今回は、主要都市 に位置するシティホテル10ブランド に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
口コミ数が最も多いブランドは 「ホテルJALシティ那覇」 、平均評価が最も高いブランドは 「ホテルメトロポリタン丸の内」
最も外国語口コミ比率が高かったのは 「ホテル日航大阪」
日本語評価と外国語評価の間に最も大きな差があるのは 「ホテル阪急グランレスパイア大阪」
口コミ数が多く寄せられている6つの外国語の中で最も平均評価が高かったのは 「韓国語」
調査対象
本調査は、主要都市 に位置するシティホテル10ブランド に寄せられた口コミ6、266件を対象に行いました。
ANAクラウンプラザホテル福岡
ザ・プリンス パークタワー東京
ホテルJALシティ那覇
ホテルグランヴィア京都
ホテルグレイスリー那覇
ホテルメトロポリタン丸の内
ホテル阪急グランレスパイア大阪
ホテル日航大阪
リーガロイヤルホテル京都
博多エクセルホテル東急
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
口コミ数が最も多いのは「ホテルJALシティ那覇」、平均評価が最も高いのは「ホテルメトロポリタン丸の内」
こちらの散布図では、調査対象10ブランドの「口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。口コミ数が最も多いブランドは「ホテルJALシティ那覇」で896件、平均評価(★の数)が最も高いブランドは「ホテルメトロポリタン丸の内」で★4.51でした。
日本語評価と外国語評価の間に最も大きな差があるのは「ホテル阪急グランレスパイア大阪」
こちらのグラフでは、調査対象10ブランドの「日本語口コミの平均評価」「外国語口コミの平均評価」を算出しています。日本語評価と外国語評価の間に最も大きな差があるのは「ホテル阪急グランレスパイア大阪」で、日本語評価の方が0.61pt高くなっています。
「ホテルメトロポリタン丸の内」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では「ホテルメトロポリタン丸の内」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「東京」 はこんな文脈で使用されています >
・「真下に 東京 駅の線路が見える気持ちの良い部屋」
・「 東京 駅に直結していてアクセスが最高」
< ポジティブ率が高いキーワード「景色」 はこんな文脈で使用されています >
・「部屋からの 景色 が最高過ぎるホテル」
・「窓からの 景色 も飽きないでずっと見ていられる」
< ネガティブ率が高いキーワード「部屋」 はこんな文脈で使用されています >
・「値段に対して 部屋 の狭さが気になった」
・「全体的に古さがあり、 部屋 の匂いも気になった」
キーワード「チェックイン」のポジティブ率はブランド間で差が見られる結果に
こちらの表では、調査対象10ブランドにおける「施設・設備」「客室」「接客」「オペレーション」「価格」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」の違いを調査しています。
< キーワード:立地 >
キーワード「立地」は全体での使用回数が多く、ポジティブ率は多くのブランドで高いスコアとなっています。実際の口コミでも、駅や空港、景色における立地の良さに言及するものが多く、ユーザーにとって大きな評価のポイントとなっていることがうかがえます。
< キーワード:チェックイン >
キーワード「チェックイン」のポジティブ率はブランド間で差が見られる結果となりました。ネガティブな口コミでは、「1組のチェックインにかかる時間が長い」「チェックイン端末の操作が分かりづらい」といった不満の声が多く見られました。
レポートでは他にも、「評価(★の数)の内訳」「外国語口コミの言語割合」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2023年10月1日〜2025年8月31日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:6、266件
