「グラマラス×キャンプ」新しいカタチのアウトドア『グランピング』がタイ人に刺さりまくる4つの理由

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

こんにちは。ギアエイトです。

日本で注目され始めたグランピング。ラグジュアリーで超贅沢なキャンプ「グラマラス×キャンプ」=グランピングのスタイルが、タイ国内で広がり始めています。タイ人国内で人気なグランピング施設を見ながら、タイ人に刺さるポイントを考えたいと思います。

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

「リゾート×自然」が最高のリラックス

主にバンコクに暮らすタイ人にとっては、毎日の渋滞や人の多さから、都会暮らしに疲れていて静かな地方へ旅行することが贅沢です。静かで、自然と一体化できるリゾート地でその場所でしかできない特別な体験をしたいと考えているため、タイ国内リゾート地もグランピング施設を充実させてきています。

コストパフォーマンス抜群の「カオヤイ」

バンコクから列車やバスで3〜4時間の距離にある避暑地「カオヤイ」。カオヤイ国立公園の近くにあるグランピングリゾート地は3、4年前からタイ人の間で人気になっています。

http://lalamukha.com/

lalamukha.com キャプチャ

もちろん手ぶらで行くことができるテントリゾート、設備はホテル並みでテント内にエアコンも完備しています。一泊2食付きで1万円以下で楽しむことができるので、日本でのグランピング体験は価格だけで判断されないような工夫が必要です。そこから見える風景やその場所でしかできない経験をメインにプロモーションする必要があると言えます。

グランピングがタイ人に刺さる理由①:事前準備が必要ない

タイ国内でキャンプ用品を揃えようとすると、日本でキャンプ用品やアウトドアグッズを購入するよりも高額になり、ショップの数も多くはありません。よって、キャンプに憧れている人の多くは道具を持っていないという場合が多いです。その点事前準備がなくても体験できるという魅力がタイ人の性格にも合っているので、グランピングの人気が加速しています。

では、日本のキャンプ場もタイ人に人気が出るか、というと道具を揃えて持ち込む時点でハードルが高いことと、旅行先に多くの観光客が求めているのはリラックスと自然であり、サバイバル体験をすることが目的ではありません。いかに気軽な旅行感覚で楽しめるかが重要です。

グランピングがタイ人に刺さる理由②:コストパフォーマンスが良く感じられる

その他に現在タイ国内で人気なグランピングスポット特集のブログを見てみましょう。

タイ国内で人気なグランピングスポット特集のブログ

タイ国内で人気なグランピングスポット特集のブログ キャプチャ

<参考>https://www.sanook.com/travel/1400657/

どの施設もキャンプと言うよりリゾートホテルのような雰囲気で、設備が充実しています。

ちなみに、タイ人に好まれる料金表示として最低宿泊料金の表示(テントのみなどの素泊まり)を最初に表示の上、食事やオプションを追加し合計金額を確認する方がわかりやすく、納得した上で予約に進むことができるという印象です。ちなみにカオヤイの先ほど紹介したテントリゾートは、一泊2食付きで1万円以下の宿泊代金です。(1テントあたり)

このクオリティでタイ国内での価格を把握しておくと、日本でより高額なグランピングを体験したいと思ってもらうには単なる滞在ではないそこでしかできない体験の重要性が必要です。

グランピングがタイ人に刺さる理由③:外でご飯を食べること自体が好き!

pantip.com

pantip.com キャプチャ

<参考>https://pantip.com/topic/35778982

キャンプやグランピングに限らず、タイ国内では屋台やビアガーデンのような、屋外で食事をする文化が根付いています。バーベキュースタイルで肉やシーフードを焼いて食べるのが日常なので、好きなものを好きなように調理できるグランピングでのバーベキューが人気です。

グランピングがタイ人に刺さる理由④:フォトジェニックで写真を撮りたくなる

タイ人の写真好きは有名ですが、旅の目的が写真撮影になることも多くなってきています。Instagramやfacebookで見つけた写真の撮影場所を訪れるための旅が主流になっている今、滞在先もいかにフォトジェニックかどうかが選択の基準です。グランピングのテントリゾートはどこを切り取ってもフォトジェニックというポイントがタイ人の旅行ニーズと合致しています。

まとめ

タイ国内でメジャーになりつつあるグランピング。タイ人の好みや性格に合致したコンテンツとして訪日旅行でもニーズがあると言えます。しかし、タイ国内よりも高額になる場合の理由や魅力、特徴をしっかりタイ語で発信することが重要です。

新しくグランピングを初めた施設などは、タイ語での情報発信と具体的に何と比べてお得なのか、その町グランピング施設ならではの体験は何なのかを提示してプロモーションを行うとタイ人にも響くかもしれません。

訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」


コロナ禍の収束後、インバウンド需要が順調に回復を続ける中、唯一回復が大きく遅れていた中国市場。

一方、ここ数か月の間は訪日中国人客数が順調に回復してきており、訪日旅行消費額も2024年1〜3月期では台湾を抜き、1位となったことがわかっています。

今、中国市場がどのような動向になっていて、今後どうなっていくのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は訪日ラボから、複数の中国SNSで在日中国人インフルエンサーとしても活動中の熊 孟華(ユウ モウカ)と、中国最大級の店舗・施設検索プラットフォーム「大衆点評」などを活用した中国向けプロモーションのコンサルティングを行う金子 泰士が登壇。

中国SNSや訪日プロモーションの「プロ」である2人が、気になる中国市場の最新トレンドについて語り尽くすセミナーをお届けします。

中国向けのインバウンドプロモーションに取り組んでいる方や、これから取り組もうとしている方は必見です!

詳しくはこちらをご覧ください
日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」

【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年4月版レポートから、3月〜4月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる4月から観光・インバウンドに関わる仕事に就いたり、関連部署へ異動となり、知識のインプットに追われていませんか? また、より一層事業を推進するために必要な学び直しの機会を設ける担当者も増えてきております。
このセミナーでは、
新担当になって、インバウンドの何から始めたらいいか分からない
インバウンド推進が本格化し、改めて情報やノウハウを学び直したい
そもそもインバウンドに興味があるが、情報を収集できていない
方にとって必要な基礎情報と、知っておきたい新情報をお届けする機会となっております!
詳しくはこちらをご覧ください。
→4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

GEAR8

GEAR8

Gear8 Thailand マネージャー梅木雄太・株式会社Gear8プランナー山田瑞希の2名で共同執筆中。2016年にタイ現地法人を設立し日本国内外のWebマーケティングを行っています。「TrippinoHOKKAIDO」というタイ語で北海道情報を発信するアプリの開発・運用してきた実績から得た「訪日を検討中のタイ人」の特徴を発信します。

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに