民泊はどうやってWEB・メディアをインバウンドに活用すべきなのか?
インバウンド市場が盛り上がる中で、民泊がWEB・メディアによってインバウンドで成功する事例が増加しています。このページでは、民泊のWEB・メディアのインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。
- 民泊×WEB・メディア事例その①:民泊サイト「HomeAway」とは
- まず1つ目は、HomeAwayを活用した民泊の事例です。民泊予約サイトはAirbnb以外にも世界各国で数多くあります。HomeAwayの特性や事例をご紹介。
- 民泊×WEB・メディア事例その②:中国向けの対策として活用できる蚂蜂窝Mafengwo(マーファンウォー)
- 2つ目は「蚂蜂窝Mafengwo(読み方:マーファンウォー、以下蚂蜂窝)」を活用した民泊の事例です。中国最大級の旅行口コミサイトであり、トリップアドバイザーのようなイメージです。こちらから民泊の集客にも活用できます。
- 民泊×WEB・メディア事例その③:台湾を中心に活用されているアジアヨー・ドットコム
- 3つ目は台湾の民泊サイトAsiaYo.com(アジアヨー・ドットコム)の事例についてです。
近年プロモーションの方法としてWEB・メディアがポピュラーになってきています。WEB・メディアによるインバウンド対策やインバウンド集客のメリットとしては、多くの情報を伝えながらも、顧客のイメージに残りやすいということがあります。伝えたい情報を写真や画像などよりも一度に多く発信できるためその分それぞれの民泊の色がはっきりと出やすく、工夫を凝らしたWEB・メディアが求められています。
ここでは、民泊という業界・業種におけるWEB・メディアの各社の事例を元にして、効果的なWEB・メディアを活用したインバウンド対策やインバウンド集客のケーススタディーをしてみます。それでは見ていきましょう。
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「多言語サイト制作」の資料を無料でダウンロードする「サイト多言語化ツール」の資料を無料でダウンロードする「サイト改善・コンサルティング」の資料を無料でダウンロードする民泊サイト「HomeAway」とは
平成30年6月15日に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行され、個人経営のグレーゾーン民泊物件が大量に姿を消しました。さらに、大手デベロッパー・不動産サービス業が大手旅行サイトと提携して次々に民泊事業への参入を表明しています。日本の民泊市場のメインプレーヤーは個人から大企業へと様変わりをしそうです。
そんな激動の民泊業界ですが、一体どのようなインバウンド対策を行えばいいのでしょうか?WEBを活用したインバウンド対策ということで、HomeAwayという民泊サイトを活用した事例についてお伝えします。
HomeAwayとは
HomeAwayは2005年から創業しているバケーション・レンタルサービスです。HomeAwayを利用するゲストは35〜54歳の中年層が中心で、グループ旅行や家族旅行で利用される傾向が見られます。
予約1件あたりの宿泊客の人数データでは3人以上のグループ旅行の割合が全体の4割のAirbnbに対して、ホームアウェイでは7割を超えます。宿泊日数が長く、グループ旅行や家族旅行が主流なのがHomeAwayです。
グループ旅行や家族旅行を集めるならHomeAway
HomeAwayに掲載している民泊物件は、1棟貸しの物件が多く、さらに利用者もグループ旅行や家族旅行で活用される方々が中心です。さらに、HomeAwayは英語や中国語など14言語以上の言語に対応をしており、各国からくる訪日外国人の集客に使えるでしょう。
中国向けの対策として活用できる蚂蜂窝Mafengwo(マーファンウォー)
大手デベロッパー・不動産サービス業が大手旅行サイトと提携して次々に民泊事業への参入を表明しています。今後様々な企業が民泊に参入してくることが予想されます。民泊新法で激動を2018年に迎えていますが、民泊業界ではどのようなインバウンド対策を行えばいいのでしょうか?WEBを活用した民泊の事例をお伝えします。
インバウンド対策において重要なことの1つに、ターゲット国を決めて実施するという方法があります。国ごとにより、情報収集の仕方や、趣味嗜好などが大きく変わります。だからこそ、国ごとの対策が必要になることが多いです。
「蚂蜂窝Mafengwo(読み方:マーファンウォー、以下蚂蜂窝)」という中国最大の旅行系クチコミ情報サイトが存在します。蚂蜂窝のイメージとしては、中国版のトリップアドバイザーのようなものです。
その登録ユーザー数が1億人、月間アクティブユーザー数が8千万人、口コミ数2,100万を超えています。その他、総ダウンロード数2.8億超の旅行アプリや、総ダウンロード数3.82億超の旅行ガイドブックの提供や、航空券やホテルの予約サービスなどを展開しています。
中国最大級の旅行系クチコミ情報サイトであり、中国人を集客するには欠かせないサービスになるでしょう。蚂蜂窝にはホテルや民泊物件の情報を載せる機能があり、その機能をうまく活用すると訪日中国人を集客できます。
中国でかなりの影響力を発揮する蚂蜂窝。こういった、国ごとで活用されているサービスを活用し、民泊物件に対して集客をしていきましょう。
台湾を中心に活用されているアジアヨー・ドットコム
インバウンド対策をする上で重要になってくることは、ターゲットを決めることです。なぜならば、ターゲットにする外国人によって、行動や情報収集の仕方、趣味嗜好、いつ頃に休暇があり、日本に訪れるのかなど、このような情報が変わってくるからです。
要するにターゲットが変われば、アプローチの仕方、プロモーションの仕方が変わってくるので、ターゲットをしっかりと定めることが、インバウンド対策の一歩目だと言えるでしょう。
その次にターゲットを定めたら、そのターゲット国の方々はどのような形で情報収集するのかを把握し、適切なプロモーションを打つことが必要です。
それは民泊におけるインバウンド対策でも同じことが言えます。Airbnbだけではなく、HomeAwayなど数々の民泊サイトがあり、国ごとによって若干使い上がってや属性が異なります。
2013年6月に台湾でスタートしたサービスです。台湾を中心に民宿、短期レンタル、ルームシェアなどホテル以外の宿泊施設を対象としたオンラインブッキングサービスを提供しており、2016年時点で8,000部屋以上のリスティングが掲載されています。
今後は主要展開国をアジアで考えていることからアジア圏の中国語・韓国語・英語・日本語対応に力を入れていく予定。これまで台湾のスポーツイベント会社、スポーツ協会とアライアンスを組んでいます。ホスト手数料は12.0%、ゲスト手数料なしとのこと。
台湾を中心とした、訪日外国人の集客に活用できるサイトです。このように、ターゲット国に合わせて、民泊サイトを使い分けることが重要になってきます。