東京パラリンピック「射撃」開催情報・ルール・内定選手を紹介:会場は陸上自衛隊朝霞訓練場・シャトルバス運行予定も

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2021年への延期が発表された東京2020パラリンピックで、注目されている競技の一つに「射撃」があります。

射撃はピストルやライフルを使用して小さな的を狙う競技であり、高い集中力とミリ単位の精度で争われるスポーツです。

今回は、東京パラリンピック射撃競技のルールや見どころ、開催情報について紹介します。

※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。

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パラリンピック射撃の概要やルール

東京パラリンピックの射撃競技について見ていく前に、まずは射撃の概要について紹介します。

パラリンピック射撃の概要 

選手はピストルやライフルを使用し、遠方に固定されている円状の的を撃ち、その正確性を競い合います。

撃ち抜く的の場所によって点数が決められており、決められた制限時間のなかでどれだけ多くの点数を獲得できるかを競うスポーツです。

一発あたりの最高得点は10点です。エアライフルで10mの距離から10点の的を狙おうとすると、0.5mmほどの中心に命中させなければなりません。

パラリンピック射撃の種目

パラリンピック射撃へ出場する対象となるのは、肢体不自由な選手です。

選手はクラス分けがされていますが、クラスは障がいの程度ではなく、手や腕で銃を保持できるかどうかで分けられています。手や腕で銃を保持できる選手がSH1、保持できず支持スタンドを使う選手がSH2です。

男女と混合で合わせて13種目に分かれており、伏せて銃を構える射撃姿勢の「伏射」、立って銃を構える射撃姿勢の「立射」、片足を膝立て、膝の上に腕を置いて構える射撃姿勢の「膝射」があります。さらにそれぞれの姿勢ごとに10m、25m、50mと分かれています。

パラリンピック射撃のルール

射撃のルールは、出場選手が横一列に並び、決められた時間内に決められた段数を打ちます。合計の獲得点数によって順位が決まり、上位8選手がファイナルに進むことができます。

弾数が進むにつれて獲得点数が低い選手から脱落していきます。この結果、最後まで上げ続けられた選手が優勝するという流れになります。

東京2020パラリンピック日程・内定選手

ここまでは、パラリンピック射撃の概要について紹介しました。

次は、東京2020パラリンピックの開催日程や会場、出場選手について解説します。

※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。

日程・会場

東京2020パラリンピックは、2021年8月24日(火)から9月5日(日)の日程で行われます。射撃競技の開催日程は未定です(2020年5月時点)。

会場は、陸上自衛隊朝霞訓練場で行われます。この会場は1964年の東京オリンピックで使用された会場となっており、東京2020大会ではオリンピック基準に適合した射撃の仮設施設が整備される予定です。

東武東上線「朝霞駅」、東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市駅」、都営大江戸線「光が丘駅」の三つの駅からシャトルバスが運行されます。

内定選手

東京パラリンピック射撃競技の出場資格は、2018年・2019年世界選手権もしくは、2018年から2020年のワールドカップで出場枠を獲得した選手に与えられ、その選手が日本代表選手として推薦されることとなっています。

男子の出場選手は未定ですが、女子は水田光夏選手がSH2で出場が内定しています。

パラリンピック射撃の見どころ

ここまでは、東京パラリンピックの日程や出場選手、チケットについて詳しく見てきました。

次は、パラリンピック射撃競技の見どころについて見ていきます。

長時間の集中を保たなければならない精神力

射撃競技の競技時間は、1時間前後から場合によっては3時間を超えることもあります。選手は40発から120発の弾を1試合のうちに撃ちます。そのため並外れた集中力や精神力が必要とされます。

また銃を使いこなす器用さや失敗したときに状況を受け入れられる誠実さ、イレギュラーな事態に対応できる対応力などさまざまな能力が必要とされる競技です。

ミリ単位の世界で争う選手たち

10mエアライフルの的の中心は直径0.5mmもの小ささで、ここに命中させることができれば10点の獲得となります。中心から遠くなるごとに9点から1点まで得点が低くなっていき、的を外れてしまえば0点となります。

このように選手たちはミリ単位の世界で勝負を争っており、強靭な精神力を必要とする競技です。

▲[東京2020パラリンピック射撃競技紹介]:東京2020公式ホームページ
▲[東京2020パラリンピック射撃競技紹介]:東京2020公式ホームページ

東京2020公式ホームページでも、パラリンピック・射撃競技の魅力が紹介されています。

東京パラリンピック射撃に注目

パラリンピック・射撃競技は強靭な精神力と高度な技術を必要とするスポーツです。射撃場によっては天候など自然の影響を受けることもあり、風の向きや強さを読む必要もあります。

そのほか、選手自身の呼吸や心臓の鼓動も照準のブレに影響するため、呼吸のリズムと撃発のタイミングを合わせる技術が必要になります。

こうした高い精度で照準を長時間維持するために、文字通り究極のプレッシャーに耐える精神力が求められるスポーツといえるでしょう。

1年後の東京パラリンピックの射撃競技は、陸上自衛隊朝霞訓練場で行われます。水田選手をはじめとする日本代表選手の活躍に期待が集まります。

パラリンピックの競技

※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。東京2020パラリンピック競技大会は、22競技540種目が21会場で実施されます。開催期間は、2020年8月25日の開会式翌日から9月6日の閉幕までの12日間となり、史上最多4,400人の選手による白熱した戦いが繰り広げられます。東京パラリンピック観戦チケットの抽選結果は10月2日から公式チケット販売サイトで確...

<参考>

東京2020公式ホームページ

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訪日ラボ編集部

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