処理水問題、中国インバウンドへの影響は / 7月外国人宿泊、3年半ぶり1,000万人泊突破 ほか【インバウンド情報まとめ 8・9月分】

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2023年8月〜9月版レポートから、インバウンドの最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

インバウンドまとめ

レポートをくわしく見る(無料)

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

「訪日ラボ」の最新インバウンドノウハウが配信されるメルマガに登録する

知っておきたい!インバウンドニュース

処理水問題、インバウンドへの影響は?

インバウンドまとめ

8月24日から開始された福島第一原発の処理水放出に対し、周辺諸国の一部からは反対の声が上がっており、特に中国側が猛反発しています。

中国は、すでに日本産の水産物の輸入を全面的に停止しているほか、一部の過激派からは「日本旅行一時停止」の提言も出るなど、国家間の往来にも影響を及ぼしかねない様相です。

観光庁JNTOを通して8月28日までに実施した現地の旅行会社への聞き取り調査では、ツアーのキャンセルや、飲食店の安全性やツアーの延期・中止の可能性など様々な問い合わせのケースが混在していました。

この調査を受け、斉藤国土交通大臣は8月29日の記者会見で「今後の訪日旅行への影響は予断を持たない」と明言を避けました。

また、周辺諸国に対しては、政府の方針を踏まえながら科学的根拠を持って安全性を説明していくとコメントをしました。

<参照>国土交通省:斉藤大臣会見要旨

外務省、中国滞在・渡航予定の日本人に注意喚起

インバウンドまとめ

外務省は27日、東京電力福島第1原発からの処理水の海洋放出を受け中国から抗議行動や嫌がらせが相次いでいるとして、中国への渡航や滞在を予定している日本人に対し注意喚起を行いました。

8月24日から開始された福島第1原発処理水の海洋放出に対し、中国から日本の関係機関などに対し抗議や嫌がらせ行為が相次いでいます。30日に行われた外務省の会見では、外務省の代表番号に中国からとみられる嫌がらせ電話が25日以降で約500件あったことが明らかになりました。

外務省は、以下の3点について留意するよう呼びかけています。

  1. 外出する際には、不必要に日本語を大きな声で話さないなど、慎重な言動を心がける。
  2. 日本の大使館や総領事館、日本人学校を訪問する必要がある場合は、周囲の様子に細心の注意を払う。
  3. 万が一抗議活動等の場に遭遇した場合には決して近づかないようにし、その様子をスマートフォン等で撮影する等の行為も行わない。

<参照>

中国入国時のPCR検査・抗原検査不要に

インバウンドまとめ

中国外務省によると、8月30日をもって中国に渡航する前のPCR検査や抗原検査が不要となることがわかりました。

これまで中国は、1月にホテル隔離、4月に搭乗前48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書の提出義務を廃止するなど、段階的に水際対策を緩和してきました。

今回、現地時間8月30日をもって、中国に渡航する際の新型コロナウイルスのPCR検査や抗原検査、入国前の「中国税関出入国健康申告」が不要になりました。

この措置は、日本に滞在したのち中国に帰国する中国人渡航者にも適用されます。

<参照>

ここに注目!インバウンド関連データ

7月外国人宿泊者数、3年半ぶり「1,000万人泊」突破:観光庁 宿泊旅行統計

インバウンドまとめ

観光庁は、令和5年(2023年)7月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。

7月の延べ宿泊者数は5,282万人泊で、前年同月比32.5%増、2019年同月比では2.0%増で、前月に引き続きコロナ前(2019年)の水準を上回っています。

このうち外国人延べ宿泊者数は1,063万人泊で、前年同月の約14倍となり、2019年同月比では1.6%減という水準まで回復しています。

1,000万人泊を超えたのは、2020年1月以来3年半ぶりです。

また、日本人の延べ宿泊者数は4,219万人泊で、前年同月比7.8%増でした。2019年同月比では2.9%増とコロナ前の水準を上回っています。

<参照>観光庁:宿泊旅行統計調査(令和5年6月・第2次速報、令和5年7月・第1次速報)

レポートをくわしく見る(無料)


ーーーーーー

その他にも、レポートでは

  • 知っておきたい!インバウンドニュース
  • ここに注目!インバウンド関連データ
  • 訪日ラボおすすめレポート

など、観光業界・インバウンドの動向をまとめています。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

レポートをくわしく見る(無料)

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。


インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

専門家が徹底議論!地域に眠る観光資源の「磨き上げ」、結局何をしたらいいの?

観光庁は、インバウンドの地方誘客を目的とし、「観光資源の磨き上げ」を推進しています。これに沿って観光コンテンツの造成や発信力強化に取り組みたいと思うものの、「何からやればいいのかわからない」「やってはみたものの、まだ観光客を呼びこめていない」といった悩みを抱えている自治体・企業の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、食体験、ツアー造成、アクティビティ、アドベンチャートラベルなどを専門として第一線で活躍するスペシャリストたちが集結

「観光資源の磨き上げ」とは何なのか、外国人を惹き付ける観光コンテンツはどう作り、どう発信するべきなのか、徹底議論します!

詳しくはこちらをご覧ください。
専門家が徹底議論!地域に眠る観光資源の「磨き上げ」、結局何をしたらいいの?

訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.1 〜見逃せないインバウンドの最新情報をお届け〜

訪日外国人の数はすでにコロナ前の水準を超えており、インバウンドの業界はますます盛り上がりをみせています。

目まぐるしく変わるインバウンドの動向。最新情報をしっかりと把握するのが難しくなってきてしまった…と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回から、インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が解説する「訪日ラボ トレンドLIVE!」シリーズがスタートします!

第一回は5月24日に開催。今月5月のインバウンドトレンド情報や、夏に向けた今後の動向についてお話ししていきますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

詳しくはこちらをご覧ください。
訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.1 〜見逃せないインバウンドの最新情報をお届け〜

【インバウンド情報まとめ 2024年5月前半】外国人宿泊者数「中国」がコロナ後初の1位に 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年5月前半版レポートから、4月〜5月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

岸田首相「2030年に訪日客6,000万人」改めて言及 / 外国人宿泊者数「中国」がコロナ後初の1位に【インバウンド情報まとめ 2024年5月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる


完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進、店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに