地方自治体&DMOはどうやってKKdayをインバウンドに活用すべきなのか?
KKDayは、台湾に本部を持ち、世界100ヵ国以上、550以上の都市においてオプショナルツアーを販売するOTAで、2万5,000件以上の旅行商品を取り扱い、月間約4,500万人が利用しています。
KKDayの公式サイトからは、ツアー予約のほかに各種観光施設への入場券や、レストラン、公共交通機関の予約、そしてWi-FiやSIMカードのレンタルを行うこともできます。台湾・香港の人々が主に使うKKDayですが、日本は第1位の取扱流通額を誇っています。KKDayの特色は独自性の高いオプショナルツアーを販売するところにあり、ご当地ツアーや美容ツアーの他、DIYやレッスンなど3万以上の特別体験ツアーを紹介しています。
またアクティビティについても充実しており、アスレチックやウォーターアクティビティ、キャンプ予約も行うことができます。対応言語として、日本語を含めた15言語に対応しており、訪日外国人客を獲得、誘客するのにも適しているツールだといえるでしょう。今回は、地方自治体&DMOにおいてKKDayを活用している事例について紹介します。
Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?
Googleマップでの集客ツール「口コミコム」を詳しく見る >「岩手県平泉町」のKKday活用事例
本社を台湾に構える旅行口コミ&予約サイト「KKday」は、8月28〜31日に行われたTTE台北旅展内 JNTO日本観光局ブースにて、岩手県一関市・平泉町の魅力を伝えるためのパフォーマンスを行いました。
TTEとは台北国際観光博覧会のことであり、多くの航空会社各社が出展しています。感染拡大が落ち着きつつある台湾国内では多くの人が来場し、大きな盛り上がりを見せました。JNTO日本観光局は台湾市場にて直接PR活動を行い、インバウンド回復後の渡航を活性化させるために継続的なコミュニケーションをとるための場としても利用しています。
「KKday」は多くの台湾人を日本へ誘客しており、台湾で数年前からトレンドになっている濃密な旅体験「深度旅行」に合う四季折々の秘境感ある景色の岩手県平泉町と一関市を積極的に紹介しました。外国人に向けて日本から発信するだけではなく、このように海外の旅行会社との連携により、より多くの訪日外国人を呼び込むケースは今後増えていくと思われます。
那覇市観光協会「那覇まちま~い」のKKDay活用事例
那覇市観光協会の「那覇まちま~い」では、観光客向けに「壺屋のツボ 〜やちむん通りとすーじぐゎーめぐり〜」というツアーを実施しています。
コロナ禍以前は、赤瓦屋根の家や石垣の続く「すーじぐゎー(路地)」や「やちむん(焼き物)」のまち「壺屋」を魔除けのシーサーや石敢當(いしがんとう)を探しながら探索するツアーが実施されていました。 KKDayでは昨今の情勢を考慮し、オンラインを活用したツアーが実際の現地映像を使用し実施されています。 ZOOMのオンラインミーティング機能を使用し、1時間程度で終了するツアーとなっており、参加者は自宅から気軽に参加可能である点がメリットといえるでしょう。
このツアーのように地域の観光資源を活用したツアーの造成が、コロナ禍でもオンラインのように形態を変えて日本各地で実施されています。
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