居酒屋・バー・ナイトライフはどうやって動画・コンテンツ制作をインバウンドに活用すべきなのか?
インバウンド市場が盛り上がる中で、居酒屋・バー・ナイトライフが動画・コンテンツ制作によってインバウンドで成功する事例が増加しています。このページでは、居酒屋・バー・ナイトライフの動画・コンテンツ制作のインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。
- 居酒屋・バー・ナイトライフ×動画・コンテンツ制作事例その①:今訪日外国人に大人気の「ロボットレストラン」、紹介動画もド派手!
- 居酒屋・バー・ナイトライフ×動画・コンテンツ制作事例その②:インバウンドに人気の和太鼓ショー『MANGEKYO』のPR動画/今話題のナイトタイムエコノミーに一役買うか?
- 居酒屋・バー・ナイトライフ×動画・コンテンツ制作事例その③:ナイトタイムエコノミーに貢献、京都のノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」のインバウンド向けPR動画
近年プロモーションの方法として動画・コンテンツ制作がポピュラーになってきています。動画・コンテンツ制作によるインバウンド対策やインバウンド集客のメリットとしては、多くの情報を伝えながらも、顧客のイメージに残りやすいということがあります。伝えたい情報を写真や画像などよりも一度に多く発信できるためその分それぞれの居酒屋・バー・ナイトライフの色がはっきりと出やすく、工夫を凝らした動画・コンテンツ制作が求められています。
ここでは、居酒屋・バー・ナイトライフという業界・業種における動画・コンテンツ制作の各社の事例を元にして、効果的な動画・コンテンツ制作を活用したインバウンド対策やインバウンド集客のケーススタディーをしてみます。それでは見ていきましょう。
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「インバウンド動画制作」の資料を無料でダウンロードする「インフルエンサー」の資料を無料でダウンロードする「SNS運用」の資料を無料でダウンロードする今訪日外国人に大人気の「ロボットレストラン」、紹介動画もド派手!
2016年、新宿・歌舞伎町にある訪日外国人に大人気のエンターテインメントコンテンツ・ロボットレストランのインバウンド向け紹介動画が公開されました。
ロボットレストランは、ショーを見ながら食事ができるレストラン&バーです。総工費100億を超えると言われている店内は外国人で常に満席状態です。ロボットレストランは当初、新宿のサラリーマンをターゲットとして2012年7月にオープンしましたが、実際にオープンしてみると日本人よりも外国人に人気が出たため、そこからターゲットを外国人に変えたということです。英語対応もきちんとされていて、メニューや場内アナウンスなどはすべて英語だということです。
ロボットレストランのショーはとても派手です。演出にはロボットやレーザーを用い、同時に奇抜な衣装を着たダンサーたちが踊ります。日本ではあまり見ないような一風変わったショーですが、訪日外国人には大人気だということです。公開されたロボットレストランの紹介動画も、そのショーの様子を映したものです。
動画の再生回数は28万回を超え(記事執筆時点)、コメント欄には多くのコメントが寄せられていましたが、それは外国語のものが多く、日本語のコメントはほとんど見受けられませんでした。ロボットレストランは特に欧米豪の訪日外国人に人気ですが、コメントの言語を見てみると中国語・韓国語などアジア圏の言語はほとんどなく、やはり英語などの欧米系の言語が多く見られました。
インバウンドに人気の和太鼓ショー『MANGEKYO』のPR動画/今話題のナイトタイムエコノミーに一役買うか?
動画サイトYouTubeのJTB公式チャンネルは2018年1月、和太鼓エンターテインメント集団『DRUM TAO』とデジタルアートクリエイター集団『チームラボ』のコラボレーションパフォーマンス『Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響- MANGEKYO-』のPR動画を公開しました。
『DRUM TAO』は「THE 日本エンタテインメント」として世界で称賛されている、国内屈指のエンターテインメント和太鼓集団です。国内外で活躍しており、これまで世界24カ国で公演を行いました。ニューヨークのブロードウェイでも公演を行ったといいます。
『チームラボ』は、2018年6月にお台場で作品の常設展が始まってから大きな話題を呼んでいるデジタルアートクリエイター集団です。光とデジタルアートを組み合わせて作り出す非日常的な空間が『チームラボ』の作品です。
『万華響- MANGEKYO-』の公演はJTBグループの傘下にあるJTBコミュニケーションデザインが主催しており、JTBの公式チャンネルは2018秋公演のプロモーションビデオも公開しています。
2018年の秋公演は有楽町公演が9月1日~30日で全66公演、新宿公演が2018年10月4日~11月20日で全101公演です。一日に3公演行われ、最後の公演は開演が午後8時半ということです。現在日本では、夜間に営業している店が少なく訪日外国人が暇を持て余してしまっているという現状があります。この公園がナイトタイムエコノミー(夜間経済)の活性化に寄与することが期待されます。
ナイトタイムエコノミーに貢献、京都のノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」のインバウンド向けPR動画
2018年4月、訪日外国人に人気のノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」のインバウンド向けPR動画が公開されました。「ギア-GEAR-」は2012年に公演を始め、現在7年目に入っています。これまで京都の三条で公演を行ってきましたが、人気の高まりを受けて現在は京都に加え千葉でも上演しています。「ギア-GEAR-」は1日2公演で、2回目の公演は19時から始まります。京都では東京より夜間に営業している店が少ないと考えられますが、「ギア-GEAR-」は夜間に時間を持て余している訪日外国人が楽しめるコンテンツとなっています。
「ギア-GEAR-」は言葉を使わず、光や映像、ダンスやマジックなどのパフォーマンスで演出します。ストーリーの進行はパフォーマーの表情などでわかるようになっており、子どもや外国人など日本語がわからない人でも楽しめるというのが大きな人気を集めた理由の一つです。
数年前から話題になっている「プロジェクションマッピング」やレーザーによる演出、色が変わるLEDドレスなど、最新の技術を駆使した演出も魅力です。また、「ギア-GEAR-」に登場するパフォーマーは世界レベルの凄腕パフォーマーばかりで、全力で観客を楽しませます。
「ギア-GEAR-」は言葉を使わない上、人気の観光地・京都で上演していることから、訪日外国人からも高評価を得ています。旅行情報サイトTripAdvisorの「ギア-GEAR-」のページには英語のコメントが日本語のコメントの2倍以上寄せられており、「美しいパフォーマンス」「おもしろかった!」「すばらしいショー」などというコメントが多くみられました。