居酒屋・バー・ナイトライフはどうやってインフルエンサーをインバウンドに活用すべきなのか?
インバウンド市場が盛り上がる中で、居酒屋・バー・ナイトライフがインフルエンサーをインバウンド集客で活用する事例が増加しています。インフルエンサーを用いた居酒屋・バー・ナイトライフのプロモーションの成功事例では、インバウンドに関連するデータを、収集し解析することで効果的なインバウンド対策を実施できているようです。
このページでは、居酒屋・バー・ナイトライフのインフルエンサーのインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。
- 居酒屋・バー・ナイトライフ×インフルエンサー事例その①:アメリカ人YouTuberが日本の夜の楽しみ方を紹介/訪日外国人の新たな選択肢に
- 居酒屋・バー・ナイトライフ×インフルエンサー事例その②:アメリカの人気YouTuberが日本でナイトライフフードツアーを決行、ナイトタイムエコノミー活性化に貢献なるか?
- 居酒屋・バー・ナイトライフ×インフルエンサー事例その③:カナダの人気YouTuber夫婦が吉祥寺の居酒屋を紹介/海外もスタッフの気さくさを絶賛
インフルエンサーを活用した居酒屋・バー・ナイトライフのインバウンド対策やインバウンド集客のメリットは、ターゲットとする客層に効率的にプロモーションできることや、顧客に見てもらいやすいということです。PRを行いたい客層に人気のあるインフルエンサーを起用すれば、そこに焦点をあててプロモーションを行えます。また、広告があふれる現代において企業からのPRや情報発信をよく思わない顧客も多くいますが、顧客にとって親近感のあるインフルエンサーが紹介することで、嫌悪感を抱かせることなくPRできます。
ここでは、居酒屋・バー・ナイトライフという業界・業種におけるインフルエンサーを活用したプロモーションの事例を紹介していきます。
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アメリカのYouTuber・Gareth Leonardは、2018年4月に日本の居酒屋を訪れた際の動画を公開しました。
ガレスはもともとオフィスワーカーでしたが、仕事に満足していなかったため辞め、世界旅行を始めました。その結果、今ではオフィスワーカーだった時代よりも多く稼いでいるということです。ガレスのYouTube公式チャンネルはその世界旅行の様子を撮影した動画がほとんどです。
ガレスは2018年の4月頃日本を訪れ、滞在期間中に居酒屋やバーを訪れたときの様子を公開しました。ガレスが訪れたのは東京・渋谷のドラフトビアバー「Good beer faucets SHIBUYA TOKYO」と、さまざまな肉料理が楽しめる「渋谷肉横丁」です。
「Good beer faucets」は、国内外の40種類のクラフトビールがドラフト(生)で楽しめるビアバーです。取り扱う銘柄は日ごと・店舗ごとに異なるのが特徴です。「肉横丁」は2010年にオープンした肉料理の一大フードコートで、全部で28の肉料理店が集います。
ガレスはGood beer faucetsではビールと食事を、肉横丁では肉料理以外にもお好み焼きなどを紹介していました。
現在日本では、訪日外国人が夜に時間を持て余してしまっているという現状があります。その多くは、他国に比べて夜に楽しめるコンテンツが少ないことや、あってもその存在が伝わっていないことが原因です。ガレスのような外国人YouTuberが日本の夜の過ごし方を紹介することで、その改善につながることが期待されます。
アメリカの人気YouTuberが日本でナイトライフフードツアーを決行、ナイトタイムエコノミー活性化に貢献なるか?
2017年12月、アメリカ出身の人気YouTuber・Mark Wiensが自身の公式チャンネルで、「東京のナイトライフフードツアー」と称して、東京のストリートフードやバーを紹介した動画を公開しました。
Mark Wiensはアメリカ出身の人気YouTuberで。現在は夫婦でタイに住んでいます。夫婦で海外旅行をすることも多く、大陸をまたいで世界各地にとびまわり、各国の料理などを撮影してYouTubeに投稿しています。公式チャンネルの登録数は277万(記事執筆時点)と、非常に人気のあるYouTuberです。
2017年12月に公開された動画では、マークがシンジという日本人男性と、お腹をすかせた旅行者・デイビッドと一緒に東京の食べ物をめぐり、紹介しています。最初に紹介したのは、たこ焼きとお好み焼きです。訪れたのは、東京・有楽町にある大阪の土産物店・大阪百貨店です。店頭がガラス張りになっていて実際に作っている様子が見られるので、目をひいたようです。
次に訪れたのは新橋のバー「LAND BAR artisan」です。バーテンダーがカクテルをつくっている様子が目の前で見られ、マークはその様子を「いろんなものを混ぜていて、科学者みたいだ」と紹介していました。
最後に訪れたのは新橋の餃子専門店「餃子や ガウでぃ」です。マークはここでひたすら餃子を食べ、その様子を紹介しました。
このように影響力のあるYouTuberが日本のナイトライフを紹介することで、ナイトタイムエコノミーの活性化につながることが期待されます。
カナダの人気YouTuber夫婦が吉祥寺の居酒屋を紹介/海外もスタッフの気さくさを絶賛
カナダ人夫婦のSimonとMartinaは、2人でYouTubeの公式チャンネル「Simon and Martina」を運営しています。2人は7年間韓国で暮らしたあと日本に来て、グルメや旅行、アクティビティなどをテーマにした動画を公開しています。
チャンネル登録数136万を超える人気YouTuberである2人は、2016年3月に「Our Favorite Izakaya」という動画を投稿しました。楽しそうな雰囲気のこの動画は、現在再生回数が130万回を超えています(記事執筆時点)。
2人が訪れたのは、東京・吉祥寺の居酒屋「BAKAWARAI じゅん粋」です。この店の看板メニューは鉄板焼きですが、500円で飲める日本酒も人気だということです。スタッフも和気あいあいとしており、訪れた客とも積極的にコミュニケーションをとって楽しませます。店内の大きな鉄板を使って料理をつくる様子は、一種のパフォーマンスのようです。
サイモンとマルティナはこの店で日本酒を飲みながら、カツ・チーズ・ネギを卵で巻いた人気メニュー「とんぺい焼き」ややきそばなどを食べました。2人は大満足だったようです。
海外からは、店の雰囲気やスタッフの気さくさがとても良いといったコメントが多く寄せられました。この動画の公開によりインバウンドにおけるこの店の知名度が上がることが期待されます。