6月宿泊者数、コロナ前超える:観光庁 宿泊旅行統計

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観光庁は、令和5年(2023年)6月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。6月の延べ宿泊者数は4,626万人泊で、前年同月比36.5%増となりました。

2019年同月比では1.0%増で、コロナ禍以降、2019年を初めて単月で上回りました。

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6月の延べ宿泊者数は4,626万人泊

2023年6月の延べ宿泊者数は4,626万人泊で、前年同月比36.5%増、2019年同月比では1.0%増となりました。

このうち日本人の延べ宿泊者数は3,683万人泊で、前年同月比10.6%増でした。2019年同月比では1.7%増とコロナ前の水準を上回っています。

また、外国人延べ宿泊者数は943万人泊で、前年同月の約15倍となり、2019年同月比では1.6%減という水準まで回復しています。

以下はそれぞれ、対2022年比、対2019年比のグラフです。

▲延べ宿泊者数の推移(対2022年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲延べ宿泊者数の推移(対2022年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

▲延べ宿泊者数の推移(対2019年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲延べ宿泊者数の推移(対2019年):観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

※2023年8月23日追記:グラフに一部誤りがあったため修正しました。ご迷惑をおかけいたしました。

客室稼働率は全体で54.2%で、前年同月から9ポイント高まり、2019年同月比では6.4ポイント低い結果となりました。

最も稼働率が高かったのはシティホテル(68.9%)で、ビジネスホテル(68.7%)をわずかに上回りました。

前年同月差ではシティホテルが19.3%、ビジネスホテルが12.8%増加しており、着実に需要が回復していっていることがわかります。

5月の国籍別延べ宿泊者数:韓国が1位に

2023年5月の延べ宿泊者数は4,926万人泊で、前年同月比33.8%増、2019年同月比4.2%減でした。

このうち日本人延べ宿泊者数は4,049万人泊で、前年同月比12.0%増、2019年同月比2.8%減となっています。

外国人延べ宿泊者数は877万人泊で、前年同月の約12倍、2019年同月比9.9%減という結果になりました。

国籍別では韓国が100万人泊で1位となり、前月1位だったアメリカは91.9万人泊で2位となりました。3位が台湾(87.3万人泊)、4位が中国(56.6万人泊)、5位が香港(44.9万人泊)となっており、上位5か国・地域で全体の54.5%を占めています。

<参照>

観光庁:宿泊旅行統計調査(令和5年5月・第2次速報、令和5年6月・第1次速報)


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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