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UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】

UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】

本レポートでは、主に2024年11月前半の「インバウンドに関する最新トレンド・データ」や、「政府・自治体・企業などのインバウンド関連の取り組み」など、インバウンド対策に役立つニュースをまとめてお届けします。

※ 各トピックの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

この資料でこんなことが分かります

  • 知っておきたい!インバウンドニュースここに注目!インバウンド関連データ訪日ラボおすすめ記事・レポート

ここからはレポートのダイジェストをお届けします。

知っておきたい!インバウンドニュース

Uber  Eats Japan合同会社は11月14日、自律走行するデリバリーロボットを用いた配達サービスを大阪市内の一部地域にて開始しました。デリバリーロボットの導入は、2024年3月の東京・日本橋に続き2都市目となっています。

今回、大阪市内に導入された理由の一つとして、観光客による配達需要の増加が挙げられています。大阪駅北地区「うめきたエリア」にて大規模な再開発が進められていることや、2025年に万博が開催されることから、国内外から観光客の流入が期待されており、今後も継続した配達需要の増加が見込まれています。

そうした配達需要の増加が予測される大阪市内にて、自動走行ロボットを新たな配達手段として導入することで、地域の利便性向上を図るとしています。

<参照>Uber Eats Japan 合同会社 プレスリリース:Uber Eats、大阪市でデリバリーロボットによる配達サービスを開始

米国の大手雑誌「ナショナルジオグラフィック」は10月23日、 「Best of the World 2025(2025年に行くべき世界の旅行先25選)」 を発表し、 日本からは石川県の金沢が選出 されました。

「Best of the World」とは、米国の大手雑誌「ナショナルジオグラフィック」の旅行専門家チームと旅行専門誌「NATIONAL GEOGRAPHIC TRAVELLER」の国際編集チームが選出する旅行先リストで、家族連れやグルメ愛好者など、さまざまな人が旅を楽しめる旅行先が選ばれています。

今年は「驚くような最新のコンテンツを提供する場所」や「古典的と認識されているが、その中でも新しい魅力を提供する場所」が取り上げられるなか、 金沢が「本物の日本」を体験できる旅行先 として選ばれました。

同誌は金沢について「混雑を避けて伝統的な日本を体験できる」としたうえで、具体的に茶屋街や兼六園、武家屋敷跡などを評価しました。

加えて、400年以上にわたって伝統技術を継承している「金箔」づくりも注目され、金箔を使った工芸品作りを体験できることが評価されました。

<関連記事>訪日ラボ:金沢が「2025年に行くべき世界の旅行先25選」に選出(ナショナルジオグラフィック)

株式会社PLANETSは11月1日、 東京・豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」の大規模な拡張を行う ことを発表しました。

今回行われる大規模リニューアルでは、面積が1.5倍に拡張され、教育的なプロジェクトをテーマとした、以下の空間が新たに追加されます。またそれぞれの空間では、10以上もの新たな作品がリニューアル後に公開されます。

  • 複雑で立体的な創造的運動空間「運動の森」

  • 様々な絶滅した動物を捕まえて観察する「捕まえて集める絶滅の森」

  • 共創(共同的な創造性)のための「学ぶ!未来の遊園地」

大規模拡張後の「チームラボプラネッツ」のリニューアルオープンは、 来年2025年1月22日 となっています。

「チームラボプラネッツ」は、訪日ラボが昨年実施した調査「インバウンド人気観光スポットランキング」で1位となっており、インバウンド観光客からも大きな人気を集めています。

今回の大規模リニューアルで大きく生まれ変わる「チームラボプラネッツ」に注目です。

<関連記事>訪日ラボ:インバウンド人気観光地1位「チームラボプラネッツ」(東京・豊洲)、2025年1月に大規模拡張

ここに注目!インバウンド関連データ

訪日ラボでは、国土交通省が新たに発表した2024年10月末〜2025年3月(冬ダイヤ)の国際線航空便動向をまとめました。

国土交通省のデータによると、2024年冬ダイヤ(2024年10月27日〜2025年3月29日)の国際線旅客便は、 2019年冬ダイヤの99.2% となり、 コロナ前とほぼ同水準まで回復している ことがわかりました。

一方で、中国の旅客便に絞ると、 2019年冬ダイヤ比75.6% となっており、 全体に比べ回復が遅れている ことがわかります。

<関連記事>訪日ラボ:日本の国際線はどこまで回復した?国交省、2024年冬ダイヤの動向調査発表【航空便動向まとめ】

新千歳空港の国際線便数がコロナ禍前を上回ったことがわかりました。国土交通省によると、新千歳空港2024年冬ダイヤの国際線旅客便数は164便で、2019年冬ダイヤ比で7%増となっています。日本経済新聞はこの要因について、航空燃料不足の影響緩和などを挙げています。

そのほかの国際線定期便が就航している地方空港全体で見ても、韓国便の増便が回復を後押ししたことで、コロナ前の99%まで回復しています。

一方、主要7空港のうち2019年冬ダイヤ比でプラスとなったのは東京国際空港(羽田)、福岡空港。成田空港、関西国際空港、中部国際空港、那覇空港の4空港はコロナ前水準に戻っていません。

<参照>

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その他にも、レポートでは

1. ここに注目!インバウンド関連データ

2. 知っておきたい!インバウンドニュース

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