東京五輪に向けて「インバウンド」「訪日観光客」といった言葉を耳にする機会が増えましたよね。観光業に関わる方だけでなく、小売業などに関わる方々にとっても、インバウンド観光の動向はチェックしたいところ。
しかし、インバウンド観光データはどこでチェックすればいいの?という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回、インバウンド観光データを無料で閲覧・ダウンロードできるサイトをまとめてみました。
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
無料で閲覧・DLできるインバウンド観光データまとめ8選
インバウンドにかかわる観光統計データが確認できるサイトについて、発表元や特徴などとあわせて紹介します
1. 国土交通省 観光庁
URL:http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/index.html
観光庁が公開している各統計データ。都道府県別の訪日観光客数や訪問回数など、細かいデータが発表されています。
国籍別の旅行消費単価や訪日旅行満足度なども発表しており、市場動向の調査だけでなく、インバウンド関連の資料作成の際にも重宝するデータになりそうですね。
2. 日本政府観光局(JNTO)
URL:http://www.jnto.go.jp/jpn/inbound_market/report.html
日本政府観光局のWebサイトでは、訪日外国人の動向データに加え、月次で「市場動向トピックス」というレポートが発表されています。対アジア諸国に対して、どういったインバウンドプロモーションが展開されているのかを把握できる貴重な資料。
その他にも、訪日旅行客の細かいデータがまとまっている「JNTO訪日旅行データハンドブック2016」は必見です。
3. 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)
URL:http://jsto.or.jp/documents/
「世界に日本のショッピングツーリズムの魅力を伝え、より多くの訪日ゲストをお迎えする。」を1ミッションに掲げる一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)。
インバウンド関連データをいくつか公開しており、中でも参考になるのが、『訪日外国人カレンダー』。各国の連続休暇状況やバケーションシーズンなどをまとめており、いつ、どの国の人が日本に訪れやすいのかを把握することができます。また各国の観光客がどういった消費行動をするかの特徴データも公開しており、小売業社にとって非常に役に立つ資料が公開されています。
4. JTB総合研究所
URL:http://www.tourism.jp/research-studies/
JTB総合研究所によるオリジナルの調査レポートやコラムが掲載されています。
調査レポートはインバウンドに限らず、旅行全般のレポートも含まれますが、他が調査していないような独自の切り口の調査レポートは一見の価値あり。
またデータだけでなく、コラムでインバウンド事情を知れるのもありがたいです。
5. 公益財団法人日本交通公社
URL:https://www.jtb.or.jp/research/theme/inbound
公益財団法人日本交通公社による自主調査レポートおよびコラムが掲載されています。
更新頻度は低めですが、「外国人の温泉に対する意識」調査など、独自調査ならではのレポートはぜひ参考にしたいところです。
6. 沖縄インバウンド.net
URL:https://www.visitokinawa.jp/oin/report/
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローが運営する当サイトは、沖縄に特化したインバウンド観光情報サイトです。
入域観光客統計中心としたインバウンドデータや、独自コラムも展開しています。
沖縄観光に携わる方は必見でしょう。
7. 北海道庁 経済部観光局
URL:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/irikomi.htm
北海道庁による北海道観光入込客数調査報告書。北海道と言っても、道央、道南、道東など非常に広いため、北海道の各エリア別に情報がまとまっているのはとてもありがたいです。
また数値データだけでなく、それらの増減の要因についても記されているため、北海道のインバウンド事業に関わるのであれば必見のデータです。
8. 経済レポート
URL:http://search.keizaireport.com/
経済レポート情報をまとめた同サイトでは、シンクタンクなどが発表するインバウンドレポートをまとめて確認することができます。
また調査レポート以外にも、インバウンド関連の最新トピックも確認できます、更新頻度は高めのため、定期的にチェックしたいサイトの1つです。
おわりに:訪日中国人の爆買いデータ公開中
以上、無料で閲覧・ダウンロードできるインバウンド観光データサイトを8サイト、まとめてみました。継続的にこれらのサイトをチェックして、インバウンド観光の動向をチェックしていきたいですね。
また訪日ラボにおいても、様々なインバウンド観光データを公開中。また今回は訪日中国人の爆買い動向についてのホワイトペーパー『訪日中国人の爆買いは本当は終わっていない 数値で見る訪日中国人の爆買い推移』を公開しています。
]
その他、無料でインバウンド対策・集客サービスを比較検討できる資料ダウンro
ードサイト「訪日コム」では様々なインバウンドソリューションに関する資料やインバウンド市場に関するレポートをダウンロードすることが出来ます。
上記より各企業のソリューションの詳しい資料やホワイトペーパーをダウンロードできますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、また!
中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
短時間でインバウンドが学べる「訪日ラボ トレンドLIVE!」シリーズの第6弾を今月も開催します!訪日ラボとして取材や情報収集を行う中で、「これだけは把握しておきたい」という情報をまとめてお伝えするセミナーとなっています。
今年も残りわずかとなりましたが、インバウンド需要はまだまだ好調をキープしている状況です。来年の春節や桜シーズンなど、訪日客が集まる時期に向けて対策を練っていきたいという方も多いでしょう。
今回もインバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が、10〜11月のインバウンドトレンド情報についてお話ししていきますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
【インバウンド情報まとめ 2024年11月前編】UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に11月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!