今回は フルーツパーラーが人気のケーキショップ3ブランド に寄せられた口コミを分析しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
「千疋屋」「果実園リーベル」「タカノ」のGoogleマップの口コミ数は 6、558件 、平均評価は ★3.97
1店舗あたりの口コミ数がもっとも多いブランドは「果実園リーベル」、平均評価(★の数)が最も高いブランドは「千疋屋」
外国語口コミ比率が最も高いブランドは「千疋屋」
最頻出キーワードは 「パフェ」 、フルーツ・ケーキ・ドリンクなどメニューに関するポジティブ率が高い
調査対象
本調査は、 ケーキショップ3ブランドの口コミ6、558件 を対象に行いました。
千疋屋(株式会社 京橋千疋屋):16店舗
果実園リーベル(株式会社ドリーム・イニシアティブ):16店舗
タカノ(株式会社 新宿高野/株式会社 タカノフルーツパーラー):42店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
口コミ数が多いのは「果実園リーベル」、平均評価が高いのは「千疋屋」

こちらのグラフでは、調査対象3ブランドそれぞれの「口コミ総数」「平均評価(★の数)」「評価内訳」を比較しています。
最も多くの口コミを集めたのは 果実園リーベルで、1店舗あたりの口コミ数は約220件で最多 という結果になりました。一方で、最も高い平均評価を獲得したのは 千疋屋 となりました。
日本語・外国語別「口コミ比率」「口コミ評価」を比較

こちらのページでは、日本語・外国語別の「口コミ比率」「口コミ評価(★の数)」を算出しています。外国語の比率は低いものの、全ブランドで 日本語評価よりも外国語評価の方が高く なりました。最も差があるのは「タカノ」で、日本語評価よりも外国語評価のほうが0.41pt高くなっています。
口コミの中で頻出するキーワードでランキングを作成

こちらの表では口コミの中で頻出するキーワードを多い順に並べ、そのキーワードがポジティブに語られている割合を示し、さらにブランド別のポジティブ率を算出したものを分析しています。
最頻出キーワードは「パフェ」 で、ブランド別で評価に大きな差異は見られませんでした。
パフェを含む メニュー面 やそれに付随する 値段 のポジティブ評価率も高くなった一方で、 「店員」が全体を通してポジティブ評価がやや低い 結果となり、接客面に改善ポイントがある可能性が読み取れます。
「接客・サービス」のポジティブ率が高い結果に
こちらの表では、「オペレーション」「シチュエーション」「接客」「店内」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用される割合」の違いを調査しています。
< キーワード:案内 >
「オペレーション」カテゴリの中で最もポジティブ率が低かったキーワードは「案内」でした。入店時に感じた顧客の不満がそのまま低評価につながっているケースが多いようです。
< キーワード:時間・サービス >
「接客」カテゴリは比較的ネガティブに語られることが多いですが、「時間・サービス」に関しては、どのブランドもポジティブ率が70%を超えました。
「待ち時間が長い」といったネガティブな要素があっても、料理やサービスに満足すれば、不満を解消するポイントになりうるようです。
レポートでは他にもブランドを絞った「ポジティブ率/ネガティブ率」のランキング分析や、「料理」「価格」カテゴリのキーワードを分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2023年1月2日〜2025年1月6日(約24ヶ月間)
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:6、558件
