2018年の海外旅行者数は1,895万人
JTB総合研究所は6月28日、「海外観光旅行の現状2019」を発表しました。2018年の日本人海外旅行者数は1,895万人で過去最高、旅行先は東アジアが増加しています。
旅行先はヨーロッパからアジアへ大きくシフト
2018年の海外旅行者数1,895万人で過去最高となりました。出国者の前年比が高いのは20~24歳女性で115.5%、出国率の高さでも40.5%で、同年代男性の2倍以上となっており、海外旅行に積極的な層と言えます。
旅行先は、2000年はヨーロッパ・ロシアが19.7%と最も多く、続く東アジアは15.9%、東南アジアは 14.7%、中国は5.7%でした。2018年はヨーロッパ・ロシアは13.7%、東南アジア21.9%、東アジアは28.0%と旅行先が大きくシフトしています。
これにはアジア各国を結ぶ航空便の増加、韓流ブーム、Webの普及による予約の簡略化など、旅行の気軽さが増加につながったと見ています。
旅行への関心度が高い20代
2018年1月から2019年6月までに海外旅行をした男女2,060名に今後の海外旅行への意向を調査。最も意向が高かったのは18~29歳男性の18.1%、18~29歳女性の14.5%でした。
レポートでは、旅行に積極的な20代前半の親は、若い時にバブル期を過ごした層であり、旅行経験の豊富な親の影響を受けているのではと推測しています。
(画像は写真ACより)
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JTB総合研究所のプレスリリース
https://www.tourism.jp/
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