伝統工芸品はどうやってアクティビティジャパンをインバウンドに活用すべきなのか？
アクティビティジャパンは旅行会社のHISの運営による、アクティビティや文化体験、それにともなう日帰り旅行などの予約プラットフォームです。
取り扱っているアクティビティはマリンスポーツやパラグライダーなど自然を楽しむものから、陶芸やそば打ち体験などの伝統を体験するものなど幅広いジャンルが含まれます。
ページは多言語に対応しており、外国人の利用も問題なく行えるようになっているため、訪日外国人観光客の誘客にも利用できます。
またアクティビティジャパンではブログを利用した発信も行えます。ここには掲載費用がかからず、さまざまな業種から情報発信が利用できるプラットフォームであるといえます。
本記事では、伝統工芸品に関わる旅行関係の店舗などがアクティビティジャパンに掲載し、インバウンド観光客の誘致につなげている事例を紹介します。
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Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >体験型レクリエーション施設「美山陶游館」のアクティビティジャパン活用事例
▲美山陶遊館：アクティビティジャパン公式サイトより
鹿児島県日置市の「美山陶遊館」は、陶芸体験を提供する体験型レクリエーション施設です。
日置市は薩摩焼の里として知られており、伝統工芸品を発信している施設であるといえます。 陶芸体験にはろくろを回して作品を作るものや、テーブルや台座の上で土を伸ばしながら整形する「手びねり」と呼ばれるものがあり、自分で使うためのオリジナル作品を作ることができます。 また近隣の窯元で作られている作品の展示や販売も行われており、体験と同時に地元の名産品であるマグカップやお皿を購入していく利用客も多いようです。
この美山陶遊館はアクティビティジャパンにアクティビティの情報が掲載されています。掲載があるのは「手びねり陶芸体験」で、陶工の指導を受けながら気軽に陶芸体験ができる内容です。
ページには英語版も存在しており、体験内容はもちろんのこと利用料金やプランの詳細、注意事項や施設の詳細などもすべて英語でわかるようになっています。これらは外国人観光客が直接利用するにあたって大きく助けになり、訪日外国人観光客のスムーズな誘客につながるでしょう。
伝統工芸品店「komorebi」のアクティビティジャパン活用事例
▲ First Mizuhiki Work Experience：アクティビティジャパン公式サイトより
東京都渋谷区の「komorebi」では「はじめての水引細工体験」として、水引細工による小物を作れる体験教室を提供しています。初めてでも対応できるように、丁寧な説明とともに作業を進行することができます。
作れるものとしては箸置きが基本で、オプションをつけることによってバレッタやピンバッジ、ナプキンリングなどを作ることも可能です。
アクティビティ自体が英語にも対応しており、英語話者であれば安心して体験を受けることができます。
このkomorebiにもアクティビティジャパン内のページがあり、多数のレビューがつけられています。中には英語によるレビューもあり、高評価の内容です（2021年10月現在）。また、それに対して店舗側が英語で返信しており、顧客側としっかりコミュニケーションを取ろうとする姿勢が見られます。
このように丁寧に体験を行ってもらい、それを口コミの形でフィードバックしてもらえることは、それを見た新しい潜在顧客へのアピールにつながります。具体的な体験が広がれば、体験したいと思ってくれる人が増え、さらなる誘客が見込めるでしょう。
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