台湾人・香港人向け訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する株式会社ジーリーメディアグループは7月10日、日本のスーパーで買いたい物についての調査結果を発表しました。
調査の結果、日本のスーパーで調味料やジャムなどを買いたい台湾人・香港人の半数が「たれ」をお土産にしたいと考えていることがわかりました。
台湾・香港人の約5割が調味料やジャム類に購入意欲を示す
日本のスーパーで買いたいものについて複数回答形式で質問した項目では、1位は「お菓子」(91.8%)、次いで2位が「飲料」(77.2%)、3位「インスタント麺」(66.9%)となりました。
また、4位にランクインしたのは「調味料・ジャム系食品」(50.7%)で、半数を超える人がお土産としての購入意欲を示しました。
また「特に買い物したくない」と答えた人の割合は1%となり、多くの人が日本のスーパーで買い物する意欲があることがわかりました。

「たれ」「果物のジャム」も人気 特定のブランドを求める声も
日本のスーパーで調味料やジャム系食品を購入したいと答えた人に対して、具体的な商品について質問したところ、1位は「たれ」(49.7%)、2位は「果物のジャム」(41.8%)となりました。
3位と4位には調味料がランクインし、「みそ」(36.7%)、「しょうゆ」(27.4%)となっています。
また、「その他」を選んだ人の自由記述では以下のような商品が挙げられており、辛みのある商品が人気を集めていることがわかりました。
- 「ゆず胡椒」
- 「七味唐辛子」
- 「明太子関連の調味料(パンに塗って食べるスプレッドやペーストなど)」
- 「桃屋のニンニクソース」
日本のスーパーで調味料やジャム系食品を購入したいと答えた人のなかには、「叙々苑」や「アヲハタ」といった個別ブランドを挙げる人もいました。

「質の高さ」が人気の理由に
ラーチーゴーの陳怡秀(チン・イーシュウ)編集長は、調査結果について、日本の商品の質の高さを人気の理由として挙げています。
特に、「たれ」については「日本のたれは手軽で美味しく品質も信頼できることから、台湾・香港の人にとって人気の高いお土産となっている」と述べています。また「果物のジャム」については、日本で質の高い果物を味わった人が、その美味しさを自宅に持ち帰りたいという気持ちから人気になっているのではないかと分析しました。
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<参照>
株式会社ジーリーメディアグループ:台湾人・香港人が日本で買いたい調味料・ジャム類 1位「たれ」 十五夜にバーベキュー文化の台湾「焼き肉のたれをお土産に」
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