訪日外国人数、初の「月間300万人」超え 先月から30万人近く増加【JNTO 訪日外客統計2024年3月】

知っておきたい!インバウンドニュース

2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善

2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善【インバウンド情報まとめ 2024年4月】
▲2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

帝国データバンクの調査によると、インバウンド需要や観光産業の好調によって、3カ月ぶりに国内景気が改善したことが分かりました。

景気DIとしては前月比0.5ポイント増の44.4と上昇傾向にあり、減税や賃上げ、ボーナスの増加などによる個人消費が押し上げに貢献したと見られています。

業界別で見ると、インバウンド需要のほか、春休みや卒業など季節需要などを背景に、「旅館・ホテル」など個人消費関連の業種が上向きとなり、10業界中8業界が改善しました。

<参照>帝国データバンク:TDB景気動向調査 -2024年3月調査結果-

2月の世界の航空需要、コロナ前から完全回復

2月の世界の航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】
▲2月の世界の航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

IATA国際航空運送協会)によると、2024年2月の世界の航空需要(総RPK)が2019年の水準を5.7%上回り、コロナ前から完全回復を果たしたことが分かりました。

※RPK:有償旅客が搭乗して飛行した総距離=revenue passenger kilometers:有償旅客数×輸送距離

これは、すでに2019年の水準を回復していた国内線RPKに加え、国際線RPKが前年同月比26.3%増となったほか、コロナ禍以降初めて2019年同月比を上回ったためとしています。

2月の国際線の需要は全地域にわたって良好な結果で、輸送能力は前年比25.5%増加し、利用率は前年比0.5ポイント増の79.3%に改善しました。

<参照>IATA(国際航空運送協会):Passenger Demand Up 21.5% in February

オーバーツーリズム抑制の先駆モデルに20地域を選定 ニセコ・京都など

オーバーツーリズム抑制の先駆モデルに20地域を選定 ニセコ・京都など【インバウンド情報まとめ 2024年4月】
▲オーバーツーリズム抑制の先駆モデルに20地域を選定 ニセコ・京都など【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

観光庁は3月27日、オーバーツーリズムの未然防止・抑制によって持続可能な観光推進事業を包括的に支援する「先駆モデル地域型」に、北海道倶知安町のニセコエリアや京都府京都市、熊本県阿蘇市など20地域を選定したと発表しました。

「先駆モデル地域型」では自治体が中心となり、住民を含む関係者の協議に基づいて計画の策定や対策を行っていきます。

また、自治体や観光事業者が個別の課題に対応する具体策を講じる「一般型」では51件の団体・地域・企業が選ばれました。

<参照>観光庁:「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の一次公募審査結果のお知らせ

訪日客のゴールデンルートを分析 市場別にルート複数、じゃらん

訪日客のゴールデンルートを分析 市場別にルート複数、じゃらん【インバウンド情報まとめ 2024年4月】
▲訪日客のゴールデンルートを分析 市場別にルート複数、じゃらん【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

観光に関する調査・研究を行う「じゃらんリサーチセンター」は、ブログウォッチャー社と共同でインバウンド地方分散に関する研究を実施しました。

本調査によると、インバウンド客の周遊ルートにおいて、有名観光地を巡るゴールデンルートは、訪日外国人客の国籍によって異なるルートが存在することが分かりました。

欧米豪は東京~大阪ルートに集中しているいっぽうで、台湾や韓国、タイなどアジア諸国は欧米豪に比べて地方に分散する傾向が強く見られます。

市場ごとの主要周遊ルートの把握を行うことがインバウンド市場獲得のカギとなり得そうです。

<参照>株式会社リクルート:<じゃらんリサーチセンターがブログウォッチャーと共同研究を実施>訪日客のゴールデンルート、市場別に複数存在 地方誘客には市場ごとの主要ルートとの距離感がカギ

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日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」

コロナ禍の収束後、インバウンド需要が順調に回復を続ける中、唯一回復が大きく遅れていた中国市場。

一方、ここ数か月の間は訪日中国人客数が順調に回復してきており、訪日旅行消費額も2024年1〜3月期では台湾を抜き、1位となったことがわかっています。

今、中国市場がどのような動向になっていて、今後どうなっていくのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は訪日ラボから、複数の中国SNSで在日中国人インフルエンサーとしても活動中の熊 孟華(ユウ モウカ)と、中国最大級の店舗・施設検索プラットフォーム「大衆点評」などを活用した中国向けプロモーションのコンサルティングを行う金子 泰士が登壇。

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【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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