東京都は6月30日、「令和7年 国・地域別外国人旅行者行動特性調査」の結果を発表しました。
東京都を訪れた外国人観光客(以下、訪都外国人)の訪問先1位は、「渋谷」でした。また、訪都外国人1人あたりの都内での旅行中支出額(推計値)は、2024年比で9.6%増加しています。
なお、同調査は、2025年1月~12月の東京都を訪れた外国人旅行者1万6,008人の行動特性を、国籍または地域別に集計したものです。
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東京都内の訪問先、台湾以外の国・地域で「渋谷」が1位に
訪都外国人の訪問先トップは「渋谷」(60.3%)で、2022年から4年連続の1位となりました。次いで、「銀座」が54.1%、「東京駅周辺・丸の内・日本橋」が51.8%と続いています。
このほかにも、「新宿・大久保」が50.8%となり、半数以上の人が訪れていることがわかりました。
国籍別では、調査対象である20の国・地域のうち台湾を除いて「渋谷」が3位以内に挙がっており、人気の高さがうかがえます。なお、台湾の訪都外国人は「東京駅周辺・丸の内・日本橋」が1位となっています。
都内での旅行中支出額は9.6%増 初回訪問上位はスペイン・イタリア
また、訪都外国人1人あたりの都内での旅行中支出額(推計値)は、19万9,874円でした。2024年の18万2,390円と比較して、9.6%増加しています。
もっとも支出が多い項目は「宿泊費」で、同12.9%増の6万5,199円となっています。
加えて、訪都回数については2回目以上のリピーターが54.6%と、半数を超えていることがわかりました。
国・地域別に見ると、1回目の割合が高い国・地域はスペイン(65.7%)、イタリア(64.6%)でした。また、2回目以上の割合が高いのは、香港(84.1%)、台湾(72.5%)と東アジア地域の国・地域が上位を占めています。
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東京訪問で日本食を楽しむ人が89% 食を重視する傾向に
訪都外国人が東京を訪れた際に行った活動としてもっとも多かったのは、「日本食を楽しむ」で89.0%にものぼりました。
次いで、「日用品、化粧品、食品、菓子類を買う」(62.7%)、「服、服飾雑貨を買う」(51.7%)、「高層ビル、近代的な街並み・景観・建築物を楽しむ」(51.1%)が続いています。
東京訪問時における食事の重要性については、「最も重要」「とても重要」「重要」を合計すると80.8%となり、食を重視する傾向が見られました。
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85.9%が再訪意欲あり 外国語コミュニケーションには課題も
東京訪問の満足度については、86.8%の人が「大変満足」「満足」「やや満足」を選びました。内訳は「大変満足」が42.7%、「満足」が37.6%、「やや満足」が6.5%となっています。
また、項目別満足度(満足/普通/不満/利用せずの4区分から聴取)では、「食事施設」「おもてなし」「交通機関」「観光施設」「宿泊施設」において70%以上が満足と回答しました。
一方、「外国語でのコミュニケーション」に満足と回答したのは49.0%で、2024年の41.1%から上昇したものの、全項目のなかでもっとも低い結果となっています。
再訪問意向については、「必ず来たい」「来たい」「やや来たい」の合計が85.9%となり、再訪意欲の高さがうかがえました。
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