今回は、 インテリア・雑貨を扱うチェーン店4ブランド に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
1店舗あたりの口コミ数が最も多いブランド、平均評価(★の数)が最も高いブランドはともに 「IKEA」
外国語口コミ比率が最も高いブランドは 「無印良品」 、次いで 「IKEA」
日本語評価と外国語評価の差が最も大きいのは 「東京インテリア」
4ブランドすべてにおいて、外国語評価が日本語評価を上回っている
調査対象
本調査は、 インテリア・雑貨を扱うチェーン店4ブランド に寄せられた口コミ4万5、174件を対象に行いました。
無印良品(株式会社良品計画):693店舗
ニトリ(株式会社ニトリ):641店舗
東京インテリア(株式会社東京インテリア家具):49店舗
IKEA(イケア・ジャパン株式会社):15店舗
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数が最も多く、平均評価(★の数)が最も高いのは「IKEA」
こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。1店舗あたりの口コミ数が最も多いブランド、平均評価(★の数)が最も高いブランドはともに「IKEA」で351.3件、★3.94でした。
日本語評価と外国語評価の差が最も大きいのは「東京インテリア」
こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの「日本語口コミの平均評価」と「外国語口コミの平均評価」を算出しています。4ブランドすべてにおいて、外国語評価が日本語評価を上回る結果となりました。評価の差が最も大きいのは「東京インテリア」で、外国語評価の方が0.98pt高くなっています。
「IKEA」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では「IKEA」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「駐車」 はこんな文脈で使用されています >
・「 駐車 場は広く、すんなり駐車できる」
・「 駐車 場が無料なので利用しやすい」
< ポジティブ率が高いキーワード「価格」 はこんな文脈で使用されています >
・「レストランは手頃な 価格 でしっかり食事できるのが嬉しい」
・「商品は低 価格 かつデザイン性が高く、機能的」
< ネガティブ率が高いキーワード「残念」 はこんな文脈で使用されています >
・「スモーランドでの対応が非常に横柄で 残念 」
・「購入した家具が傷だらけで 残念 だった」
キーワード「値段」のポジティブ率はブランド間で差が見られる結果に
こちらの表では、調査対象4ブランドにおける「商品」「接客」「オペレーション」「施設・設備」「価格」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:レジ >
キーワード「レジ」のポジティブ率は4ブランドに共通して低いスコアとなっています。実際の口コミを見てみると、レジでの接客態度や、精算を終えるまでの時間の長さに不満の声が多く寄せられていました。
< キーワード:値段 >
キーワード「値段」のポジティブ率はブランド間で差が見られる結果となりました。「東京インテリア」ではポジティブ率が93%と他ブランドよりも高く、「値段に見合った高品質な商品」に満足するユーザーが多く見られました。
レポートでは他にも、「評価(★の数)の内訳」「外国語口コミの言語割合」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年10月1日〜2025年8月31日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:4万5、174件
