アメリカの夏旅トレンド、割安感から日本・アジア圏が人気に(Hopper)

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北米で人気のオンライン旅行予約サービスHopper」は、アメリカにおける2025年夏の旅行トレンドについて発表しました。

国際航空運賃の下落や宿泊費の割安感が相まって、人気の旅行先として日本が選ばれやすくなっています。

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アジア行きの航空運賃が割安に、2024年比14%下落

同社の調査によると、64%のアメリカ人が「今年の自由に使える支出を維持または拡大する予定」と回答しているものの、多くの家庭が夏の旅行予算をより有効に活用したいと考えているようです。

そんな中で、アジア行きの航空運賃は2024年比で14%下落し、2021年夏以来の最低水準となっています。そのため夏休みシーズンに日本や韓国タイなどのアジア圏を旅行先に選ぶアメリカ人が増加しているといいます。

実際に、過去6か月間の夏休み旅行の検索のうち「アジア旅行」についてが32%を占めており、2019年と比較して5ポイント増加しています。

ヨーロッパと比較した「宿泊料金の割安感」で人気に

夏の旅行において、日本の人気が高まっている理由の一つとして、宿泊費の割安感が挙げられています。

ロンドンやパリ、バルセロナなどのヨーロッパの主要都市は、アメリカ人の夏の旅行先として人気が高いものの、宿泊料金は1泊平均350ドルから400ドルほどとなっています。

一方で東京の1泊平均は206ドル程度で、ヨーロッパの主要都市の1泊平均の60%程度、場合によっては50%程度となり、割安感によって旅行先として選ばれやすくなっているようです。

■最も検索されたホテルがある都市

  • ニューヨーク:327ドル
  • ラスベガス:116ドル
  • シカゴ:281ドル
  • ホノルル:225ドル
  • マイアミ:213ドル
  • ロンドン(イギリス):408ドル
  • パリ(フランス):358ドル
  • 東京:206ドル
  • バンコク(タイ):116ドル
  • バルセロナ(スペイン):343ドル

夏のトレンド旅行先に「神戸」がランクイン

アメリカ人の夏の旅行におけるトレンドの旅行先には、日本から神戸がランクインしています。

また、同じアジア圏からタイのプーケットも入っており、神戸とプーケットは旅行者の間で記録的な人気を集めているようです。

ほかにも、温かいカリブ海の海と美しい自然の景色を楽しめるセントルシアや、冒険旅行で人気が高まっているフェロー諸島や北極圏内の地域も注目を集めています。

特に辺境地は、アウトドア探検や人里離れた場所での体験など、特別な体験ができることから、多くの旅行者を惹きつけています。

■トレンドの海外旅行先

  • プーケットタウン(タイ)
  • 神戸
  • ビューフォート(セントルシア)
  • フェロー諸島(デンマーク自治領)
  • ボードー(ノルウェー)

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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