Expediaとオーストラリアのホテル向けオンライン予約サイト「Wotif」は、オーストラリアにおける4月の長期休暇の動向を発表しました。
オーストラリアは、4月下旬にイースター休暇など複数の休暇が重なります。
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38%が旅行を計画 10連休も可能に
オーストラリアでは、4月が最も人気のある休暇期間になる見込みです。イースター休暇やアンザック・デー*など複数の休暇が重なり、オーストラリア人の38%がこの時期に旅行を計画していると言われています。
2025年は、4月18日〜21日の4連休と25日の祝日に加え、22〜24日の3日間で休暇を取れば10連休となります。
観光交通フォーラム(TTF)が発表したデータによれば、国民の28%がイースター休暇の前後に追加で休暇を取るつもりであり、さらに16%は1〜2日、12%は3日間の休暇を取る予定とのことです。こうした長期休暇により、日本など、距離が遠い国に海外旅行に行く可能性もあります。
*オーストラリアで定められている祝日で、戦争で国家に身を捧げた兵士を称えるために追悼を行う日とされています。
海外の人気旅行先、1位は東京 成長率では大阪が2位
今回Expediaが発表した人気の海外旅行先では、東京が1位、大阪が3位にランクインしました。ランキング結果は、以下の通りです。
- 東京
- バリ
- 大阪
- シンガポール
- フィジー
- ロンドン
- パリ
- ニューヨーク
- ソウル
- ダナン
また成長率ランキングでは、1位のクイーンズタウン(前年比185%増)に次いで、大阪(同180%増)が2位となりました。東京も4位にランクインしており、同130%増となりました。
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<参照>
Expedia:Expedia and Wotif reveals last-minute travel tips this April and Easter Holidays
TTF:SHORT TRIPS, BIG APPEAL: AUSSIES TURNING TO MINI HOLIDAYS THIS EASTER
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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