製薬・日用品メーカーはどうやってfliggyをインバウンドに活用すべきなのか?
Fliggy(フリギー)は、2014年に創業した中国の大手IT企業アリババグループのオンライン旅行プラットフォームです。
Fliggyでは、中国国内、国外を移動するための航空券や鉄道のチケットなどの交通手段の検索・予約に加え、宿泊施設、レストランなどの旅行先で利用する施設予約ができます。 2021年9月現在、Fliggyを中国国内で利用している人の数は約2.7億人おり、サイト上には60万軒の宿泊施設と8,000軒以上の観光施設が掲載されています。さらに、Fliggyが提携している航空・チケット代理店は400社以上です。旅行先でのパッケージツアーやオプショナルツアーを探して予約することもできるため、Fliggyを利用すれば包括的に旅程を決めることができます。
Fliggyは旅行に関する幅広い情報を網羅しており、観光客をターゲットにした販売を目指すメーカーにとっても、活用のチャンスがあります。ユーザーの多いFliggyに商品の情報を掲載すれば認知度アップや購買の増加につながります。 この記事では、製薬メーカーがFliggyを利用して集客をおこなう事例を紹介します。
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Fliggyを通じて化粧品メーカーがインバウンド客による購買を促進するために重要なポイントになるのは、フリギー購 (ゴー)(飛猪購:Fliggy Buy)と呼ばれるサービスです。フリギー購 (ゴー)は、2019年3月20日にスタートした海外商品の閲覧・購入サービスです。
サービスの基本的な内容は、日本を訪れる中国人観光客が日本の商品を旅行前に閲覧し、購入しておくことができるというものです。日本国内でのフリギー購 (ゴー)運用の事例としては、ビックカメラが挙げられます。ビックカメラは2019年9月11日より、フリギー購 (ゴー)に商品の掲載・予約販売を開始しました。 日本を訪れる中国人観光客は、事前に購入したい商品の在庫確保、予約をしておくことで、旅行中に店頭で買い物に無駄な時間を割く必要がありません。ビックカメラとしては、店舗での接客対応などの時間を減らし、予約に基づいた確実な在庫確保を行うことで効率性の高いインバウンド販売の形態を確立する狙いがあります。
2019年9月時点では、ビックカメラの商品300点が対象になっており、ビックカメラ有楽町店、ビックロ(新宿東口店)、なんば店の3店舗での受け取りが可能です。受け渡しの際にはパスポートを提示することで、スムーズに免税の手続きができる点も、メリットの1つです。
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