明治維新に至るまでの228年間、高松松平家の下屋敷として使用されていた栗林公園は、1953年に特別名勝に指定されました。
栗林公園では、公園庭師とマツを始めとする樹木の剪定実演を見ながら、庭木のお手入れポイントなどを解説するガイドツアーや、多言語音声ガイドの貸し出しなど、観光客増加のための取り組みが実施されています。
また、山口県岩国市の錦帯橋や、兵庫県姫路市の姫路城、広島県尾道市から愛媛県今治市までにかかる瀬戸内しまなみ海道などと並び、サイクリングが楽しめる瀬戸内の広域観光周遊ルート「せとうち・海の道」の観光資源のうちの一つになっています。
トリップアドバイザーより2020年に発表された「旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の観光スポット」では、27位にランクインしたほか、フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて三ツ星を獲得しています。