今回は、リーズナブルな価格で人気を集める 海鮮丼チェーン3ブランド に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。

目次
本調査の見どころ
口コミ数がもっとも多いブランドは 「魚丼」 、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドは 「丼丸」
平均評価が高い 「丼丸」 では、★5の口コミが約半数を占めている
外国語口コミ比率がもっとも高いブランドは 「丼丸」
日本語口コミと外国語口コミの平均評価にもっとも差があるのは 「魚丼」
調査対象
本調査は、 海鮮丼チェーン3ブランド に寄せられた口コミ3、463件を対象に行いました。
丼丸(株式会社ササフネ):251店舗
魚丼(株式会社ベルツリーカンパニー):57店舗
大漁丼家(株式会社青心):21店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
口コミ数がもっとも多いのは「魚丼」、平均評価がもっとも高いのは「丼丸」
こちらの散布図では、調査対象3ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。 1店舗あたりの口コミ数がもっとも多いブランドは「魚丼」で11.2件、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドは「丼丸」で★4.07でした。
平均評価が高い「丼丸」では、★5の口コミが約半数を占めている
こちらのグラフでは、調査対象3ブランドの「評価(★の数)の内訳」を算出しています。平均評価が高い「丼丸」では、★5の口コミの割合が49.7%とおよそ半数を占めていることがわかります。
「丼丸」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では、「丼丸」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「値段」はこんな文脈で使用されています >
・「リーズナブルな 値段 で手軽に買えて嬉しい」
・「 値段 以上の美味しさ」
< ポジティブ率が高いキーワード「豊富」はこんな文脈で使用されています >
・「選ぶのに迷うほどネタが 豊富 」
・「提供が早く種類が 豊富 なため利用しやすい」
< ネガティブ率が高いキーワード「残念」はこんな文脈で使用されています >
・「ネタの鮮度が悪いことが 残念 だった」
・「ネタが半解凍状態で 残念 だった」
3ブランドに共通して、キーワード「写真」のポジティブ率が低い結果に
こちらの表では、調査対象3ブランドの「商品」「接客」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< カテゴリ:商品 >
3ブランド全てにおいてキーワード「写真」のポジティブ率が低くなっています。実際の口コミをみてみると、メニューの写真と実際の商品との違いの大きさに不満の声が寄せられていました。
< カテゴリ:接客 >
3ブランドに共通して、「接客」に関するキーワードのポジティブ率が低い傾向にあります。口コミを詳細分析することで、ユーザーが「何の」「どのような」部分に不満を持っているかを把握することができます。
レポートでは他にも、「価格」「オペレーション」「サービス」「施設・設備」に関するキーワードを分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年3月1日〜2025年1月31日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:3、463件
