航空大手2社 JAL・ANAの業績いずれも好調、ANAは営業利益過去最高:2023年上半期

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JALとANAは10月31日、2023年上半期(4-9月期)の連結業績を発表しました。

旺盛な訪日需要とレジャー需要により、いずれも業績は好調となっています。

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JAL・ANA、2023年上半期の業績を発表

JALとANAは10月31日、2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~9月30日)の連結業績を発表しました。

JAL:通期業績を上方修正

JALの2023年上半期の業績は、売上収益、EBIT(利息及び税金控除前利益)、純利益のすべてで2019年同期比を上回りました。

売上収益は前年同期比32.7%増(2019年度同期比9.6%増)となる8,209億円で、EBITは2019年同期比10.0%増となる912億円で大幅に増加しました。純損益は中間決算としては4年ぶりに黒字となっています。

第一四半期に引き続き、国際旅客は好調な海外発需要に加えて日本発需要も回復基調にあることから、期初時点の想定を上回って推移しました。

旅客収入は、国際旅客事業が前年同期比92.6%増(2019年度同期比15.2%増)となる3,144億円、国内旅客事業が前年同期比31.8%増(2019年度同期比3.7%減)となる2,750億円でした。

下期も着実に旅行需要が回復すると見込まれることから、通期連結業績予想を上方修正する予定です。

ANA:売上高と営業利益が過去最高に

ANAの2023年上半期の営業利益は1,297億円、営業利益率は12.9%で、利益額、利益率ともに上期として過去最高となっています。

とくに国際線旅客収入は前年同期比約2.2倍となる3,586億円で、上期として過去最高となりました。訪日需要の堅調な推移に加え、北米~中国間の接続需要や日本発のレジャー需要を積極的に取り込んだことが背景にあるとしています。

国内線はビジネス需要の回復が遅れるなか台風などによる悪天候の影響も受けたものの、「ANA SUPER VALUEセール」などによりレジャー需要の喚起に努め、旅客数・収入ともに前年同期を上回りました。

連休やお盆期間を中心に増便したこともあり、国内線旅客収入は前年同期比約33%増の3,229億円でした。通期業績予測は据え置くものの、さらなる上積みを目指すとしています。

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<参照>

JAL:JALグループ 2024年3月期 第2四半期連結業績

ANA:2024年3月期 第2四半期決算について

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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