マスク着用は義務?自己判断?アメリカで判断分かれる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

アメリカ疾病予防管理センター(以下、CDC)が延長を決めた公共交通機関でのマスク着用義務について、米フロリダ州の連邦裁判所は違法とする判決を下しました。

BBCの報道によると、CDCはマスク着用義務を5月3日まで延長しましたが、米フロリダ州の連邦裁判所の判決により各交通機関は独自の判断でマスク着用を決めることが可能になりました。

オミクロン株の新たな系統の拡大が懸念される現在、判断が分かれていることで混乱が広がっています。

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

交通機関、マスク着用を独自判断で

CDCが延長を決めた公共交通機関でのマスク着用義務について、米フロリダ州の連邦裁判所は、違法とする判決を下しました。

これにより、各交通機関は独自の判断でマスク着用を決めることが可能になりました。

米国の一般大衆紙、USA TODAYの報道によると、2021年1月に発表されたマスク義務化は、2022年 4月18日(月)に期限切れとなる予定でした。

航空会社や他の旅行業界関係者から規制緩和を繰り返し要請されていたにもかかわらず、マスク義務化の延長はこれで5回目(5月3日まで)となったということです。

しかし今回の違法とする判決により、ヒューストン、ロサンゼルス、ダラスなどの主要空港では、判決直後すぐにマスク着用義務を撤廃と決断しました。

また、米運輸保安局(TSA)は同日中にマスク着用義務化の解除を発表しました。

一方でCDCは、引き続き公共交通機関でのマスク着用を推奨していくと表明しています。

客室乗務員協会、マスク着用について意見分かれる

AP通信によると、米国最大の客室乗務員組合「客室乗務員協会」は、組合員の中でマスク着用について意見が別れていたため、最近まで着用義務について中立的な立場をとってきたことが判明しました。

同組合のサラ・ネルソン氏は、「航空会社が新しい手順を取り入れるまでには、24時間から48時間かかるため、今後の対応については航空会社に確認する必要がある」と語っています。

今回の判断は、トランプ前大統領が任命したキャスリン・キンボール・ミゼル裁判官によって行われました。

ミゼル裁判官は、判断にあたり「限定的な修正は全く修正にならない」と述べています。

ユナイテッド航空は、「従業員はマスクを着用する必要がなくなるが、CDCの推奨に従って、マスクを着用することも選択肢のひとつになる」と発表しました。

また、デルタ航空やアラスカ航空についても同様の声明を公表しています。

マスク着用義務、米航空会社が続々と解除

18日、意見が割れていたマスクの着用について、アメリカン航空やユナイテッド航空などは、国内線の機内及び空港でのマスク着用義務をなくすと発表しました。

国際線については、行き先の国のルール次第では、引き続き着用を求める場合もあると言います。

アラスカ航空は、マスクは任意になったとしながらも「旅行中にマスクを着用する選択肢もまだあることを忘れないでほしい」と呼び掛けました。

関連記事:クルーズ船への「警告取り下げ」パンデミック発生以降初 米CDC

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」


コロナ禍の収束後、インバウンド需要が順調に回復を続ける中、唯一回復が大きく遅れていた中国市場。

一方、ここ数か月の間は訪日中国人客数が順調に回復してきており、訪日旅行消費額も2024年1〜3月期では台湾を抜き、1位となったことがわかっています。

今、中国市場がどのような動向になっていて、今後どうなっていくのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は訪日ラボから、複数の中国SNSで在日中国人インフルエンサーとしても活動中の熊 孟華(ユウ モウカ)と、中国最大級の店舗・施設検索プラットフォーム「大衆点評」などを活用した中国向けプロモーションのコンサルティングを行う金子 泰士が登壇。

中国SNSや訪日プロモーションの「プロ」である2人が、気になる中国市場の最新トレンドについて語り尽くすセミナーをお届けします。

中国向けのインバウンドプロモーションに取り組んでいる方や、これから取り組もうとしている方は必見です!

詳しくはこちらをご覧ください
日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」

【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年4月版レポートから、3月〜4月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる4月から観光・インバウンドに関わる仕事に就いたり、関連部署へ異動となり、知識のインプットに追われていませんか? また、より一層事業を推進するために必要な学び直しの機会を設ける担当者も増えてきております。
このセミナーでは、
新担当になって、インバウンドの何から始めたらいいか分からない
インバウンド推進が本格化し、改めて情報やノウハウを学び直したい
そもそもインバウンドに興味があるが、情報を収集できていない
方にとって必要な基礎情報と、知っておきたい新情報をお届けする機会となっております!
詳しくはこちらをご覧ください。
→4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに