Go To トラベル「利用したい」約7割、コロナ収束後に行きたい旅行先「北海道」|産経リサーチ&データ

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産経新聞グループの調査会社「産経リサーチ&データ」は、「Go To トラベル」の再開への関心の高まりを受け「観光に関するアンケート」と題し、旅行に関する意識調査を実施しました。

本調査は、18歳以上の男女を対象として2021年7月10日から27日までの18日間、オンライン上で実施され、5,189人の回答を得たということです。

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今後の「Go To トラベル」利用意向:Go To トラベル「利用したい」69.8%、ワクチン未接種でも半数以上

本調査は、新型コロナウイルスによる打撃を受けた観光業への政府の支援事業「Go To トラベル」の利用意向をはじめ、今後の旅行先や目的、予算などが調査されています。

今後のGo To トラベル利用意向:産経リサーチ&データ調査レポート
▲今後のGo To トラベル利用意向:産経リサーチ&データ調査レポート

今後の「Go To トラベル」の利用についての考えを聞いたところ、69.8%の人が「利用したい」と答えました。

また、ワクチン接種状況別(2021年7月21日終了時点)でみたところ、ワクチン接種経験者では約7割(72.7%)の一方で、接種を希望しない人でも半数以上が利用したいと回答しました。

アフターコロナに向け、旅行への意欲の高さが垣間見える結果となっています。

「Go To トラベル」への要望:前回並みの条件希望が4割以上

「Go To トラベル」への要望:産経リサーチ&データ調査レポート
▲「Go To トラベル」への要望:産経リサーチ&データ調査レポート

Go To トラベル」への要望については、43.1%の人が前回並みの条件を望んでおり、半数近くの回答者が「Go To トラベル」の再開を期待していることがわかります。

一方で

  • 対象者(ワクチン接種者等)を限定してほしい(24.4%)
  • 平日やオフシーズンなど閑散期に限定してほしい(20.8%)
  • 地域を限定してほしい(4.4%)

と、こちらは約半数(49.6%)の回答者がコロナによる影響を懸念しており、「Go To トラベル」再開には慎重な見方を示す人も多いようです。

コロナ収束後に行きたい旅行先:北海道がトップに

コロナ収束後に行きたい旅行先:産経リサーチ&データ調査レポート
▲コロナ収束後に行きたい旅行先:産経リサーチ&データ調査レポート

新型コロナウイルス感染症の収束後に旅行が解禁された際に、次回の旅行でどこに行きたいか尋ねたところ、大半が国内旅行を望んでいました。一方で、海外に行きたいと答えた人は11.6%にとどまっています。

国内の旅行先では北海道が最も多く、20.4%。次いで沖縄県(8.4%)、京都府(5.5%)の順となりました。

コロナ収束後に行きたい世界遺産:「屋久島」 が一番人気で約2割

コロナ収束後に行きたい世界遺産:産経リサーチ&データ調査レポート
▲コロナ収束後に行きたい世界遺産:産経リサーチ&データ調査レポート

続いて、国内で最も訪れたい世界遺産屋久島が18.2%と最も多く、2位は知床(10.5%)、3位は小笠原諸島(9.2%)で、コロナ禍で三密を避けるためか、豊かな自然に囲まれた絶景の地が上位にランクインする結果となりました。

コロナ収束後の旅行目的:「自然・風景(山、海など)を楽しむ」 約6割

コロナ収束後の旅行目的:産経リサーチ&データ調査レポート
▲コロナ収束後の旅行目的:産経リサーチ&データ調査レポート

複数回答で「次回の旅行の主な目的」を挙げてもらったところ、「自然・風景(山、海など)を楽しむ」が60.6%と2位の「温泉での休養・治療」(22.0%)を大きく上回りました。

次いで「史跡・博物館・美術館などを巡る」(20.4%)、「グルメ、食べ歩き」(16.9%)、「神社・仏閣などの参詣」(15.6%)の順となっています。

前述した「コロナ収束後に行きたい世界遺産」と同様、自然体験に関する関心の高さがうかがえます。

コロナ収束後の1人当たりの旅行予算:旅行予算は「5万円以内」がトップ

コロナ収束後の1人当たりの旅行予算:産経リサーチ&データ調査レポート
▲コロナ収束後の1人当たりの旅行予算:産経リサーチ&データ調査レポート

1人当たりの旅行費用については、5万円以内(27.3%)、10万円以内(22.9%)、3万円以内(13.4%)の順となりました。

2番目に「10万円以内」がつけているのに対し、全体で5万円以内の額を回答した人は半数を得ており、旅行にかける額をより安く済ませたいという意識の表れかもしれません。

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<参照>
産経リサーチ&データ:プレスリリース(PRtimes)

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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